最もポピュラーなデバイスでクラッチ等により差動を制限するタイプ。耐久性もあり、ラフに使っても壊れることは少ない。反面、クラッチが減ると性能は徐々落ちるため、オイル管理や定期的なメンテナンスが必要である。製品としては、純正品と社外品があり、純正品は国内向けには2ピニ(73の場合ね)。国外向けには4ピニが存在するようだ。社外品としては、数少ないが海外のUBSユーザーの間ではReider
Racingの製品が有名なようだ。
歯車でデフを制限する装置。動作すると完全ロックが可能で、ロック性能も良く構造もシンプルで価格も安いが、動作はピーキーで構造上壊れ易いという話も良く聞く。友人の四駆屋では一時期流行ってランクル系ユーザーがこぞって入れたが、現状、全て壊れたとのこと。ま、もっとも、ランクル系ユーザーには大径タイヤをブン回す人も多いので、原因は不明である。因みに、海外でもUBSに入れて壊れたというサイトを見たこともあるが、全然問題ない! という人もいる。
言わずもがな、エア漏れとコストを除けば理想的なデバイスかも知れない。
初めから差動機構を持たない製品もあるし、溶接で差動機構を殺してしまうパターンもある。性能は確実でコストは安価。当然、街乗りには向かない。
可逆性ウォームを利用したトルセンLSDやデトロイト・ロッカーなど、その他、色々な製品が存在するが、残念ながらUBS用の設定があるものは見つけられなかった。
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