【目次】
これまでの愛車イーグル
買い替えを決意
候補車種をピックアップ
消去法で車種を決定
いよいよ納車


   

【これまでの愛車イーグル】

  我が家は、平成10年10月、今はなきカリフォルニアドリーム社のイーグルを中古で購入した。
ベース車は4WD、MT、85psの日産アトラス。いわゆるフル装備の車で、乗り出し価格で350万をちょっと越えたところだった。
 購入のきっかけはキャンピングカーを持っている仲間との出会い、もっとたくさん遊びたいという意欲からだった。
そして、キャンピングカーは裕福な人が買う贅沢品という固定観念を捨て、貯金をはたき、借金を重ねてやっとの思いで購入に踏み切った。
 果たしてその結果は、「買ってよかった!」だった。テント時代と比べると、移動そのものに余裕が出て、行動範囲は数倍に広がり、出動回数は一気に3倍になった。 そして、より充実したキャンプライフを楽しめるようになったのだ。

 さて、大正解のキャンピングカー購入だったが、使っているうちに車そのものの使い勝手が分かってきた。
まずは、良い点をあげると。。。。
    1 キャンピングカーであったこと。
      うけ狙いではない。本当にそう思っている。
    2 トイレ
      ポータブルではなく、カセット式だったので使いやすかった。数々の装備の中でもっとも重宝した。      
    3 外部シャワー
      付いてて良かった装備のトップ3に入る。海などで大活躍だった。 流しソーメンでも活躍したっけ。       
    4 広い室内
      リアエントランスのおかげで、室内は広々していた。             
    5 収納
      イーグルは内部・外部とも収納が充実していた。 例にもれず、キャンプ道具は多いので、これは助かった。  

 次に、不満を感じた点だが、残念ながらよい点よりも多くなってしまった。
    1 車重が重い。
       イーグルは軽く3トンを越えている。 自分が頑張って痩せても、大差はない。
    2 マニュアルミッション 
       MTだと女房が運転できないので、どんなに眠くても、体調が悪くても自分が運転しなければならない。 
    3 固定座のダイネット
       これは、同乗者の女房の不満だが、リクライニングしないため、座り心地が悪いとのこと。
    4 4WD
       温暖な千葉に住み、しかもスキーをしない我が家にとって、無用であった。 
    5 パネル構造車
       パネル自体に不満はないが、その接合の仕方が雑なので、よく浸水の被害にあった。
       その都度コーキングで対応したが、イタチの追いかけっこになってしまい、常に悩まされた。 
    6 冷蔵庫の容量
      イーグルは3ウエィの47リットル(多分)を装備しているが、ビールだけで満杯になってしまい、その他の食料品が入らなかった。


 
【買い替えを決意】
 
イーグルを買った時は、乗りつぶすつもりでいたが、上記の不満点、ディーゼル規制の嵐などの要因が重なり、買い替えを考え出した。 
しかし、先立つ物がない。 あきらめていた矢先に、女房が職場(病院)での頑張りが認められて、4時間のパートから8時間勤務ができるという話が入った。家族会議の結果、これならローンの支払いも可能だろうとなった。 また、規制の厳しくなるディーゼルエンジン車の査定が出るのは今しかないと判断し、買い替えに踏み切った。 
 

【候補車種のピックアップ】
 
これまでの経験でキャンピングカーを見る目もかなり肥えてきたつもりだ。
そこで候補車種をいくつか選び出した。なお、条件として、次の6点をだした。
     ・2段ベット仕様車であること。
     ・イーグルより狭くならないこと。(5.2m以上)
     ・ガソリン車であること。
     ・FASPシートを採用していること。
     ・2WDのATであること。
     ・パネル構造でも構わないが、その処理がしっかりしていること。
     ・中古としても高年式であること。

 
 その結果、選んだ車種は次の6車に絞り込んだ。
     ○セキソー「トランクサルーン」
     ○アネックス「リバティクラッシック」
     ○グローバル「キング5.3WD」
     ○バンテック「レオ・バンクス」
     ○バーストナー「A 535−2」
     ○ファーストカスタム「グランドロイヤル」などの、グランドハエースベース車



【消去法で車種を決定】
 まずは、中古車から探し始めた。 トランクサルーンやリバティが見つるが、平成一ケタ車で高年式ではなかった。
他の4車種については、発売間もないため、中古市場に出回っているはずもない。 この段階で中古車はあきらめることになった。  
 中古がダメなら新車だが、この段階で総額が軽く700万円を越えるグラハイベースはあきらめざるを得なくなった。
3400ccというハイパワーの走りには魅力があったが、この値段には、手も足もでない。 

 残ったのは5車種だが、調べてみるとセキソーはトランクサルーンの製造販売から撤退したとのこと。
トラックベースのキャブコンからの方向転換を図っているようだ。トランクサルーンのレイアウトは気に入っていただけに残念だが、仕方がない。
残るは4車種。

 さて、唯一外車のバーストナーだが、500万を切る価格と充実装備に前々から目をつけていたが、キャンカーショウでの営業マンのあまりの失礼な態度に躊躇なく選択肢から引きずり下ろした。残るは3車種。

 この3車種の選択は悩んだ。カタログやオーナーの声を参考にじっくり検討した結果、バンクの広さはピカイチだったが、2段ベットの幅と値段(3車種で一番高い)がネックとなり、リバティは候補外とした。 また、アネックス社が主力車種をグラハイベースのエディにしていることも決め手となっている。
いつも一緒のマコチャン&髭のとーちんもリバティのオーナーなので、自分が買うとリバティ3兄弟な〜んて遊べるなと考えていたのだが。残るは2車種。

 いよいよ、キング5.3WDとレオ・バンクスの一騎打ちになった。 両車とも新発表車なので、ユーザーの声というのは聞けなかった。
 実車同士の比較だが、(実はキング5.3WDに実車は見ていない。ショウで詳しく見た5.0WDからのイメージである) レイアウトはレオの勝ち、バンクはキングの勝ち、 ダイネットの広さはレオの勝ち、2段ベットの広さはキングの勝ち、トイレルームは引き分け....と甲乙つけがたかった。 しかし、スタイリング、FASPシートの採用、ランチョ装着、ペアガラス標準、ベースのGパッケージの標準、内装の豪華さ、収納許容量、イーグルの下取り、営業マンの対応などの差で
キング5.3WDを契約することに決定した!
 
 購入先は、関東代理店からではなく、グローバルから直接とした。なお、担当営業マンは、ガンキャットこと木村さん。セールストーク抜きで彼の目から見たキングの良い点・悪い点を話してくれた。わがままな客だったが、懇切丁寧に対応してくれて感謝している。彼とは長い付き合いをしたい。
 なお、納車時オプションとして以下をお願いした。
   ・冷蔵庫を60Lから88Lへ変更 
   ・外部シャワーの増設
   ・ガス炊飯器が使えるように、キッチン部にガス口の増設
   ・1200Wインバーター取り付け


【いよいよ納車】   
 
6月10日(月) 天気は快晴! ついに納車となりました。
 本当は9日(日)に、(納車費用を浮かせるために)自らイーグルを運転してGLOBAL社まで引き取りに行く予定でした。
ところが、「うっかり、あおちゃん」が仮ナンバーを取得するのを忘れるという大失態を演じてしまい、途中まで行って、引き返すという有様。
そんなわけで納車が10日にずれ込んだしまったのです。 
でも、本来は1週間延びるところを、担当の木村さんがご好意で千葉まで納車に来てくれました。
 ありがとうございました!

そして、陸運局で滞りなく登録を済ませ、税金を納金して、めでたく納車になりました!
 (^.^)>(^.^)>\(^_^)/ヤッター!
  

第3の人生に旅立っていったイーグルには、
本当に世話になった。ありがとう! 
次のオーナーさんにも可愛がってもらってくれ。