![]() |
○日時:2008年12月29日〜2009年1月2日 ○場所:富士吉田ー御殿場ー沼津ー西伊豆ー下田ー東伊豆 ○走行距離:676キロ |
出発は、28日夜。
帰省ラッシュもなくノンストップで首都高を抜け、自宅から3時間足らずで談合坂に到着。
駐車場は混んでいるかなと思いきや、意外に空いていました。
しかし、外気温は4度。きっと朝方には0度前後になるでしょう。
実は、ユーロのFFヒーターは再着火しないためグローバルに入院しており、先日戻ったばかり。
試運転もなしの出発となってしまい、正常に作動するか心配でしたが、無事に朝まで暖かい空気を提供してくれました。
いや〜助かった。
快晴。寒いんだけど、シャンとした空気に包まれてるって感じ。
周囲は、車中泊の車で駐車場は一杯。みなさんちゃんとスタッドレスタイヤを履いていて、備えあれば憂いなし。
スキーやボードを積んだ車もチラホラ。
|
![]() |
河口湖周辺では、心配していた路面凍結や積雪の影響も全くなく、富士山を真横に道の駅なるさわへ。
ここで水汲みと朝食タイム。裏の駐車場に止めたので、目の前に富士山を独り占め。
メニューは持参の残り物だったけど、ちょっと贅沢な朝食になりました。
のんびりしたあと朝食後は、富岳風穴に立ち寄ってみました。
ずと以前に来たことがありますが、
鳴沢にも同じようなものがありますが、こちらは風穴ではなく、氷穴と言うんだそうです。知らなかったな。
風穴と氷穴の違いは公式HPでご確認くださいませ。
![]() |
入り口はこんな感じで、洞穴に下っていきます。 竹でできた手すりがなんかいい感じです。 結構、急な階段でした。凍結してたり、雨が降ってたりすると滑るかもしれません。 |
![]() |
階段を降りると、平行移動になりますが、立って移動できるところと、屈まないと移動できない狭い場所もあって、探検モードにスイッチが入ります。 |
![]() |
切り出した氷が置かれていました。天然冷蔵庫って書かれています。 真夏だと、きっと天然クーラーになって快適でしょう。 |
![]() ![]() |
この後、西湖のこうもり穴にも行きますが、こうもり冬眠につき、営業していませんでした。
ここは富士山麓では最大規模の洞窟なんだそうで、5種類のこうもりが生息しているとのこと。
さらに探検気分が味わえそうなので、また夏に来てみましょう。
PICA西湖にちょっと立ち寄りしてから、富士吉田にある県立富士ビジターセンターに行きました。
ちなみに無料です。でも、見ごたえは十分ですし、観光情報もたくさんゲットできます。
特に富士山のジオラマが展示されていますが、見入ってしまいました。
館内は外国人のお客さんばかりでした。さすがは日本が世界に誇るMt.Fujiです。
そろそろ遅めのお昼。スーパーで夕食の買出しをしてから、うどんを食べました。富士吉田は吉田うどんで有名。
これまでも何回かそれぞれ違う店で食べました。
街中をウロウロ走っていると、うどん屋があちこちにありますが、昼時過ぎてるのにキャンカーの駐車スペースがない。
ようやく、駐車所の広い1軒を発見。はなやという店でした。なんでも富士吉田で一番古い店だとか。
暖簾がなければふつうの民家としか見えませんのでご注意を。
店の裏手に駐車場があって、キャンカーもOKです。
メニューは3種類しかありません。普通に食べるか、温冷のつけ麺だけです。
全種類注文してみました。うどんはコシがあって美味しかったですよ。
追加薬味の海老天玉をお忘れなく。
個人的には、湯盛りうどん(温かいつけ麺)が一番いいかな。
うどんを食べ終わってふと富士山を見ると不思議な雲がかかっていました。
なんて名前の雲なんだろう。明日は晴れるかな〜。
さて、PICA富士吉田にチェックインです。 わざわざキャンプ場に入るのは、ガルヴィのスタンプラリーの参加賞を得るため。 2002年から始まったこのスタンプラリー。以来欠かさず参加賞のオリジナルステッカーをゲットしてきているので、どうしても途絶えさせたくないという訳。 しかもシーズンオフなので電源付きで2300円!(実際は年末年始はオンシーズンで4500円でした) 途中、クジラパパも合流して、のんびり過ごしました。 夕食は久しぶりに自分の力で炭火を起こして(笑)、スーパーで調達した焼肉。 スクリーンタープとか、焚き火台とか屋外で快適に過ごす装備を持ってないので、明るいうちに全て終了。 夜はDVDを見ているうちに眠くなってしまい、早めに就寝となりました。 |
![]() |
そうそう、100スキクッキングに挑戦しました。
やればσ(^_^;もできるってことで。
メニューは、「アスパラ&えのきのベーコン巻き」と「餅ピザ」
ちょっと焦げたけど好評でしたよ。
いないとは思いますが、レシピを知りたい方はメールください(笑)
![]() |
![]() |
12月30日
朝やはり寒いです。それでも外においてあったペットボトルの水は凍っていませんでした。
せっかくのキャンプ場ですが、軟弱なもので朝食を車内で済ませ、伊豆に向かって出発。
道の駅「富士吉田」で給水を済ませ、クジラパパとわかれます。
「よいお年を!」
山中湖、御殿場を抜けていざ沼津へ。
沼津では市場での買出しと丸天での食事をします。
正月の買出し客で凄い車でしたが、ラッキーにも市場の隅の方で駐車スペース確保。
まずは丸天に行くと、これまたものすごい行列。1時間以上は待つことになりそう。
せっかく来たので登録だけして、先に買い物を済ませました。
買い物はマグロの中トロ、ホホ肉などなど。結構安く買えました。
そうこうしているうちに順番が回ってきて、やっ入店・着席。
店内は大混乱って感じ。店のおばちゃんたちも忙しすぎて、ちょっと無愛想。これじゃぁダメだな。
さらに最悪なことに両隣のテーブルの人がタバコを吸っていて、煙いのなんのって。
この時代だもん喫煙席を設けるか、禁煙にするとかしないとね。
混んでいるときの丸天はお勧めできません。落ち着いて食べられませんよ。
料理はボリュームあるし、美味しかったです!(タバコさえなければ)
特にキンメの煮付けが美味しかったなぁ。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
上さしみ定食 | マグロのテールシチュー | 名物かき揚 | キンメの煮付け |
沼津を後にし、伊豆長岡、修善寺経由で西伊豆へ抜けます。
沼津市内が混んだくらいで後は順調。いつも混んでますね、あそこの道は。
天候は快晴ですが、だんだん風が強くなってきました。西伊豆では、土肥温泉と堂ヶ島に立ち寄りました。
土肥温泉の足湯で一休み。
堂ヶ島では散歩でもしようと思いましたが、あまりの強風に断念。
海も大荒れで岩にあたる波しぶきが10mくらいの高さまで飛んでいました。
あんなに波が砕け散るのは、なかなか見れるものではありません。
おかげでユーロスターも潮だらけ。フロントガラスは真っ白です。
仁科では、前回に来たときに時間切れで入浴できなかった沢田公園露天風呂に記念入浴。
家族は「本当にこの風の中入るの?馬鹿じゃないの」と非難轟々ですが、意地で入りました(笑)
一人500円です。とても狭いお風呂ですが、目の前は海。条件が良ければ最高ですね。
ただ、こんな強風の中、寒さに耐えながら温泉に浸かったのは初めてかな(笑)
ちょうど夕焼けの時間帯で景色は素晴らしかったです。夕日も綺麗でした。
あたり前ですが、出るときは寒さで辛かったです。風が吹いてなければなぁ。
![]() |
宿泊場所は、強風止まない海岸沿いを避け、松崎の山間部にある道の駅「花の三聖苑」にしました。 お風呂(大沢温泉かじかの湯)も併設されているので、いわゆる好適地。 ちなみに、この道の駅もキャンカーを含め車中泊の車でいっぱい。堂々とテーブルを広げているけしからん輩もいて、困ったもんです。 風を避けてここに来たのに、夜中ずっと強風で車が揺れていました。オーニングがすっ飛ぶんじゃないかって心配するくらいでした。 夕食は、沼津で買った中トロ。うまかったなぁ。 |
12月31日
2008年最終日。長い長い1年でした。
早朝、風もだいぶ収まっていて、1人で散歩に出ました。
芝生広場に置かれていた切り株の椅子がひっくり返ってました。風でなったとすれば、風の凄さを物語っています。
朝食は、松崎漁港まで移動して、のんびり食べました。朝食後、車をそのままにして松崎の町散策です。
松崎はいつも通過するだけでしたが、けっこう見所があるんですね。
なまこ壁通り、長八記念館、伊豆文邸、中瀬邸、岩科学校(ちょっと離れてます)、そしてドラマの「世界の中心で愛をさけぶ」のロケ地めぐりなどなど。
ブラブラ2時間近くのんびり歩きました。初めてのl地の散歩は新たな発見もあって、楽しいです。
途中、漁港近くの肉屋で買ったコロッケも超美味しかったな。松崎は一度、のんびり時間を取って来ることをお勧めします。
![]() |
松崎港にて朝食。風もやみ、天気もいいので外で食べました。 ![]() |
![]() |
なまこ壁の家。町のあちこちで見かけることができます。 耐久性があり、防火にもいいそうです。 ![]() |
![]() |
時計台。この奥には呉服屋を営んでいた中瀬邸が公開されています。![]() |
![]() |
番頭さんが座っていた場所と番頭さんの部屋への階段![]() |
![]() |
伊豆文邸(つまり伊豆文さんの家) 無料公開されていて、中でくつろぐことも可能じゃないかな。小休止にもってこい。 隣には足湯も設置されています。 ![]() |
<世界の中心で愛をさけぶコーナー>
TVドラマにも映画にもなった作品です。
サクとアキの恋愛物語ですが、アキが白血病で亡くなってしまう話。
知っている人も多いので説明はしませんが、TVのロケ地は松崎だったんですね。
ロケ地めぐりのガイドブックも作られていますので、お好きな方はぜひ一度。
ちなみに、全部回るには半日かかります。
さて、次の三箇所は、どこのシーンで使われた場所でしょう。
実はドラマで登場する葬儀屋もあったんですが、本当に葬儀をしていたので写真撮影はしませんでした。
<国指定重要文化財 重文岩科学校コーナ>
![]() |
こちらは、車で移動しなければなりません。 松本の開智学校とか、職業柄この種の展示に興味があって、行ってきました。 明治時代に建てられた伊豆地区最古の学校だそうです。 なまこ壁が、洋風建築の校舎に実にマッチしているんですよね。 当時の住民の希望と寄付で建てられたそうで、歴史と共に当時の教育に対する情熱の熱さを感じました。 |
![]() |
授業の様子 幼子の子守をしながら授業を受けている子もいました。 |
![]() |
校長室で校長先生と記念撮影 当時の教育先進の会津から来た方だそうです。 |
![]() |
当時の教員免許状 |
![]() |
当時の国語の教科書 |
![]() |
お洒落なバルコニーで記念撮影 |
松崎でのんびり過ごし、いよいよ本日の宿泊地 下田に向かいます。
途中、大沢温泉露天風呂ってのがあって、またまたσ(^_^;1人だけお時間を頂戴して浸かってきました。
貸切状態でした。昨日は海、今日は山。 ん〜温泉三昧です。
奥の方に駐車場もあるので、キャンカーでもOKです!
力士の土俵入りではありません。
セルフシャッターが早く落ちすぎてしまい、間に合わなかったのです。
松崎から下田は1時間弱、意外に近いので驚きました。
またとーちんもまこちゃんも到着していなかったので、黒船のサスケハナ号で湾内めぐりをしました。
カモメのえさ(えびせん)を買い込みましたが、カモメは来ず、トンビばかりでした。
湾内は穏やかで、20分の快適な船旅でした。
夕方暗くなる前にチェックイン
まこちゃんF,とーちんFと恒例の3家族合同年越し。
スタートはガルヴィの年越しキャンプでしたが、年越しキャンプが無くなっても続けているわけです。
もうかれこれ8年近くも続けているでしょうか。
出会ったころは、まだ小学生だった子供たちもこの4月には就職する子もいるほど。
今宵のお宿は、ホテル花岬。やっと予約できたホテルです。
ホテルでは、カラオケをやって、バイキングで腹いっぱい食べて、部屋で紅白を見ながらの2次会と行く年を過ごしました。
1月1日
あけましておめでとうございます
起床6:00 ママも子供たちも寝ているので、1人で朝風呂に行って、初日の出を拝んできました。
地平線からではなく、爪木崎からの日の出でしたが、見事なものでした。
いい1年になりそうな予感。
運転手以外は鏡開きの升酒をご馳走になって、出発です。
我が家は、稲取で釣りをするとーちんとまこちゃんと分かれて、爪木崎のスイセン祭りによりました。
入場料は無料ですが、駐車料金が500円かかります。
![]() |
この海の青さ! 千葉の南房総でもこの青さの海岸は、なかなかないんじゃないかな。 ![]() |
![]() |
まだ6分咲きとのことでしたが、岬いっぱいにスイセンの甘い香りが広がっていました。![]() |
![]() |
駐車場でナッツのオーナーさんとお会いしました。 ミラージュに乗ってる方とは、11月に飛騨でもお会いしており、お互い「あ〜飛騨高山の!」と偶然の再会を喜びました。 |
稲取に向かうと、釣りの最中。メジナな大漁でした。
近くの人は30センチくらいのサメまで釣りあげていましたが、港内にサメがいるんですねぇ。
お昼は、港の前にある「なぶらとと」という食事処 偶然入りましたが、これ当りです。キンメ料理がメインで、それなりの値段ですが、おいしかったぁ。もしもツアーズも取材に来たってことだけどお勧めします。 |
![]() |
我が家が注文したのは、キンメの煮つけ定食、キンメの釜飯、極め付けがキンメてんこ盛り丼
このキンメてんこ盛り丼は3000円ですが、味だけじゃなくてボリュームが凄い!
まさに山盛りです! 普通の丼の2.5倍。 二人で一つで十分ですね。
具もたくさん乗っていて、キンメの刺身もそうですが、キンメの味噌和えがうまいことうまいこと。
お茶漬けにして食べてもいいかな。
あっ、キンメの釜飯も絶品でした。ついつい娘と取り合いです(笑)
こちら方面にお出かけの際は、無理してでも寄った方がいいですよ。ホント美味しいです!
稲取を後にし、伊東の道の駅マリンタウンまで移動。
お土産を買って、一眠りして、とりあえず解散です。
用事があるまこちゃんFは、一足先に出発していきました。
我が家は、とーちんFと今日はこのままここで車中泊して、早朝に出発することにしました。
お風呂は頼みにしていた毘沙門の湯が元日につき、休業日。
ガイドブックで探した結果、大東館という旅館の立ち寄り入浴を利用しました。
ただたんに、ホテルの立ち寄り料金の中で一番安かっただけですが、源泉かけ流しの温泉は良かったです。
ちなみに700円でした。
夕食は、というより最後の贅沢ってことで道の駅にある伊豆高原ビールレストランで乾杯しました。
翌日の朝が早いので、ちょっと少なめにしましたが、地ビール美味しかったですよ。
道の駅で宿泊する機会があれば、また飲みたいです。
1月2日
朝6時にとーちんを残して、出発しました。
箱根駅伝渋滞やUターン渋滞の前に帰りたかったので、早めに出発しました。
おかげで首都高でも渋滞もなく、4時間弱で帰宅。
5泊6日のロングキャラバンを無事に終えました。
1年の終わりとスタートが最高だったので、このまま良い1年になるといいな。
青木ファミリー