ステアリング・コイル修理



 Ddビッグホーンも復活し、やっとシビック(代車)での通勤生活から解放された。季節も春らしくなって来たし、Ddの調子もまずまず。(^^)
 いつものように家を出て、改造計画をあれこれ考えながら駅前の大通りに出る。横断歩道(信号機なし)の向こう側に小学生らしき子供が立っていたので、対向車が来ないことを確認し、「渡んなよ〜」とクラクションを軽く鳴ら・・・ 鳴らない! な、何で? 組み上げた際の最終チェックではちゃんと鳴っていたかのに・・・? ヒューズでも切れたのだろ〜か? 早速、次の休日、原因を調べることにした。



 まずは、ヒューズを確認する。 ・・・切れてない!
 次に、配線図を片手にコネクタ類をチェクする。 ・・・問題なし!
 試しに、リレーを外し直結してみる。 「ビィィィ〜!」 ・・・あぁ! びっくりした!

 ということは、ステアリング回りの配線か? >あ〜、めんどくさい!
 ステアリングのカバーを外し、ホーンボタンへ行く配線を直結してみる。 ・・・鳴らない。
 ということは、コイル関連か? はっきり言って、このコイル、ABS装着に伴って付いたもので、構造が良く分からん!

 とりあえずコイルを外してみる。

 で、バラしてみるとビッヨヨヨ〜ンっと、白いフラットケーブルが出てきた。なるほど! 確かに、コイルだ! 因みに、ここは非分解なので、良い子のみんなはマネしないよ〜に。

 コイルは何カ所か折れ曲がり切断されている。そ〜言えば、ステアリング交換の際、コイルの注意書きに「3回(?)以上回すな」って書いてあったけど、これを見れば納得!

 修理も難しそうなので、コイルだけ部品で出るか確認したらやはりアッシー交換だった。(それもウインカーレバーごと) 価格は1万数千円するし、レバーは悪くないのではっきり言ってムダ! こんなこともあろ〜かと、以前拾っておいた69用コイルを利用することにする。

 69用を注意してバラす。コネクタの形が多少違うが、フラットケーブルは同じだろう・・・。

 ・・・ん? よく見ると3芯しかない。(Dd用は6芯)

 ホーンしか使ってないので1芯あれば良いのだが、ケーブルに付いているコネクタの形が違うため流用は難しそう・・・。かくなる上は、接続(半田付け)を試みる。
 カッターで切れたケーブルの端の被覆を削る。

 付けてみると、何とか付くのだが被覆の部分も溶けてくる・・・。6本繋げるのは難しそう。(だ・か・ら〜、使ってるのは1本のみだってば!)

 で、取り合えず、心線を付けてから被覆を考えることにする。カッターで6本とも被覆を剥く。

 それぞれに半田を乗せておき、一気に付ける。 成功!

 で、絶縁方法だが、テープだと擦れて剥がれたりしそうなのでエポキシで固めることにした。ケーブルを少し浮かせるようにしてエポキシを塗る。ドライヤーなどで暖めてやるとエポキシが十分に流れ固まるのも早い。

 エポキシが流れない程度に固まったら、テープを剥がし(マスキング兼用ね)完全硬化を待って余分なエポキシをカットする。テスターでショートしていないことを確認し完成! あとは、元通りコイルを組めばバッチリ! バッチリ!



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