MOORISH ARCHITECTURE IN ANDALUSIA : Marianne Barrucand and Achim Bed-norz, 1992, Benedikt Taschen, Koln, Paper 30cm-240pp. 3,000yen.
･ アンダルシア地方のイスラーム遺産を オールカラーの豊富な写真とともに詳しく解説する。 図面がもっと多ければ言うことがない。

SPANISH GARDENS, Their History, Types and Features : C.M. Villiers-Stuart, 1929, Charles Scribner’s Sons, London, 25cm-170pp. antique 6,800yen.
･ 著者が G-75のムガル庭園に次いで取り組んだスペインの庭園の探求。 イスラーム庭園を主とするが 他の庭園も扱う。 今回はモノクロ写真を多くいれるが 著者のカラー水彩画も数点載せている。

GARDENS, LANDSCAPE, & VISION, In the Palaces of Islamic Spain * : D. Fairchild Ruggles, 2000, Paperback ed. 2003, The Pennsylvania State University Press, Pennsylvania, 28cm-290pp. 3,700yen.
･ スペインのイスラーム庭園の研究。 多くのモノクロ写真と図面を挿入する。

THE MOSQUE OF CORDOBA [Form and Colour 43.] : Fernando Checa Goitia, 1971, Albaicin/Sadea, Granada, paperback 35cm-40pp. antique 3,000yen.
･ やや古い印刷だが、コルドバのモスクの 大型カラー写真集。

GRANADA Y LA ALHAMBRA, Monumentos Arabes y Moriscos de Cordoba, Sevilla y Granada : Girault de Prangey, 1982, Luis Dominguez, Madrid, 25cm-128pp. 4,300yen.
･ 1837年にパリで出版された、グラナダ、コルドバ、セビーリャの建築のリトグラフ集の縮小復刻版。原画制作は1832-34年。絵画的なものと図面的なものが共存している。

ALHAMBRA : Michael Jacobs, 2000, Rizzoli, New York, 30cm-190pp. 4,100yen.
･ FRANCISCO FERNANDEZ の撮影による アルハンブラ宮殿の美麗なカラー写真集に解説をつける。

THE ALHAMBRA * : Oleg Grabar, 1978, Harvard Universit;y Press, Cambridge, 24cm-230pp. antique 3,400yen.
･ オレッグ･グラバールがアルハンブラ宮殿を イスラーム建築史の中に位置づける。 図版はすべてモノクロ。

THE ALHAMBRA * : Antonio Fernandez-Puertas, Vol. 1 From the Ninth Century to Yusuf I (1354), 1997, Saqi Books, London, 34cm-500pp. 8,000yen.
･ アルハンブラ宮殿の大型研究書で、特に水利設備と装飾法の分析が詳しい。 オウエン･ジョーンズの彩色図面を カラー 20ページに再録する。 第 2巻は未刊。

CONTES DE L’ALHAMBRA : Washington Irving, 1984, Miguel Sanchez, Granada, paperback 18.5cm-320pp.
･ アーヴィングの「アルハンブラ物語」の仏訳。 宮殿の売店で各国語訳を販売している。 小型本ながら、かつて描かれたアルハンブラの絵画が多数カラーで収録されている。 邦訳は 平沼孝之訳「アルハンブラ物語」1997, 岩波文庫, 上下 2冊 15cm-370+420pp. 620+720円.

イベリア半島の村と街［世界の村と街8, 9.］: 二川幸夫写真, マリア･ルイサ･ボラス文, 1973,A.D.A. Edita Tokyo, 2巻 each 30cm-140pp. 3,200yen.
･ スペインとポルトガルの 8つの伝統的な村と町を選んで大型写真で紹介し、図面を添える。

イスラーム治下のヨーロッパ（衝突と共存の歴史）: シャルル=エマニュエル･デュフルク, 芝修身・紘子訳, 1997, 藤原書店, 19cm-350pp. 3,300yen.
･ スペインへのイスラームの侵入以後、ムスリム、クリスチャン、ユダヤ人がどのように共存してきたかを描く史書。

物語 スペインの歴史（海洋帝国の黄金時代）:岩根圀和, 2009, 中央公論社･中公新書, 17cm-300pp. 820yen.
･ 第1章で スペイン･イスラームの誕生、第2章で 国土回復運動。

イスラーム･スペイン史 : W.M.ワット, 黒田寿郎・柏木英彦訳, 1976, 岩波書店, 19cm-250pp. 1,400yen.
･ スペインにおけるイスラームの歴史を描いた古典的著作。

SPAIN [A Phaidon Cultural Guide] : Franz N. Mechling (ed.), 1985, Phaidon, London, 19.5cm-760pp.
･ ドイツで出版された文化史跡案内シリーズの英語版。 スペイン各地の史跡を地名のアルファベット順に配列し、豊富なカラー写真を添える。

スペイン［ミシュラン･グリーンガイド］: 1995, 実業の日本社, 26cm-370pp. 3,000yen.
･ ミシュラン･グリーンガイド･シリーズの日本語版 。

スペイン '10～'11 ［地球の歩き方 A-20］ : ダイヤモンド･ビッグ社, 21cm-470pp. 1700yen.
･ ロンプラとちがって カラー写真満載のガイドブック。

PORTUGAL, In the Lands of the Enchanted Moorish Maiden [Islamic Art in the Mediterranean] : Claudio Torres et al., 2001, Electa & Museum With No Frontiers, Vienna, paperback 21.5cm-200pp. 2,200yen.
･ イスラーム文化の影響を残す ポルトガルの遺産の案内書。 図版は小さいがオールカラー。 ”International Museum with no Frontiers Exhibition Cycles” の1冊。

LES TROIS MEDINAS Tunis Alger Fes : Alexandre Orloff & Salah Stetie, 2011, Imprimerie Nationale Editions, Paris, 31cm-300pp. 9,000yen.
･ チュニジアのチュニス、アルジェリアのアルジェ、モロッコのフェスと、マグリブの代表的な三つの都市のメディナ（旧市街）を大型カラー写真と解説で紹介するが、建築書ではない。

NORTH AFRICA [Islamic Architecture] : Antony Hutt, 1977, Scorpion Publications, London, 20x21cm-190pp. antique 1,800yen.
･ イスラーム建築の写真集シリーズの 1冊で、マグリブ地方を扱う。 ほとんどはモノクロ写真で、図面はなし。

L’ARCHITECFTURE DE TERRE AU MAROC : Selma Zerhouni & Hubert Guillaud, 2001, ACR Edition, Paris, 28.5cm-310pp. 8,000yen.
･ モロッコにおける土の建築を、ベルベル人の集落からイスラーム建築、現代建築にいたるまでを Michel Lebrun の美麗なカラー写真とともに紹介する 豪華美術書。

ANDALUSIAN MOROCCO, A Discovery in Living Art [Islamic Art in the Mediterranean] : Mohamed Mezzine et al., 2002, Electa & Museum with no Frontiers, Vienna, paperback 21.5cm-264pp. 2,200yen.
･ モロッコ各都市における イスラーム建築と美術の優れた案内書。 図版は小さいがオールカラー。 "INTERNATIONAL MUSEUM WITH NO FRONTIERS EXHIBITION CYCLES" の１冊で、モロッコの観光省が出版に協力している。

LE MAROC ET L’ARTISANAT TRADITONNEL ISLAMIQUE DANS L’ARCHITECTURE : Andre Paccard, Editions Atelier 74, Paris, 2vols, 31cm-520+580pp. 1set 32,000yen. (sample page)
･ モロッコの建築工芸を調査した 貴重かつ大部の書で、仏アカデミー･フランセーズの金メダルを受賞した出版。 イスラームの建築装飾を 詳細かつ立体的に紹介した空前絶後の書。 技法や材料ごとに現代まで続く生きた建築装飾を、カラー写真を駆使して各工芸家の製作プロセスを追いながら示す。 イスラーム美術愛好者の必備の本。 本文仏文だが、英訳版も出版された。

MOROCCO, Courtyards and Gardens : Achva Benzinberg Stein, 2007, Monacelli Press, New York, 29cm-220pp. 4,200yen.
･ モロッコの自然、文化、庭園の 3章を通じて 各地の庭園と中庭を美麗なカラー写真で紹介するが、図面はない。

フェスの保全と近代化（モロッコの歴史都市）: 松原康介, 2008, 学芸出版社, Soft cover 22cm-270pp. 2,800yen.
･ フェスの旧市街（メディナ）の保存と、フランス保護領時代以来の都市計画の歴史を、豊富な資料を駆使して詳述した労作。

MARRAKECH, Demeures et Jardins Secrets : Narjess Ghachem Benkirane et Philippe Saharoff, 1990, ACR Edition, Paris, 28 x 26cm-340pp. import 19,600yen.
･ モロッコのマラケシュにおける 伝統的な住宅と庭園を紹介するオールカラーの豪華本。 本文仏文。

ARCHITECTURE AND POWER IN AFRICA : Nnamdi Elleh, 2002, Praeger, London, 24cm-200pp. 7,200yen.
･ 近年アフリカに建てられた 2大宗教建築（モロッコのカサブランカにおける「ハッサン2世モスク」と、コートジボワールのヤムスクロにおける「世界の平和バシリカ」）をとりあげて、政治権力と建築の関係を論じる。 わずかなモノクロの挿図。

モロッコの村と街 ［世界の村と街10.］: 二川幸夫写真, 鈴木恂文, 1975,A.D.A. Edita Tokyo, 30cm-140pp. 3,200yen.
･ モロッコの 5つのカスバとメディナを選んで 大型写真で紹介し、図面を添える。

紀行・モロッコ史 : 那谷敏郎, 1984, 新潮社, 新潮選書 19cm-290pp. 1,200yen.
･ モロッコの歴史を語りながら旅する紀行文。

MAROC, Guide de Tourisme : Michelin, 1978, Manufacture Francaise des Pneumatique Michelin, 26cm-165pp. 2,650yen.
･ ミシュランのグリーン･ガイド･シリーズのモロッコ編。 各都市の正確な地図と 文化遺産に集中した記述が貴重。 本文仏文。

MOROCCO : Anthony Ham & Alison Bing, 2007, Lonely Planet, Australia, paper 19.5cm-530pp. 2,500yen.
･ ロンプラ･旅行ガイド･シリーズのモロッコ編。 最も詳しいガイドブック。

モロッコ '08～'09 ［地球の歩き方 E-07］ : 2007, ダイヤモンド･ビッグ社, 21cm-290pp. 1,780yen.
･ 建築の記述はもう一歩。 ティンマルのモスクなど 載せてほしい。

TLEMCEN [Les Villes d’Art Célèbres] : Georges Marçais, 1950, Librairie Renouard, Paris, 26cm-104pp. antique 3,600yen.
･ アルジェリアの古都 トレムセンの都市と建築遺産を ていねいに概説する。 モノクロ写真 48ページと若干の挿図をいれる。

LE M’ZAB, UNE LEÇON D’ARCHITECTURE [La Bibliothéque Arabe Collections] : André Ravéreau, 1981, Sindbad, Paris, 22.5 x 20cm-280pp. Paperback ed. 4,000yen.
･ アルジェリアのムザッブ地方における 土の建築の探求と分析。 カラーを含む豊富な写真と 仏人建築家の著者によるスケッチ。 本文仏文。

LA CASBAH D’ALGER ET LE SITE CRÉA LA VILLE [La Bibliothéque Arabe Collections] : André Ravéreau, 1989, Sindbad, Paris, 23 x 20.5cm-230pp. 5,000yen.
･ アルジェリアの首都アルジェのカスバ（旧市街）の建築的探求と分析。 著者のアンドレ･ラヴェロは アフリカで設計と研究、保存を続けた仏人建築家。 本文仏文。 前掲書の姉妹編。

アルジェリア近現代史 : シャルル＝ロベール･アージュロン, 私市正年・中島節子訳, 2002, 白水社・文庫クセジュ, 17.5cm-190pp. 950yen.
･ アルジェリアが 19世紀半ばからフランスの植民地となり 1962年に独立しするまでの、フランス人学者による歴史。 原著は独立 2年後に刊行された。

ALGERIA : Anthony Ham, Nana Luckham & Anthony Sattin, 2007, Lonely Planet, Aus-tralia, paper 19.5cm-250pp. 2,500yen.
･ ロンプラ・旅行ガイド･シリーズのアルジェリア編。最も詳しいガイドブックだが、ベニ・ハンマードが載っていない。

サハラ･アルジェリア［地球の歩き方 フロンティア］: 1990, ダイヤモンド･ビッグ社, 21 x 18cm-120pp. 1,400yen.
･ やや古いが、アルジェリアのカラー版･旅行ガイドブック。

TUNISIA, IFRIQIYA, Thirteen Centuries of Art and Architecture in Tunisia [Islamic Art in the Mediterranean] : Jamila Binous et al., 2002, Electa & Museum with no Frontiers, Vienna, paperback 21.5cm-310pp. 2,400yen.
･ チュニジア各都市における イスラーム建築と美術の優れた案内書。 図版は小さいがオールカラー。 "INTERNATIONAL MUSEUM WITH NO FRONTIERS EXHIBITION CYCLES" の１冊で、チュニジアの文化省が出版に協力している。

HISTOIRE DE L’ARCHITECTURE EN TUNISIE DE L’ANTIQUITÉ A NOS JOURS : Leïla Ammar, 2005, paperback 30cm-260pp. 3,150yen.
･ チュニスで生まれ育ち 国立建築学校で教鞭をとる女流建築家が書いた チュニジア建築史。 豊富な図版を挿入して 古代から現代まで記述。 本文仏文。

LA MEDINA DE TUNIS, Une Promenade dans la Vill Arabe : M. Ben Miled et V. Bettaieb (texte), Bruno Fourune (illustre), 1989, Alif, Editions de la Mediterranee, Tunis, 24.5 x 24.5cm-20pp. 1,900yen.
･ チュニジアのチュニスにおける メディナ（旧市街）の町並み、建物、人々を 立体的な絵本にして描く。

TUNISIA : Abigail Hole & Michael Grosberg, 2007, Lonely Planet, Australia, paper 19.5cm-530pp. 2,200yen.
･ ロンプラ･旅行ガイド･シリーズのチュニジア編。 最も詳しいガイドブック。

チュニジア '06～'07［地球の歩き方 E-08］: 2006, ダイヤモンド・ビッグ社, 21cm-300pp. 1,880yen.
･ ロンプラとちがってカラー写真満載のガイドブック。

SICULO-NORMAN ART, Islamic Culture in Medieval Sicily [Islamic Art in the Mediter-ranean] : Salvatore Messina et al., 2004, Electa & Museum With No Frontiers, Vienna, paperback 21.5cm-330pp. 3,100yen.
･ イタリアのシチリア島における イスラーム文化遺産の詳細な案内書。 図版は小さいがオールカラー。"Museum with no Frontiers International Exhibition Cycles" の 1冊。