日本の健康保険制度についての私の改革案 2000.2.15.荒木常男記
1.消費税(5%)の医療機関への不当な押し付け(医療機関税)の解消を!
 
保険者が消費税を支払うか、資材、医薬品、家賃を非課税に。
2.煩雑な窓口負担金徴収業務の保険者への返上を!
 
保険者が一部負担金を徴収するように法の改正を!
3.保険者は診療報酬につき、月末から支払い日までの金利を支払うべし。
4.有害無益な『指導大綱、監査要綱』の廃止を!(平成7年12月22目通
 知)
卑劣な医者いじめ反対。
5.昭和60年課長通知のとおりに、保険者再審は6ヵ月以内を遵守せよ!
6.営利目的の『削り屋』のレセプト点検の禁止を!
 
削り屋は非営利の医療機関から難癖を付けて収奪を行う営利企業なり。
7.審査委員会は、診療内容に関わる減点には、理由を記載せよ!
8.政管健保の保険証にも有効期限の記載を!
 
切り替え時期に患者から保険証を取り上げるな!
9.保険証の切り替えは、退職、転居日ではなく、当月末に統一せよ!
 
月途中資格切れの尻拭いを医療機関に押し付けるな。
10.自治体は生活保護の医療扶助にも保険証を発行よ。
 
医療機関の手間ひまも大変だ。
11.支払基金は経済減点をやめよ。支払基金法に定められた業務を逸脱するな。
12.医科と歯科、病院と診療所とのあいだの初診、再診、特定疾患療養指導
 料などの差別化をやめよ。
13.薬価は銘柄別をやめて、成分別に決めよ。(医療費削減になる)
14.薬価の点数算定方式を10円=1点にせよ。(今は15円=1点)
15.最低薬価を1単位10円に定めよ。
 
(安く成りすぎると医薬品会社が安い薬を作らなくなる)
16.患者への薬代の2重負担をやめよ。(2003年4月1日より廃止となる)
17.救急医療を政府・国の責任で改善せよ。
  
立派な国公立病院には必ず救急部の併設を義務づけよ。
  救急車に医師の配置を行うべし。

以上。
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