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 ・男性「性」と女性「性」

 ・性の不一致

●男性「性」と女性「性」
「男であるものは女であった」、「女であるものは男であった」。
人は性を変えて、この世に何度も生まれる。あるときは男として生まれ、あるときは女として生まれ、数多くの人生(転生)の中で、男と女の両方を体験してきた。誰もがそうなのだ。例外はない。前世を紐解けば、そのことが分かる。

そして、人はこの世に生れるとき、「男として生れるか、女として生れるか」その選択をする。もっと言えば、今世、自分にとって「どちらが、より多くを学ぶことができるか」という選択である。それは、男性的な部分(男性「性」)と、女性的な部分(女性「性」)のバランスのとれた人間として成長していくためにである。

「男であるものは女であった」、「女であるものは男であった」。
どんな人も、自分の中に男性「性」と女性「性」の両方を持ち、男と女の両方を生きてきたのだ。何度も何度も。

それゆえ、「男性の方が優れている、あるいは女性の方が優れている」という考えは、意味のないことで、相手の性を非難することは、自分の一部を非難していることになる。だから、決して女性蔑視であったり、差別的であってはならない。そうした人は、次の生では、間違いなく女性として生まれることを選ぶ。そして、かつて男性であったとき、女性に対して示していた差別的な態度に、今度は自分が直面することになる。自分が差別される側に身を置いて学ぶのである。

かつて女性の身体の中でより多くの人生(過去世)を過ごしたため、女性の身体モードの方がより快適に感じる男性もいる。彼らは男性でありながら、同時に、女性のような細やかな感情と、優しい心を持った人たちです。

逆に、女性としての細やかな感情を持ち、同時に、男性のように力強く、ダイナミックに行動できることを、身をもって示すために生まれてきた女性がいる。男であれ、女であれ、これがバランスのとれた理想的な姿なのかもしれない。

過去世の多くを「女性」として過ごした人が、今世は「男性」として生れた場合、女性としての特質が強く残る場合がある。体は男性であっても、女性の気持ちがよく理解でき、男性よりも、女性と一緒にいる方が心が休まる。また、心の奥底に「女性意識」が色濃く残っていれば、”女性になりたい”という強い思いがあっても不思議ではない。(性の不一致、性同一性障害は、時としてこのようにも捉えることができる)。

また、体は男性であっても、心の奥底に残る「女性意識」は、男性に惹かれるということがある。同じように、女性が同姓の女性に心が惹かれることもある。

さらに言えば、前世で親しい友達であったり、恋人であった場合、多くの時間を一緒に過したのであれば、懐かしい気持ちが湧いてきて、その人に心が惹かれることがある。同性への思いは、時としてこのようなこともある。

どんな人も、自分の中に男性「性」と、女性「性」の両方を持ち、男と女の両方を生きてきたのだ。例外はない。相手の性を非難することは、自分の一部を非難していることになる。前世を紐解いてみれば、それが分かる。

・「力と強さ」を象徴とする男性エネルギー。
・「愛、優しさ、調和」を象徴とする女性エネルギー。

今という時代は、自分の中にある男性「性」と女性「性」、この二つのエネルギーが調和した豊かな人間へと成長していく時代なのです。

また、自分の中には、すべての人種や民族に属した経験もある。あらゆる国々に、さまざまな文明・文化の中に生き、さまざまな国籍、肌の色、顔かたち、人生を体験している。前世を紐解けば、それが分かる。そうすれば、他の民族や国家を見下したり、敵視したり、肌の色で差別することはなくなるだろう。

さらには、自分自身が、あらゆる社会的地位や身分も経験している。役人、商人、農民、教師、医者、指導者になり、落伍者、敗北者、乞食にもなった。そのすべてになった経験がある。それが真実である。そうであれば、人が他の人よりも優れているとか、特定の地位にある人が偉いとか、優れていると見なす必要もなくなる。

イスラム教対キリスト教、イスラエル対アラブ諸国・・・終わりのない民族の対立、宗教の対立。ある国、民族を差別し、忌み嫌えば、「次の生」は間違いなく、その人を確実にその国に運ぶ。自分が嫌った”その国”に生まれ、今度は自分が差別され、嫌われる側に身を置いて、その痛み・苦しみを経験することになる。お互いがそうやって学び、その体験を「自分の魂」の内に刻み、次の人生に持ち越していく。それが私たち人間である。



お互いが”自分が差別したもの”になって学ぶ、それが「学びの機会」なのだ。それによって、相手の苦しみ、悲しみを身をもって理解できれば、この世から無益な争い、戦争もなくなるだろう。

『前世療法』@A−米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘−
ブライアン・L・ワイス著、山川紘矢・山川亜希子訳。PHP研

輪廻転生について書かれた画期的な本で、これで「ヒプノセラピー」(前世療法)が広く世に知られるようになりました。人はこの世に何度も何度も生まれてきます。生まれる環境さえも自分で選んで、そして、何かを学んで帰っていきます。


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