FLYタイイング(フライ作成講座)
第2回

クイルボディ・パラシュート


  
古くからあるスタンダードなパターン・・ハックルは薄く密に巻くのがPOINT
安定した着水姿勢と見やすさで使いやすいフライ・・フックサイズは#14〜
22など・・#20番前後が使いやすい

完成図
色はハックル・テイルがブラウン・・・
ボディはストリップドピーコック・・ソラックスはチョコレート
ブラウン細身になるように仕上げる


ではさっそく作成してみよう!!

*ちなみに結構我流で作ってます(笑)(正しいFLYの作り方ではありませんのであしからず)

針にスレッド(糸)を下巻きする・・シャンク(針の平らな部分
を往復2〜3回巻く・・この作業は他のマテリアル(素材)を針に載せるための基本的な作業・・しっかり巻こう・・
スレッドはスーパーファインというミッジ用の糸で極細・・
色は黒を使用
下巻きしたフックにテイルとなるブラウンコックハックルの
ファイバーを取り付ける・・長さはシャンクと同じくらい・・
ファイバーはハックル根元付近の長いものを使用し・あまり多く取り付けないこと
インジケーターとなるエアロ・ドライウイングを取り付ける・・
位置としては針の胸の部分くらいに・・取り付けたらスレッドでエアロドライウイングの根元をグルグル巻きにして針に対して垂直に立てるようにする(素材はポリ・ヤーンでも可)

先ほど作ったピーコックを針の尻尾のほうに散り付ける
(先にピーコックを取り付けてからエアロ・ドライウイングを取りつけても可・・この辺は適当に)
ボディ材のピーコックを巻いていく・・隙間なく丁寧に・・慎重に
巻かないと・・切れるんで注意・・
ボディ材(フライライトのチョコレートブラウン)をスレッドによりつけてソラックスを巻いてゆく(胸の部分)
あくまで細身になるように・・
ハックルをウイングポストに巻き付ける・・ハックルの上で2回下で2回ほどスレッドで巻いて固定・・アイのとこでヘッド
を作りながらフィニッシュ!
アイをヘッドセメントで固定・・余分なエアロ・ドライウイングや糸をカットして完成・・ハックルのファイバーがこの位に
なるような大きさのハックルを選んで巻くこと・・
マテリアルは・・ハックル ブラウン
          ボディ ピーコックハール
         ソラックス フライライト チョコレートブラウン
    スレッド スーパーファイン 黒
    ウイング エアロドライウイング イエロー
    フック #20番前後

FLYタイイング(フライ作成講座)
第3回

フェザントテイル・ニンフ(ソフトハックル)[スキューズモデル]

私的に最強のウエットフライ・・これとオレンジ&パートリッジだけもってればウエットでは他はいらないと断言できる・・
それほど信頼し・実績のあるフライ・・カラーはハックルがオリーブでボディがイエローに染めたものは特に効果大・・様々なカゲロウのイマージャーとして・・アトラクターパターンとして・・フロータントを付けて水面で・・水面直下で・・水中で・・ダウンクロスに投げてリトリーブして・・と広範囲に使える・・欠点としてはボディのフェザント・テイルが切れやすいので・・壊れやすいので常に多数用意しておきたいパターン

完成図 (写真はハックルがイエローダイドのバリエーション)・・ハックルを薄めに・・巻くのがPOINT・・ボディのファザントが妖しく魚を誘う・・古典にして最強のパターン

マテリアル 
 フック#16番(#18〜#12までは可能)
  糸(ウルトラファインスレッド 8/0の糸でも可)黒
  ボディ材 コックフェザント・テイル(ダイド・イエロー)
  テイル ックフェザント・テイル(ダイド・イエロー)
  ハックル パートリッジフェザー(ダイド・オリーブ)
  リブ コパーワイヤー(ファイン)
     [壊れたドライヤーのモーターを分解して使用
     


フックにスレッドで下巻きした後・・フェザント・テイルのファイバー(繊維)を3本取り付ける・・フックからはみ出した部分はそのままテイルとするので・・長さを考えて・・テイルの長さはシャンク(針のまっすぐな部分)と同じ程度にする リブ用のコパーワイヤを取りつけ・・さっき取り付けたフェザントをアイ側までスレッドで巻き込む(巻きこんだ分だけボディを太くするため フェザントをテイル側まで折り返してスレッドで巻きとめていく テイル側までスレッドを留めながら戻したらフェザントテイルをボディに巻いていく・・下地が見えないようにしっかりと止める止めたらあまりのフェザントをカットそのごコパーワイヤーでリビング・あまりをカット
ハックルとなるパートリッジフェザーの下こしらえ・・根元のウェッブ(ふわふわの毛)をとりの除き・・ファイバーの片側をむしりとる(写真のようにする) パートリッジの裏(艶のないほう)を下にしてアイから少し下に取りつけ(フェザーのティップ[先端]をアイ側にする) ハックルプライヤーでフェザーの軸を挟んで数回ハックルを巻く(2〜3回転程度)巻いたらスレッドで固定・あまをカットとフェザーのティップをカット スレッドでヘッドをつくり・・フィニッシャーでフィニシュ
そのごヘッドセメントでヘッドを固定で完成