だるま山高原から
○日時:2009年12月29日〜2010年1月2日
○場所:伊東ー稲取ー中伊豆ー戸田ー修善寺ー伊東
○走行距離:   キロ



12月29日
早いもので2009年もあと3日になりました。
時の経つのは早いものです。
今年も年末年始はまこちゃんF&とーちんFと過ごすことになっています。
1999年のガルヴィの年越しキャン会いから始まっていますので、もう10年です。
今年の目的地は西伊豆の戸田。そう、高足カニで有名なところです。


年末の掃除を済ませ、床屋に行って、3時過ぎに出発となりました。
夏以来、久しぶりの家族4人揃っての出発です。
首都高速が混んでいるようなので、アクアライン経由で東名に向かいます。
800円になったので、積極的に利用しようというわけ。森田知事ありがとう!
おかげで渋滞なしに、東名−小田原厚木道路−熱海と順調に進み、3時間ちょっとで今日の目的地 伊東に到着しました。
海ホタルは混雑という表示でしたが、アクララインはガラガラでした。
全日800円というのは、ホント助かります。
横浜のベイブリッジ手前で綺麗な夕陽が見れました
本日の宿泊地 道の駅「伊東マリンタウン」
レストランもあるので、けっこう遅くまで営業しています。

入浴は、いつもお世話になってる「毘沙門天芝の湯」で温まりました。
ちょっと熱めですが、一人300円と安いので重宝します。

夕食は、スーパーの半額値引を待って購入。
半額値引を待つ地元のおじさん&おばさんと争奪戦を繰り広げながら、お寿司&お刺身をゲット。
スーパーの半額とはいえ、さすが海の近く! お味の方は、スーパー以上でした。
車内でハイボールで一杯やりながら食べましたが、家族4人での夕食も久しぶり。
こういう時じゃないと、なかなか揃わないのは寂しい気もしますが、楽しい夕食でした。

  

伊東マリンタウンですが、人気の道の駅だけあって、車中泊の車で一杯でした。
青森ナンバー、滋賀ナンバー等々全国各地から集まっているようでした。
キャブコンだけで14台あったかな。





12月30日

若干曇っています。
簡単な朝食を済ませ、散歩したり、名物のアイスを食べたり、のんびり過ごしました。
道の駅にあるアイスクリーム屋さん
オリジナルアイスを作れるということで人気があります。
 店名は果実のアイスクリーム
 キャッチコピーは
海を見ながら食べると幸せになる
ベースとなるアイスをバニラorフローズンヨーグルトから選びます。
そして、30種類以上あるカットフルーツやナッツ、菓子から自分の好きなトッピングを3種類選びます。
アイスクリームマシンに入れると、あっという間に出来上がり。
寒かったですが、海の見えるテラスで食べました。
幸せになれるといいんだけど(笑)


道の駅を後にし、伊東 宇佐美地区のみかん狩りに行きました。
宇佐美地区のオレンジロードという通りにたくさんのみかん園が並んでいます。
その中の福清園に行きました。特に理由はありませんが、店先にいたおばさんの人柄が良さそうだったので(笑)

時間無制限のみかん食べ放題で一人400円也。この地区の相場だそうです。
みかん食べ放題といったって、何個食べられることらやら。

さて、裏手にあるみかん畑を上りはじめますが、運動不足の身体にはハードな上りです。
ハアハア言いながら、実がたわわになっている木を目指します。
ちょうど喉が渇き、水分が欲しくなったところで到着。

さっそく木からもいで一口。 おっ甘い!これは旨いぞ。
ヒンヤリした果汁が口の中いっぱいに広がり、みかんの美味さを実感しました。
なるべく陽に当たっていて色艶のいいみかんばかり、7個ほど食べました。
結構食べられるもんなんですね。自宅にみかんの木が欲しい!

   

今日の目的地は、稲取温泉。移動距離を抑えて、のんびり過ごそうという作戦。
途中、渋滞もありましたが、小一時間で稲取に到着。
稲取温泉では、足湯に入ったり、スマートボールをしたり、温泉に浸かったり。

 文化公園の足湯  
ここ、おすすめです。
夜も9時までやっているし、屋外だけじゃなくて、室内にも足湯があります。
地元のみなさんは、置かれている漫画本などを読みながら、のんびりしていました。
 
ここで車中泊しました。
スマートボールを発見! さっそく遊戯するも、粘れたのはママだけ。
子供達とσ(^_^;は早々に玉が無くなってしまいました。
なんかコツがあるのかなぁ。
  
おっと、これは関係ありません!

さすが温泉街! こういう看板があったという紹介だけです(笑)

しかし、なぜ関西なのか!
日帰り入浴は、稲取東海ホテル 湯苑でいただきました。
眺めよし、サービス良し、設備良し、お湯良しでした。
いつかは泊まりたい!
     

夕食は、笑の家で食べました。
偶然にも翌朝のテレビで取材された様子が放映されていて、そのタイミングにビックリ!
ちょっとがっかりだったのは、取材と同じメニューだったのに、中味が全然違っていたこと。
テレビでも一般のお客でも同じものを出してくれないとな。
  


そのまま稲取で車中泊しましたが、車中泊好適地を見つけました。
上記の足湯がある文化公園の駐車場です。
トイレ清潔、足湯併設、スーパー、食事処、居酒屋と日帰り入浴ができる旅館がそれぞれ至近です。
あっ、関西ヌードも徒歩圏内です(笑)
    



12月31日

風強く、寒い大晦日の朝。天気予報でも各地で大荒れと言っています。
まさか雪は降らないだろうけど、伊豆の山間部は危ないからなと思いながら出発です。

文化公園駐車場を後にし、R135号沿いにある徳造丸海鮮屋へ。
ところてんの試食食べ放題が売りだそう。
遠慮なく試食をさせていただきました(笑)
あんみつをかけて食べるようになっているのだけど、なかなか美味しかったですよ。
  

ところてんの他に気になったのは、地金目鯛の姿煮特大5500円! 
汁ごと冷凍になっています。
外食しても3000円程度だからちょっと高価。でも美味そうだったなぁ。
  


河津から国道414号で中伊豆へ向かいます。ほどなく河津七滝ループ橋へ。
総延長1.1km、高さ45m、直径80mだそうで、すっかり河津の名物になっているようです。
いつもは走るだけですので、今回は下から眺めてみましたが、迫力ありますね。
  

もちろん、ちょっとお散歩して七滝の見学へ。
全制覇と行きたかったですが、あまりの寒さに断念。大滝だけ眺めてきました。
次回は散策路を歩いて、七つ全部見てこようと思います。
ちなみに滝(たき)ではなく、滝(たる)と読むそうです。



ついでに湯ヶ野温泉の福田屋へ。
川端康成が小説「伊豆の踊子」の舞台となった宿です。
文学のオーラが出ていました(笑)
確かあの窓から山口百恵が手を振ってたんだっけかな。吉永小百合だったかな?
  


道の駅「天城越え」では、お約束のわさびソフトをぺロリ。

ソフトクリームだから甘いんだけど、後味でわさびの風味が大きく押し寄せてきます。
個人的には、信州安曇野の大王わさび園のわさびビソフトよりも好きですね。



修善寺経由で戸田に向かいますが、途中やぎちゃんの滞在しているポマトランドに表敬訪問。
風は強く寒くなっていましたが、スクリーンタープを連結して快適なリビングで一杯やっていました。
やぎちゃん、来年もヨロシクです!


修善寺から戸田に抜ける道は距離的には短いですが、上りも下りもキャンカーにとっては難所。
特に下りでは、ブレーキが焦げ臭くなってしまいました。
ヒヤヒヤ、ハラハラのドライブでした。

途中、だるま山高原で昼食タイム。富士山は見れませんでしたが、ここからの風景は絶景の一言ですね。
沼津から焼津の方まで一望できたのではないでしょうか。
  


無事に戸田に到着しましたが、台風並みの暴風になっていました
普段はベタなぎだという入江も波が高くうねっています。
海水が風にあおられ、しぶきになって、容赦なくキャンカーに襲い掛かり、翌日には塩で真っ白に。
(帰ってからの洗車が大変でした)
楽しみにしていた釣りもできない状況。
 写真では分かりづらいですが、大荒れです。


やれることもないので、すでに到着していたまこちゃんF&とーちんFと風呂に行ったり、しゃべったり、飲んだり民宿でのんびりしました。
ちなみにお風呂は、公営温泉の壱の湯に行きました。宿の送迎付です。
露天風呂はなく地味な施設ですが、よく温まる温泉でした。
   
戸田温泉 壱の湯


お世話になった民宿はこちら
 オヤジさんが面白い人で、コントを聞いているようでした(笑)

お待ちかねの夕食は、食べきれないほど。
金目鯛の煮付け、刺身の船盛り、あんこう鍋、サザエの壺焼き、なぜかトンカツ、そして高足カニ!
特に金目鯛の刺身と煮付けが美味かったですね。
  

 


いただきま〜す!

 高足カニですが、初めて食べました。
 世界最大のカニで、戸田と言えば高足カニというほどの観光資源でもあります。
 どの食堂にも高足カニって看板があるくらいですからね。
 お味のほうですが、ん〜? 味が薄いぞ。
 初めて食べるので、茹で具合が分からないのですが、ちょっと生っぽい。
 トーチン曰く、もっと美味い!
 茹で直してもらったら、甘味が出てきて、美味しくなりましたぞ。

 個人的には、花咲港で食べた花咲カニの方が好きですね。


食後は、矢沢栄吉のサプライズのあった紅白を見ながら、2009年は過ぎていきました。





1月1日 

新年明けましておめでとうございます!
天気は良いのですが、相変わらずの強風。荒れた元日になりそうです。
初日の出は...起きられませんでした(笑)



朝食にも変化球があり、大ウケ(笑)。
本来、昨夜出るはずの蕎麦が食卓に並んでいます。年明け蕎麦ってかい?
オヤジさんの
「わりぃわりぃ、昨日出すの忘れちまっただよ ガハハハハ」って声が想像できました(笑)。
白味噌のお雑煮が美味しかったですね。
ちなみに我が家は、鶏肉出汁の醤油味です。



民宿では、お土産に自家製とんかつソースを1人1本いただきました。
昨夜のとんかつにソース?????
食べきれないトンカツをタッパーに隠したのがバレタかな(笑)

オヤジさんの話しっぷりから、この民宿の自慢は高足カニではなく、トンカツのよう。
自家製ソースまで販売するくらいだからね。このスース美味しいですよ!



さて民宿を後にし、東海岸に向かいました。西海岸は強風でなにもできません。
だるま山高原では、今度は富士山が見れました!
お正月と富士山、あいますね〜。



修善寺では、初詣と散策をしました。

 修善寺。
 平安初期に、弘法大師が開創したと言われているそうです。
 まさに温泉街の中心にあります
 おみくじはどうだったのでしょうか。
 ちなみにσ(^_^;はポリシーがあって引きません。
 子供の頃に、2年連続で大凶を引いてしまい、懲り懲りしています(笑)
 修善寺の入り口にあるお饅頭屋さんで、試食とお茶をいただきました。
 おかげで体が温まりました。ありがとうございました。

 お饅頭もモチモチして、美味しかったです。

   
 名物 独鈷の湯
 弘法大師が、桂川で病父を洗う少年を見て心うたれ、独鈷杵で川の岩を打ち、霊湯を湧出させ、父子に温泉療法を伝授したという言い伝えがあるそうです。

 ちょうど工事中で、近くまで行くことができませんでした。
 護岸工事のために、独鈷の湯そのものを移動するという大工事のようでした。
 もっとも近くまで行っても入湯する勇気はないけどね。
 お散歩タイム
 散策コースが整備されていました。
 寒いのでショートカットしましたが、次回はゆっくり全コースを廻りましょう。
 おっと、遊技場発見!
 この初音遊戯場のおばあちゃんが愉快でした。


 笑顔なくぶっきらぼうで、人の話は全く聞かない初音ばあちゃんでした。
 営業も超いい加減(笑)
 筥湯(はこゆ)
 日帰り入浴施設です。
 看板にはこうありました。
   「修善寺の7つの外湯の1つで源氏二代将軍の頼家が入浴した伝説の名湯」


お昼は、民宿でもらってきたトンカツを使って、ソースカツ丼で食べました。
安上がりで済ませてしまいました。
ソース美味いっす。




宿泊は道の駅「伊東マリンタウン」。こちら側は、風も弱く安心して眠れました。
これまで海鮮関係ばっかり食べてきたので、ラーメンがむしょうに食べたくなり、夕食はラーメンにしました。
2階にじゃんがらというラーメン屋さんがあります。
昔、近藤真彦が「おせちもいいけど、カレーもね」とCMをしていましたが、まさにあの気分。



車に戻ってからは、飲んで、喋って、笑っての新年会。
そうそう、外では初日の出ならぬ初満月がヨットハーバーを照らしていました。






1月2日


早朝、出発です!
Uターン渋滞にもあわずに3時間強で自宅に到着。
アッという間の数日間でしたが、今年もいつものスタートが切れました。
どうか、良い年でありますよう!