峠の我が家コメント

いろいろな方からアルバムへのコメントを頂きました。
改めて有り難うございます。

 


 

中川五郎

 住み慣れた古い峠の我が家を後にして、ホーン・セクションや女性コーラス隊も含む大所帯で、大槻泰永率いる真黒毛ぼっくすは新たな旅に出発した。利根川の近くから神楽坂、北千住、綾瀬川とその範囲は狭くても、波乱に満ち、悲しみと喜びに満ち、酒の匂いにも満ちた旅を続け、時には青春時代を過ごした盛岡や海の彼方にも思いを馳せながら、やがては愛の火影の射す新たな峠の我が家へと辿り着く。そのセンチメンタル・ジャーニー、もしくはロマンチック・ジャーニー、はたまたマジカル・ミステリー・ツアーが、熱く生き生きとした歌と音楽で綴られているのが真黒毛ぼっくすの最新アルバムにして最高傑作の『峠の我が家』だ。新しい真黒毛ぼっくすの音楽は、傷つき、酔いどれ、涙し、迷い、もがき続けた男を優しく迎え入れる新しい「峠の我が家」の馥郁とした木の香りに満ちている。



ロケット・マツ
(パスカルズ)

『真黒毛ぼっくすの新しいCDを聴いて。』
大槻さんのめがねの奥、頭のおく~の方で鳴ってる音だと思った。
まぼろしみたいだ。 素晴しい!
演奏の方は、「いいぞ~真黒毛ぼっくす、突っ走れ!!」って感じだ。


 

渡辺勝

こりゃあ、昔の浅草だい。
こりゃあ、昔のベルリンだい(知らないけれど)。
何故かそんな感じがした。
〈ベロンベロン〉の歌も聴きたい。


 

シバ

「真黒毛ぼっくすの、向こう側にある明るさは
大槻君の胸の奥にあるブルーズを
いつでも優しく照らしている。」


 

石川浩司
(パスカルズ、ホルモン鉄道、ex.たま)

北千住酔っぱらいロックの王様、ニューアルバム完成。
利根川の河原に集まってへなちょこなダンスを踊りまくれ!


 

大工哲弘
(島唄ミュージシャン)

シンガーソングライターの大槻泰永が率いる真っ黒毛ぼっくすのアルバム『峠の我が家』が我が家に届いた。1枚のCDには多彩な12曲がみっしり、グルーブ感がいっぱい、巧なボーカルが全体を貫く、青春の思い出賛歌からラブソング、泰永さんの幅広い音楽の感性が伺える。以前、不肖の私も南青山にあるライブハウス「月見ル君想フ」共演させてもらったことがある。個々の楽器パートの奏者は素晴らしく贅沢なメンバーであった。その後もメンバーが増え真っ黒毛ぼっくす予備郡ができるくらい大勢育っていると聞いた。余計な心配かもしれませんが、今回のアルバムの演奏者はよく16名に絞ったね。と思うからである。峠、岬、利根川や綾瀬川は泰永さんの原風景、喧騒な都会の風合とは違って新鮮でいい。それぞれの川水は下流に流れクロスし大きな河口に貯まる。真っ黒毛ぼっくすのメンバーもさまざまな音楽家と共演を重ね、広域な音楽にインスパイアされ、大きな河口に流れ着き「峠の我が家」は、これからも素敵な音楽を生み出すミュージックハウスになることでしょう。

何はともあれ、アルバムのリリースおめでとうございます。
またいつか一緒に演りたいですね。


 

河村博司
(ソウル・フラワー ・モノノケ・サミット)

幾千万のありふれた夢が今夜、夜空に瞬く。
どうしようもないオトナの愛と青春のアンセムよ響け!


 

ラキタ

アルバム聞きました!
素晴らしいアルバムの誕生を祝福させて下さい。
おめでとうございます。
このアルバムに出会えた事に感謝しております。


 

笹口騒音ハーモニカ
(うみのて)

秋葉原で三回目の対バンで、ライブ前に大槻さんに呑みに誘われ、雑居ビルの立呑屋で一緒に呑ませてもらいました。この新しいアルバムを聴かせてもらって、また大槻さんと東京のどてっぱらの立呑屋で黄金の水にありつきたくなりました。乾 杯


 

内田るん
(くほんぶつ/ラヴラヴ企画・日本ロックフェスティバル)

CDへのコメントなんて、誰が読むんだろう。それを読んで「じゃあ買おう」って人なんているだろうか。 コメントの本当の目的は、誰と仲が良いか、どんなシーンと繋がりがあるかをアピールしてるだけだ。「あの人と仲良くしてるなら一目置かねばならないな」そんな政治的な役割のために褒め言葉をかき集めているような実力の伴わない有象無象のバンドと、真黒毛ぼっくすを一緒にして欲しくない。もちろんこのコメントだってそういう目的もあって集められているわけだけど、そんなコメントでこのバンドを判断しないで欲しい。

真黒毛ぼっくすの素晴らしさは何百文字かのコメントなんかでは1パーセントも伝えられない。だからこんなのは無意味に近いわ。てゆーか別にCD買わなくてもいいです。でもライヴだけは必ず一度は>観て欲しい。(そしたらどうせ買うし。)一生に一度と思える恋をしたことがある人や、ロックスターになることを夢見たことのある人は、特に。生きてることはツラくて悲しい。ほとんどの夢は叶わない。それでも時々人生がキラキラして見えるのは、どうしてなのか。そう思うと涙が出てくる。真黒毛ぼっくすの音楽は、どうにもならない現実に頭ボンヤリしていた私に冷や水をかぶせる。火をつける。めちゃくちゃに掻き立てる。
「今でも君にイカれてる 夢の旅路はこれからだよ」(「ビスコ」)あの子に恋をしたことを、忘れる気なんかない。いつまでも胸が痛いんだけど、それでもいいでしょ?大槻さん。