マクリの丘の ジャーム・ニザームッディーン廟、内部
墓室の内部はアーチを基本としていて、ずっとペルシアのイスラーム建築風であるが、
よく見ると表面のアーチは石を放射状にではなく、水平に積んだ持ち出し構造(corbeling)である。
そうした構造的な弱さの故であろう、ドーム屋根は崩壊してしまった。
正面のミフラーブは複雑で立体的な作りになっていて、その装飾はインドのグジャラート、
とりわけアフマダーバードのモスクでのように、実に繊細で美しい。