○期日:2007年10月5日〜7日
○場所:群馬県みなかみ
○泊地:関越道上里SA
    道の駅「水上町水紀行館」
10月連休第2段!
 アウトドアポーツ〜ラフティング〜と温泉でリフレッシュしてきました。 場所は紅葉にはまだ早い群馬は、みなかみ町。 北海道じゃなくて群馬?  そう、ラフティングはニセコ・南富良野だけじゃない!関東だって盛んなのです。みなかみ(利根川、吾妻川)や長瀞(荒川)は関東ラフティングの中心地。 さて、ラフティングを簡単に説明すると、超頑丈なゴムボートに乗って激流を下るアウトドアスポーツ。ま、我々がやるとレジャースポーツになるんだろうけど。1970年代にアメリカで始まり、日本では1990年以降モンベルが参入して以来、盛んになってきたもよう。いまや全国各地で....講釈は別にして、楽しい連休を過ごしてきました。 なお、今回はサチとの2人旅! 娘とオヤジの珍道中とあいなりました。



 出発は金曜日23:00。せめて千葉県は脱出したい! いつもは眠くなるところだけど、これから遊びに行くという興奮と、サチとの会話のおかげで眠気も襲ってこず、一気に関越道の上里SAまで走行。SA内は、もう真夜中だというのに、人、人、人。こりゃ明日も混むぞ、よし寝よう!とよく分からない理由でP泊。
 サチとの会話、面白かったです。普段は仕事やバイトでなかなかゆっくり話しもできないので、いい機会になりました。あっ、彼氏のこととか突っ込んだ話はしませんよ。
 朝起きると快晴。さっそく運転開始。正面には群馬の山々がクッキリ見え、連休の興奮が自ずと高まってきます。後ろの方では,すでに渋滞が始まっているようですが、この地点(群馬県内)は、スイスイ。昨日のうちに距離をかせいでおいて良かったぁ。
 
 早朝夜間割引と通勤割引をうまく使い分けて
月夜野ICで下車し、道の駅「月夜野矢瀬親水公園」にて朝食タイム。
 
 さて、いつもならママがテキパキと準備をするところだが、今日は使えない2人組。頼みのハイジもいない。 お米はどこだ?割り箸はどこにしまってあるんだ? ふりかけあったっけ? さっそく、まだ寝ているママに電話をして確認。 おかげで米が見つかったものの、これは無洗米か?という新たな疑問。 確かキャンカーの米は無洗米だったはずだけど。これはどうなんだ? 先ほど、下らないことで起こされ機嫌を悪くしたママにはもう聞けない。
 
 一か八かで、洗わずに炊飯器のスイッチオン。ところが、通常米だったのだ! 出来上がりは臭く、色も悪く、まずいご飯になってしまった。
 それでもカップ味噌汁、カップめん、卵焼き、ベーコン、コーヒーという栄養ランスとセンスのカケラもない朝食が完成。 当然、完食いたしました。でも、うまかったっすよ。
 
 さて、しっかり片付けをして、みなかみ町(旧新治村)にある「たくみの里」に向かいます。随分前に遊びに来て以来。キングで来るのは初めてじゃないかな? 道の駅になっていて、店舗も幾分増えているような感じでした。どんどん道の駅が出来ていきますね。いいことです。
 ここ「たくみの里」は、のんびりした農村地帯に伝統工芸や技などの各種体験できる施設が点在していて、ちょっとしたテーマパークみたいなところ。レンタサイクルもあったし、散歩しながら色々見て歩くには、いいところです。

 我々もなにか体験してみようってことで悩みますが、なかなか決まらない。蕎麦うちでもやるか? 昔やって失敗したなぁ。
 あーでもない、こーでもないと散々悩んだ挙句、ママとハイジのお土産にもなるってことでアップルパイ作りに決定。
 超親切なおばさんに手ほどきを受けながら、アップルパイ作りにいそしみました。焼きあがったパイは、まぁそこそこの味でしたね(笑)
 




 
   
総合案内所「豊富楽館」ここで情報を仕入れます。



        
 
 たくみの里は他にもいろいろありましてね。木製急須を製造販売している「急須の家」はちょっと興味がありました。値段は高いけど、欲しいなぁと思ったので。
 あとは、「麦の香り」っていうパン屋さんのボンデケージョっていうチーズの入ったモチモチ感たっぷりのパンがうまかった! パンの種類は少ないけど、おすすめですぜ。


      麦の家
 

メインストリート


さて、たくみの里を後にし、いよいよ水上温泉に向かいます。
目的地は今宵の宿「道の駅 水上町水紀行館」。たくみの里からは30分たらずで到着。
ちょうど、ラフティングの午後のツアーのスタートの時間でした。
川沿いの広場には総勢70〜80名ほどのラフティング参加者がボートの周りに座って説明を聞いてまして、
それを観光客が眺めていたり、BBQをやっている人がいたり、なんかとってもいい雰囲気でした。
  

ここの道の駅、実ははじめて来ました。親水公園があって、温泉街にもすぐ近いし、スーパーも近いとなかなかいいですね。
(ちなみに消防署も近いよ)
お風呂は車移動ならあちこちにあるし、徒歩圏内では温泉街に日帰り入浴施設「ふれあい交流館」がありました。
さっそく、合流したクジラパパと温泉街の散策と遊歩道散策に繰り出します。
水上温泉といえば、草津、伊香保、四万と並ぶ群馬の有名四大温泉地。
ところが、あんまり活気が無かったですねぇ。さすがに夜はそこそこの客がいましたが、連休なのに大丈夫って感じ。
草津温泉の賑やかさに比べると、ちょっと寂しいかな〜。
でも、温泉街には、四万温泉ではまったスマートボールや射的の娯楽場があって、結局昼と夜と2回も行ってしまいました。

 しゃんしゃん馬車。
 道の駅とJR水上駅を往復している様子。この馬、うつむいて暗そうに馬車を懸命に引っ張っていました。
お客が多いと可愛そうだけど、競走馬よりは気が楽かな(笑)
 
 温泉街のとある商店。
 ガラスの陳列台にパンとかが並べられてて、懐かしい雰囲気100%。時間が止まった感じがします。
     こんな分かりやすい大衆食堂もあった!
 あるみやげ物やの2階にあった山岳資料館。昔の登山靴とかピッケルとか貴重な資料が展示されていました。クライマーにはいいのかも。
    初期のころの山岳テントです。
 桑屋さん
 お土産屋さんですが、ここの「焼きカレー」というメニューが気になりました。次回は食べることにしましょう。

    頼んでもないのに蕎麦茶をご馳走してくれました。
 やっぱり温泉街といえば、遊技場! 1ゲーム200円と安いし、長く遊べるので、ついついはまります。 ちなみに隣のクジラパパは、すぐに玉が無くなりました(笑)
    決してスマートじゃないんだけど。(なんかカッコ悪いなぁ)

 利根川渓谷美もGOOD 紅葉時期ならBEST!     

そのうちヤチボン、げんちゃん、とーちんも合流。
風呂を兼ねて、みんなで夜の温泉街に繰り出しました。
といっても、風呂を済ませてスマートボールと射的に1時間ほど興じただけですが。
旅館に泊まっている人は、ゲタに浴衣。カランコロン、からんころん。
このゲタの音がこの街に似合うこと、似合うこと。
キャンピングカーの旅は自由きままでいいけど、たまには旅館の布団で寝るのもいいよね〜。


スマートボールで一番成績が良かったのがげんちゃんで2箱ゲット、次がみどりちゃんとヤチボンで1箱ずつ。
それぞれ景品に交換してもらいました。
もちろんたいしたものではありませんが、なんか妙に嬉しいものです。
いいっすね温泉!


夫婦で仲良く

狙いどころが悪いんじゃないの?

最後には飽きて、乱れ打ち(笑)

シャボン玉ゲット、とっても嬉しそう

俺はダメ! 全然入らない!

MVPのげんちゃん!

さて、遊技場のハシゴです。次は射的屋さん。10発300円。
コツを教えてもらったので、次から次へとゲット! 2個落とし、3個落としも達成、大物まで打ち落としました。
これが凄い成績で、全員分の点数を集めると2000点!トランプやら花札やらけっこう高額景品と交換できました。
なんだか子供に戻ったようで、あっという間に時間が過ぎました。いや〜楽しかった〜。


まずは玉こめ

狙いを定めて!

ショット!

大型の的をゲット!
 
 全部でこれだけ倒し、なんと2000点!お店のおばさんもまいったって感じ。
 通常では有り得ない景品数を手にしたのだった。
     

この晩が冷えること、冷えること。
昼間はTシャツで十分だったのに、今年初のFFヒーターのお世話になることに。
後で知ったが、10度まで冷え込んだそうだ。この寒暖の差が紅葉につながっていくんだろうな。
こういう緊急時に限ってうまくいかないもので、真夜中にガス欠(プロパン)しやがった。
いや〜寒かったぁ。


 翌朝、快晴! いよいよラフティングの日。

 それぞれ朝食を済ませ、今回お世話になるBIG WAVEに向かいます。BIG WAVEのスタッフは皆若者で活気にあふれていて、仕事に生き甲斐を持ってるって感じ。
 仕事が楽しそうでいいなぁなんて、。思わず本音が(笑)


 ただ、参加者が多すぎて、ちょっとさばき切れてなかったかな。待ち時間が長すぎたぞ!

サチが突然「ジャックスパロウがいる!」と。
そうスタッフの中にパイレーツ オブ カリビアンの人気者 キャプテン ジャック スパロウを意識したそっくりさんがいたのです。
ホント、よく似てましたよ。ついでだから、あの酔ったような仕草もしてくれると、もっと面白いんだけどね。
ちなみに、ひげは本物だって。

記念撮影ありがとうございました!

さて、受付を済ませ、説明を聞いて、着替えを済まると妙な集団の出来上がり。
他にも大勢お客さんがいましたが、みなさん20代と思しき若者。
その中でおじさんたちのチームは異彩を放っていました(笑)
でも、一番盛り上がっていたけどね。 遊びを楽しむことでは、まだまだ負けません!



カメラは禁止のため、写真はここまで!
さて、実際のラフティングを中継しますと、スタート地点は水量が少なく、岩にゴツゴツあたりながらやっと出発って感じ。
実際下った距離もそれほど長くなかったな。結局、各社の出発が同時間帯に集中するので、渋滞を起こすんですね。
だから、待ち時間が長い! 水量豊富な春先であれば、そういうことはないそうだけど。
やはり4月〜6月くらいにやるのが良さそうです。

それでも4箇所あったポイントでは、スリル満点、笑い絶頂のラフティングを楽しむことができました。
北海道でのラフティングよりもスリルがありました。今回は量よりも質で勝負ってところかな。
特に、岩と岩の間を滑り落ちるところで我々のボートが挟まってしまい、水が一気にクジラパパ一人にに押し寄せる始末。
大爆笑でした! 今、思い出しても笑えますガハハハハ〜。写真がないのは残念だ!

以前も書いたけど、ガイドさんのお客を楽しませようっていうプロ意識もラフティングの大きな要素。
この意味では70点くらいかな〜。今回のガイドはまだまだ修行が必要だな!

そうそう料金は一人6000円(北海道だともうちょっと安いよ)。確かに安くはありません。
家族4人だと24000円で痛い出費。6000円あれば、TDLで一日遊べるし、美味しいものも食べられる。
それでも終わった後の満足度で考えれば安いもの。あれだけ笑えて、叫べて、楽しめればOK!
次はGWに再挑戦かな〜。これでは、北海道に行くお金がなくなってしまう!

 さて、ラフティングで満足したあとは、TEPCO電力PR館・奥利根主催の水力発電所見学のバスツアーに参加!
 偶然、情報をキャッチし事前予約をしておいたのです。

 これは、地下数百メートルに作られた玉原水力発電所を見学するもの。
前回の湯西川のダム探検も迫力ありましたが、この発電所探検もなかなかのものでした。よくも地下にこれだけの空間を作ったものだと感心!しかも、全て無人化されており、遠隔制御でコントロールしているのとこと。最大出力は120万キロワット。想像も付かないけど、一般家庭で約40万戸分だったかな?

 随分勉強になりましてね。揚水式発電って知ってます? 2つのダムの高低さを利用して発電するんだそう。昼間、上のダム(玉原ダム)から放水し発電。電力消費が少ない夜に、その落ちた水を逆に下のダム(藤原ダム)から上のダムにくみ上げておく。そうして毎日発電するんだそうです。うまい事考えますね〜。

 地下発電所の入り口。このトンネルが数キロほど続き地下発電所へと続いている。自然保護のために地下に発電所を作ったんだそうです。
 普段はあかずのシャッターで、野生動物の侵入もできないようになっている。
 トンネルは奥まで、続く。ちょっと不気味だった。
 バスを降り、ひんやりした発電室入り口で説明を聞きます。
 これが地下発電所の巨大地下空間。
 想像を絶する広さだった。
やたらな体育館よりもずっと広い!
 驚いた!
 この赤い筒の中に発電用の風車が入っている。これが左右に2基ずつあります。
 
 これがその発電用風車!
 分かりづらいが、地上に通ずる階段。
 地上の光がかすかに見え、かなり地下にいることが分かる。ちょっと階段では登れないなぁ。

電気は大切に使わないと!(BY でんこちゃん)


さて、最後のイベントはお待ちかねの宝川温泉 汪泉閣の日帰り入浴。
巨大露天風呂のある一軒宿としてTVでも雑誌でも有名なので、名前だけは知っていました。。
そのおかげか、あんなに山奥、しかも夕方だっていうのに、駐車場は満杯状態。人気あるんですね〜。
    


初めて行ったわけですが、確かにスケールがでかい!
大露天風呂は混浴が三つ(子宝の湯、般若の湯、摩訶の湯)と女性専用が一つ(摩耶の湯)の計4つ。
延べ面積470畳だって! しかも、天然温泉掛け流し。
女性もバスタオルを巻いて、大勢い混浴に入ってました。自然に。
時間の関係で1時間足らずの滞在でしたが、一日のんびりしたいものです。

背後に女性がいないことを確認して記念撮影!


これで予定していた全日程は全て終了。
もう一泊して、朝帰っても良かったのですが、仕事のことが気になってしまい(ん〜悲しい)、帰宅することに。
夕飯食べて、一休みして、翌日帰宅組みのとーちん&クジラパパに別れを告げ、ヤチボンと夜8時に水上を出発。
連休渋滞に巻き込まれながらも、日付が変わるころ自宅に無地到着しました。