Dd復活プロジェクト その7

前回でとりあえず走るようになったので、今回はボディー回りを修理する。一応、今回で最終回になる予定だ。
まず最初に、フロント・バンパの修正に着手する。将来的にはウインチ・バンパに交換されてしまうのだが、いちお〜ノーマル状態にする。

これが壊れたフロント・バンパ。ステー、リーフォースメントが曲がり、右コーナーが脱落している。

これが曲がったステー。

ハンマーで修正し、シャシ・ブラックを塗る。

曲がったリーフォースメントも地道にハンマーで矯正。

ついでに、ボディーの小さなキズは、サビチェンジャを塗った後に筆差しをする。

いちお〜、RVなのでサイドステップも付けてみた。

左コーナーはバック・ドアも干渉しているので、板金屋に任せキッチリ直すことにする。リヤバンパは再生が大変そうなので、手持ちにあったワッシーバンパを付けることにする。(RVとしては、あまりにも無骨なのでイマイチだと思うのだが・・・)

こちらがワッシーバンパ。

さて、エアバグも開いてしまったので対策を考える。元通りに戻すと、左右一式で14万円もするので、当然、買えるハズもない。オフではかえって邪魔だし・・・。

そこで、69のステアリングを付けるべく、ボスを購入した。UBS73エアバッグ対応用で近所のイエローハットで1万円近くした。 ・・・た、高〜い!
内容としては、ボス本体、ホーン延長ケーブル、エアバッグ・ダミーハーネス(警告灯が点灯しない)、MOMO系/ナルディ系ホーンボタンアダプタ、取り説など。これで、市販の殆どのステアリング(MOMO系/ナルディ系)に対応できる。

こちらが69のステアリング。いちお〜MOMOと書いてある。皮巻きだ。

説明書に従って、ボスとステアリングを取り付ける。

こちらが完成写真。ステアリングの奥行きもノーマルと変わらず、なかなかいい感じだ。コンソール側は、そのうち小物入れでも作ることにしよう。

さて、これで主な作業は完了したので、テスター屋へ行きサイドスリップと光軸を調整する。テスターにかけたところ、光軸は当然調整が必要であるが、サイドスリップは規定内に収まっていた。当研究所のイカサマ調整もまんざらでもない! 光軸調整はいつものテスター屋(向こうは覚えちゃいないが・・・。馴染みのフリをするのがミソ)で1,000円だった。
最終チェックとして、2〜3日走り込んで下回りの増し締めをして割ピンを打つ。
ん・・・? 走り込んで行くうち、若干、右に流れることに気が付いた。念のため、キャスタ、キャンバを調整してみるが、あまり改善しない。(キャスタをいじると、直進性よりも左右の切り返しの速度が変わってしまうので注意が必要)
車高をチェックしたところ、若干、右側が下がっているようだ。トーションバーで車高を調整し、流れるのは収まった。UBSの場合右側の方が重いので、路面うねり等の影響は右の方が受け易いのだろうか?
因みに、UBSの場合キャスタ、キャンバの調整はシム(矢印)で行う。

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シムの位置 |
キャスター角 |
キャンバー角 |
前側 |
後側 |
増やす |
減らす |
減少 |
減少 |
減らす |
増やす |
増加 |
増加 |
変更無し |
減らす |
減少 |
変化無し |
変更無し |
増やす |
増加 |
変化無し |
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復活〜!!

左のリヤもきれ〜に治った。

因みに、今回お世話になった板金屋はここ。カスタムもやっているのでちょっと変わった板金など、色々と相談乗ってもらえる。コンタクトを取る場合はこちらにご一報を。
名前:オートファクトリー中山
場所:東京都足立区
TEL:03-5242-7863

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