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○期日 2007年6月23日〜24日 ○場所 群馬東村〜足尾〜奥日光 ○泊地 中禅寺湖駐車場 |
今年は、出かける回数がめっきり減少。あ〜遊びたいのに!それに、今週はストレスが最高潮。AKMLの全国オフに行けなかったこともあるけど、なにより仕事が忙しい。 このままじゃ爆発しちゃう! と屁理屈をつけ、ようやく出かけて来ました。 いつもなら事前勉強で行く場所を決めておくんだけど、今回ばかりは行き当たりばったりの旅。 とりあえず走りながら、温泉があって、行ったことがない場所か最近行ってない場所に行くことに決定! でも1泊圏内で行ってない場所なんてない! なら、最近行ってない場所.......そうだ奥日光があるじゃないか! 待てよ、星野富弘美術館も最近行ってないな。リニューアルされたはず! じゃぁ、いっそ両方行きましょうってことで、関越から群馬・栃木と抜けて東北道と北関東をグルッと回ってきました。走行距離555.5キロ! 梅雨の合間で天気にも恵まれGO GO GO GOの旅でした。 |
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出発は、久々の金曜夜。疲れていたせいもあって千葉県を脱出しないうちに得意の睡魔が! しかし今回は違う。出かけられるという興奮が睡魔に鞭打ち、一気に伊勢崎まで走りきった。それでも伊勢崎ICを出たところであえなくダウン。なんとIC事務所駐車場の隅っこでP泊(道路公団さんゴメンなさい)。あんな場所で朝を迎えるなんて初めての経験でした。 早朝快晴&気分爽快モードでアオキングは快走し、わたらせ渓谷沿いに星野富弘の美術館へ! 実は3回目の来館になりますが、リニューアルされてからはまだ来ていませんでした。場所は以前のままでしたが、美術館は道の駅になっており、外観も一変。より落ち着いた感じになってました。周囲には遊歩道も整備されていました。館内は円形がベースになっており、スペースが広く取られ、展示作品も充実していたように感じます。この日は1番乗りだったので、全作品をゆっくり拝見することができました。 ところで、星野富弘って知ってますか? 彼は、元中学校体育教師でした。就職して間もないころ体操指導の模範演技で首から落下し、頸椎骨折。一命は取り留めたものの、首から下が動かなくなってしまいました。 その挫折・苦悩は図りきれないものであったと思いますが、口に筆をくわえることで詩を書き、絵を描くという彼にしか出来ないことを生き甲斐にして、自分の生きた証を残そうとしています。もちろんまだ存命しており、創作活動に励んでいます。 そんな星野富弘の美術館が彼の生まれ育った東村の草木湖のほとりにあるのです。 口で絵を描いたり、文字を書いたりするから凄い? そんなレベルじゃありません。 彼から生み出されるその詩が、その絵の一つ一つが人の心を打つのです。障害があるからじゃありません。 著作の関係があるので、ここで詩の内容は紹介はできませんが、一度行って感じてみてください。 心の琴線にふれる作品がきっとあります。 |
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![]() 遊歩道が整備されていた |
![]() 草木湖をバックに |
さて、心癒された後は、122号で一路日光へ。途中、足尾銅山観光なる看板を発見!そう言えば足尾町(現在、日光市)って銅山で栄えた町でした。
資料によりますと、足尾銅山1610年(慶長15年)の発見から昭和48年まで400年近く続いた銅山であり、かって日本一の産出量を誇ったが、
急激な鉱山開発は足尾鉱毒事件に見られる公害を引き起こし、下流域の住民を苦しめることとなった。
田中正造の天皇への直訴は有名な歴史上の出来事である。
有名な寛永通宝が造られたことでも有名である。
なんか、こういう日本産業を支えた遺構って好きなんですよね。夕張炭鉱、いわき炭鉱にも行ったっけ。先を急ぐ旅ではないので、もちろん寄ります。
全体的にちょっと寂れた感じもありますが、廃鉱観光なのでこれが逆にいいのかもしれません。
入場料は大人800円。最初にトロッコで銅鉱の中に入っていきます。銅鉱の中は寒いくらいに涼しい!真夏に来るのがいいですね。
トロッコを下車したあとは、徒歩で鉱内を進みます。よくあるパターンですが、時代ごとの違いをロウ人形で再現してあります。
最初は手掘り、昭和に入ると大型機械とダイナマイトです。ロウ人形達がいい表情をしてました(笑)
ただちょっと感じたのが、銅山の歴史を後世に残すなら、公害の歴史ももっと前面に出していいのかな。どうなんでしょうか。
ま、あくまでも観光施設だからなぁ。
夕張ほどの規模はありませんが、それなりに楽しめました。
![]() トロッコに乗っていざ出発 すぐ到着しちゃうけどね。 |
![]() トロッコを降りて、徒歩で出発。 中は寒い! |
![]() 最初の頃は手掘り |
![]() 昭和に入ると発破でドカン! |
![]() こいつ、いい表情してました(笑) モデルはだれなんだろう。 |
![]() 銅のインゴット20キロ 重い! これが金だったら... |
![]() ![]() 出口付近の看板 この下らない洒落看板が笑いをそそります。 |
さて足尾を後にし、いざ奥日光へ!実は、キャンカーでいろは坂を登るのは初めて。
非力なアオキングはエンジンを唸らせながら、ゆっくりと上がっていきます。
だれでもやってると思いますが、「い」「ろ」「は」.....と言いながら上がっていきます。
(結局は、飽きてしまって「と」あたりで止めましたが(笑)
さて、アオキングの後ろには大渋滞が!
いやいや2車線になっていたので、後続車への迷惑を心配する必要がありませんでした。これ精神的に楽です。
前に来たときは、確か上り下りの1車線だったような気がします。それこそ17〜8年前じゃないかなぁ
後席の子供達が気持ち悪くなりそうだと言い出した頃に、なんとか中禅寺湖畔までたどり着きました。
出迎えの男体山が、くっきりとその雄姿を見せてくれました。
奥日光では、中禅寺湖畔散歩、滝巡り、ミニハイキング、足湯、入浴@元湯温泉、そして昼寝!を楽しみ、のんびりしました。
暑くなく、湿気もなくホントいい天候でした。
温泉は湯元温泉のホテル「おおるり」で日帰り入浴しました。白濁したイオウ泉で肌がツルツル。
源泉かけ流しってことだったし、ここだけ500円だったかな? 他は高いところで1000円していました。
今も、まだイオウの香りが残っています(笑)
標高がと、かなり高いので、夏の避暑としては最高かもしれません。
それにしても、バスでやってきたハイカーが多いこと多いこと。
戦場ヶ原入り口付近にあったレストハウスは大混雑でした。きっと、紅葉の時期はもっとすごいんでしょうねぇ。
時期的にいいんでしょうね。ニッコウキスゲもそろそろ盛りだし。
足湯でのんびりしているときもガイドさんに引率された団体さんが一気に入ってきて、大騒ぎ。
![]() 湯滝 |
![]() 竜頭の滝 |
秋の紅葉の時期におなじ位置から写真を撮ろうっと! |
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湯滝の近くの散策コース 林間の中を約40分で1周できました。 途中、滝もあったりして、マイナスイオンたっぷり! しかも木道が整備されていて、歩きやすいです。 ![]() |
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元湯温泉の足湯「あんよのゆ」 ナイスネーミング! 温泉寺の近くにあって、けっこう大きい足湯です。源泉が湧き出ている熱いのなんのって。熱さを通り越して、痛いくらいでした。 ![]() |
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中禅寺湖畔散歩 途中、生湯波を発見! 「地の物を地で食す」にならい、さっそく購入。1セット1500円なり。うまく切れずに見た目は悪くなったけど、ワサビしょうゆで頂き、美味しかったです。食感がいいですね。 ![]() |
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夜、中禅寺湖畔でキャンドルイベントをやってました。 主催も意味も分かりません。ちょっと中途半端でしたが、綺麗でしたよ。 キャンドルっていいですよね〜。 ![]() |
日曜日は、朝一番でいろは坂を下ります。
のんびりしたいんだけど仕事も残っていたし、バイトの人、塾の人、美容院の予約のある人とそれぞれの都合が。
短い滞在でしたが、ゆったり時間が流れてました。
次回、奥日光に来るときは、もうちょっとハイキングに力を入れることにしましょう。
帰ってくると走行距離は555.5キロ。けっこう走ったんだなぁ。