愛の法則、宇宙の法則

 生命の神秘、体は思いに反応する!

 細胞は意識する!



愛の法則に戻る

生命の神秘、細胞は意識する

私たちの「体」は、時として「宇宙」にたとえられます(人体の宇宙)。
星々の宇宙も神秘的ですが、私たちの体もそれ以上に神秘的です。 星のきらめく宇宙に勝るとも劣らないほど、謎に満ちている。 。

私たち人間は、「奇跡的な生命体」です。
体は60兆個の細胞からなり、その60兆の細胞の一つひとつに、 32億個の塩基(遺伝子情報)が書かれています。これだけでも驚異的、すごいことです。


この遺伝子がどれくらい小さいかと言うと、「幅1ミリの50万分の1」と言われます。想像ができないほどの極小の物質です。重さは、なんと「1グラムの2千億分の1」と言われます。地球の全人口、60億人の遺伝子を全部集めても、「米粒一個」の大きさにしかならないそうです。なんと…驚きです。

それ以上にすごいことは、生まれたときには、すでに遺伝子情報が“書かれている”ということです。いったい誰が書いたのでしょうか?もちろん人間ではありませんが、かといって自然にできあがったものでもありません。筑波大学名誉教授「村上和雄」先生は、これを「サムシング・グレート」(偉大なる何者か)と呼んでいます。

体の60兆個の全細胞には、全く同じ遺伝子情報が30億個も書かれている。 体のどの細胞の一片を取っても、まったく同じ情報です。しかし細胞分裂の過程では、手・頭・顔・内臓・足など、異なる部分を作っていくのである。

もし遺伝子の働きに狂いが生ずれば、右手と左手が逆になったり、耳の位置が違う場所に作られたり‥なども考えられますが、そのようなトラブルも起きません。30億の遺伝子は、肺・心臓・肝臓・腎臓など、体の特定の場所で、特定の遺伝子のみを働かせて、細胞を分裂させて体を作っているのである。


さらに驚くべきことは、 微生物を含め、すべての生物の遺伝子の基本構造は全部一緒なのである。カビも大腸菌も、人間も動物も植物も、すべて同じ基本原理、「A、T、C、G」の遺伝子の組み合わせでできているのである。遺伝子工学の世界では、基本原理が同じということは、起源を一つにしているということを意味します。

だとすれば、生きとし生けるものすべては、起源を一つとして、みな兄弟なのかもしれません。生命の「進化論」では、ヒトは微生物→魚類→両生類→爬虫類→無乳類→「人間」へと進化してきたわけですから、その意味では、みな兄弟かもしれませんが。

しかも、遺伝子の配列は、まるでプログラムでも組んだように、「A、T、C、G」という4文字からなる化学式で、みごとなほどまでに規則正しく配列されています。 このような緻密な「生命の設計図」がどのようにして、できたのでしょうか?分からないことだらけです。
「村上和雄」先生は、これを「サムシング・グレート」(偉大なる何者か)と呼んでびますが、人間を含め、すべての生物の生命は、「サムシング・グレート」からの贈物、こうでも説明しないと、説明ができないようです。(参考文献、村上和雄『生命の暗号』)

● 体は”思い”に反応する

科学の世界は、人が何かを考える時、体内に「化学物質」が生成されることを証明してきました。例えば、すっぱい「梅干やレモン」を思い浮かべると、口の中が酸っぱくなります。実際に梅干を食べてないのに、口の中が酸っぱくなってしまいます。どうして、このような事が起きるのでしょうか?

梅干という”言葉”は、「単なる言葉」です。
しかし、思ったり、考えただけで、言葉やイメージが ”実物”であるかのように機能して、体は自然に反応してしまうのである。 実際の食べ物より、脳から送られる「命令」(メッセージ)の方が重要な働きをする。これが「体の自然の営み」なのです。

「思考」のあるところには、必ず化学物質がある。
人が”静けさ”を感じているとき、体は「精神安定剤」と似た物質を作る。”不安”に感じているとき、「不安分子」を作り出す。”喜び”を感じているとき、抗癌剤としても働く「免疫調整剤」を作り出すのである。

「あたが好き、愛している」、これは驚くべき変化が起きます。
「愛している」という言葉を聞くと、心臓の鼓動が高まる。その言葉は脳に伝わり、「アドレナリン」を多量に分泌させる。さらに重要なのは、「誰かに愛されている」ことが分かると、心は喜びに溢れ、世の中が”バラ色”に見えてきます。

失恋や失業で落胆している人の体は、どの部位を取っても、悲しみが刻印されている。神経伝達物質は枯渇し、ホルモンの分泌が衰え、睡眠のサイクルが中断される。涙の成分まで、喜びの涙とは異なる。悲しみの涙、「失恋」のときもそうである。


しかし、その人が新しい職につけば、劇的に変化する。
その仕事が前よりも”やりがい”のある仕事であれば、神経伝達物質やホルモン、DNAにいたるまで、生化的状態が全てプラスの方向に変化し始める。このように、人間の感情と体は密接に結びついているのである。

愛、喜び、怒り、悲しみ、憎しみ…それが何であれ、
脳から「科学物質」
(ホルモン)を生成し、体に大きな影響を与える。


● 細胞は意識する

昨今、医学の研究者の間では、血液の「働き・メカニズム」を調べれば調べるほど、分からないことが多く、血液に「意識」があるのではないか、と考える研究者もいます。どうやら、そのように考えないと説明できないようなこともあるようです。

「O(オー)リングテスト」というのがある。親指と人差指で輪を作り(オーの字)、他の人がその輪に指を入れ、左右に引っ張り、指の力の度合いを測定する方法です。片方の手に「薬」を載せてテストをすると、体に害がある薬の場合は、指を引っ張ると オーリングが開いてしまいますが、逆に体に「有益な薬」であれば、オーリングはなかなか開 きません。

これで使用する薬の「薬物適合性診断」をする「お医者さん」もいます。 これは、物質から出ている電磁場を「手が感知」して、脳を通じて筋力が変化するため、と言わ れていますが‥。では手はどうやって薬の適合性を「感知」するのでしょうか?

いずれにしても、真に健康を考えるなら、このことを考える必要がある。人間の体は、単なる細胞の集まりではなく、そこには「意識」が宿っていると。例えば、植物の実験で有名な「バクスター氏」の実験結果では、赤血球や白血球、さらにはステーキ用の肉片でさえも、それ自体が”意識”をもっているように、ポリグラフに反応が現れることが分かってきました。

自分の体をいたわってあげましょう! 
自分の身体に、やさしい言葉をかけてあげましょう!

あなたの優しい言葉は、体の全細胞に伝わって エネルギーを高め、体は元気を取り戻していきます。体にどこか悪い所があれば、いたわってあげましょう。 「いつも、いつも、ありがとう」と、「今まで、どうもありがとう」と。胃腸でしたら胃腸を、肝臓でしたら肝臓を。 ハートでしたらハートを。

夜、寝るとき、自分の体に感謝しましょう。
毎日、毎日、体はもっともっとよくなると確認してあげましょう。そうすれば、そうなります。体の細胞は元気を取り戻していきます。あなたの体は見違えるほどよくなってきます。



●波動を高め、キレイに変身する

もし、私たちが健康を願うなら、どうやって自分の体に接したらいいでしょうか。まずは、このように考えることが必要です。人が思い考えること、その一つひとつの思考が、 自分の体に伝わる。記憶は脳だけではなく、体(細胞)も記憶するのである。このことは、しっかり覚えておく必要があります。

細胞の「遺伝子情報」には、両親から受け継がれた情報、両親の親から受け継いだ情報、さらには、その親からの情報など…幾世代に渡る情報も記憶されています。そして今あなたが考えてることも細胞に記録されることになる。それゆえ、人間の体は単なる細胞の集まりではなく、そこには「意識」が宿っていると考える必要がある。非常に大事なことです。

★あなたは自分が好きですか? 自分の形を気にいってますか?

例えば、もし、あなたが自分の顔、目や鼻の形を”嫌い”に思っていれば、体はどのように反応するでしょうか。脳は細胞の意識からメッセージを受け取ります。あなたの否定的な思 いを聞いて、脳はストレスから、顔のしわに、さらに深みを加えるような「ホルモン」を放出するで しょう。

逆に、もしあなたが、自分の目や顔形をとても愛していれば、あなたの脳は、あなたの思いに 合わせて力強く反応して、あなたの容姿によい影響を及ぼす「ホルモン」をいっぱい分泌するでしょう。その結果、あなたの細胞は若返り、イキイキしてくるでしょう。

ネガティブな思考は自分の体を傷つけてしまいます。時には病気をも作ってしまいます。 私達の「思考の一つひとつ」が、体に影響を与えるからである。 だから、決して自分を否定したりしないことです。今日から、鏡に向かっとき、毎日、自分に向かって話しかけましょう。「今の自分がとても大好き」、「自分を大好き、キレイだ」と伝えましょう。

もし、私たちが自分の体に意識を向けるなら、それだけで体は健康体に向います。必要なことは傷つける思考ではなく、「健康的な思考」です。傷つける思考というのは、否定的、 批判的な思いです。

非難、怒り、憎しみなどの感情は、マイナスエネルギーとなって、心の中に蓄積され、そのエネルギーが自分の体の弱い部分を傷つけ、体の働きを弱めてしまいます。それが病気となって現れたりします。

健康的な思考とは、プラスのエネルギー、気持ちを高揚させるポジティブな思いです。細胞の働きを高める思いです。そして、あなたが自分の体に感謝するとき、細胞は反応します。

まずは、体が一生懸命に働いてることに感謝しましょう。食べ物をエネルギーに変え、体の維持のために、一生懸命がんばっていることに感謝することです。あなたが自分の体に感謝するとき、体はあなたの思いを受けて波動を高め、体の働きを高めていきます