『新しい枝』


いつも見ていたポプラの枝に
納屋のロープをひっそりと結んだ

すすに煙ったランプの灯り
ママは今夜も帰って来ない

窓際の傾いた写真立てに
よそ行きの服着た
まだ若かったころのパパとママが
並んで笑ってる

木々が呼んでる 優しい声で
暗くなったら 迎えにくるからと

木々が呼んでる 静かな声で
森の仲間に 入れてあげるからと

新しい枝にきっとなれるからと


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