全8曲 1000円 AOZ-017
1.ひかりのテーマ
2.無題
3.終わりの唄
4.赤い車
5.なみとピリ空
6.素晴しき世界に
7.桜の木の下で
8.パストシング
宮田真由美/ピアノ
広瀬波子/笛とサックス
大槻さとみ/アコーディオン
大槻泰永/唄とギター
録音/2021年5月2日 南千住 泪箸ホール
ミックス/大槻泰永 マスタリング/岡村陽一
盤面デザイン/田中万智 写真/宮島渉
去年の5月に南千住 泪橋ホールで一発録音したアコースティック音源を
このたびミニアルバムで発売しました。
*歌詞カードはありません
「ひかりのテーマ」 |
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「無題」 1990年前半の作。当時つきあっていた女性と別れた傷心の思いで作りました。なんでこんなお洒落なコード感のワルツ曲ができたんだろ、謎です。フランス/イタリア風気取りではありますが。結局、タイトルが決まらないまま「無題」となりました。 |
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「別れの唄」 これも1990年前半の作。やはり当時つきあっていた女性(別の人)と別れた時に作りました。お正月に傷心のまま当時の真黒毛ぼっくすギター柳平さんの実家 富山県入善町に正月休みに泊まりにいった時の情景などを唄にしました。あの時は雪でしたねえ。 |
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「赤い車」 当時、立川工場に勤めていた職場の後輩が「赤い車」に乗っていたので何となくタイトルにしました。そもそも私は車にはまったく興味が無いので、車種とかメーカーなど全く分からずただ色だけで判別してるのです。歌詞は当時大好きだったブランキージェットシティに影響受けてますねえ。 |
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「なみとピり空」 2021年春、広瀬波子さんがオカリナで作ったインストゥルメンタルの曲「なみ」を聞いてるうちに何となくイメージがわいてきて勝手に言葉をのせました。なぜ旅のことについてかいたのか自分でもよく分からないのですがおそらくオカリナの旋律が旅心をかきたてたのでしょう。 |
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「素晴らしき世界に」 ピアノの宮田さんに試しに共作してみようと持ちかけました。2021年春先に宮田さんから打ち込み音源が送られてきて、それを呑みながら繰り返し聞いているうちに1時間半くらいで、なんとなく詞ができてしまいました。曲に詞をのせる自信がまったく無かったので、ああ良かったなあとその時はほっとしましたよ。 |
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「桜の木の下で」 |
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「パストシング」 宮田さんの曲です。私が好きでライブでもよく弾いてもらってます。宮田さんのPOPセンスが炸裂してると思うのですが |
覚え書き
南千住にある泪橋ホールは通りに面した昭和の佇まいの映画喫茶、とても居心地の良い場所なのです。映画以外の演目も行われていて、真黒毛ぼっくすも何度かここでライブをさせてもらいました。しかもライブのたびに私がひどく酔っぱらって唄うので、終演後にいつも店主の多田さんに叱られていました。いやもうホントすいません。 ある日、この場所で録音したらとてもよい感じで音がとれるのではなかろうかと思い立ち、 急遽、ピアノ宮田真由美さん、笛とサックス広瀬波子さん、アコーディオン大槻智美さんを招集、 2021年5月2日、泪橋ホールに4トラカセットMTR、マイク、スタンド等を持ち込み、昼過よりセッティング。そこでなんと、シールドが足りないことが発覚。私は慌てて北千住の我が家に取りに帰りました。1時間以上のロス、その間に撮影等のお手伝いを頼んでいた宮島さんが到着。 ようやく録音開始。原則、アルバムの予定曲順で行いました。まあ、ライブでやってた曲なので1曲につき2テイク目くらいでOKだったかな。何度かやり直した曲もあったけど。皆でプレイバックを聴ける環境に無かったので、私がヘッドホンで録音音源をちょっと確認して、まあ大丈夫だろうという感じで次々と録音していきました、確か夕方17時過ぎくらいには無事に8曲録音終了したのでは、戻ってきた多田さんが「ずいぶん早かったのね」ということでお店で軽く打ち上げ。良い音源となると良いねえと話しながらも、まあ、あまり実感のないままでした。そして帰るとき外はなぜか春の嵐でした。 それから私が4トラカセットMTRでミックスに手をつけるまで一か月くらいかかり、そのあと岡村陽一さんのマスタリング。ドラムの田中万智さんに盤面デザイン。録音後の工程は緩やかに進みました。年末にプレスしてジャケットデザイン。宮島さんが良い雰囲気の写真を撮影してくれたな。 このたび無事に完成したことを嬉しく思います。 2022年1月20日 大槻泰永 記 |