『胎動』


恋の輪郭を
愛の骨格で
なぞる

レントゲンに
写った
ハート型に

切り取る

埋葬された
理性が
目を閉じるころ

きみの暗室に
バックライトを当てて
写し出す

絡み合う蛇の
はざ間で揺れる
母性と痴性

どくどくと
胎動する
血に飢えた
本能が

飽き足らない
欲望を肯定

とけて流れるまで
すすりあう


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