【日時】
2005年5月3日〜5日

【P泊地】
常磐自動車道の関本PA
道の駅「ならは」
常磐自動車道の中郷SA

「GWの旅その2」は福島のいわきを中心に浜通り方面に行ってきました。
他にも候補地はいろいろあったんだけど、千葉からだと東京を越えなくてもOKという立地から、ここに決定しました。
いつもはインターネットや情報誌で下調べをするんだけど、仕事が忙しく時間も余裕がなく、
日立在住のどんちゃんからの情報だけで、ほとんど行き当たりばったりの旅でした。

それでも旅慣れた我が家(笑)は、学問チックに真面目に、のんびり、まったりと楽しんできましたよ。
それでは、授業(レポ)にお付き合いくださいませ〜。

キ〜ン コ〜ン カ〜ン コ〜ン♪


 (そんなのあるか?)





 たいした渋滞もなく、3日早朝には、目的地に到着。
漁港で有名な小名浜にある「いわき ら・ら・ミュウ」という市場に行きました。規模的には、銚子のウオッセの大親分、那珂湊のお魚市場の親分といったところかな。
 超激安というわけではないけど、そこそこの値段だし、、お土産ショッピング、食事と十分に楽しめますよ。
 周辺にはアクアマリンふくしま、遊覧船などもありましたが、料金が高いのでやりませんでした。
 買い物の方は、ハイジの好物のイクラ、σ(^_^;の好物のホッキ貝、ママ&さちの好物のマグロの刺身を買い込みました。ヘイ!
 そうそう、ウニ焼きやかまぼこ焼きも美味しかったよ。
   これ、ウニ焼き500円です。

   私の分も残しておいてよ!







知りませでしたが、いわきには炭鉱があったそうで。そのうえ、恐竜の化石もかなり発掘されているとのこと。
というわけで、
いわき市石炭・化石館という施設があり、行って来ました。
石炭コーナーは模擬坑道がちょっとしたアトラクションのようで楽しかったな。
なんと!600mの地中まで立坑エレベーターで下るんですよ。
ハハハ、実は2F→1Fだけど、照明とか、BGMとか工夫されていて、そういうことになってるんですぅ。
坑道では、各時代の作業光景がリアルな人形で再現されていました。
北海道夕張の石炭歴史村ほどのスケールはないけれど、入場料も安いし、お薦めです。


さぁ、坑道探検に出発!

暗いのは苦手なのですが(爆)

昔は女性も裸で作業していたみたい。
ママはこういう仕事はできないって。

時代が進むと、作業機械も大型に。

最初は手掘りだもんねぇ。

炭鉱町の人々の暮らしの様子。
まるでキャンプみたい?

当時の暮らしに溶け込んでみた。
ん〜、ちゃぶ台が懐かしい。

石炭といえばSLということで、
屋外には巨大なD51が展示されていました。


実物大(中には本物も!)の恐竜の化石は超迫力があって、子供たちはけっこう喜んでいました。
まさにジュラシックパークの世界でした。男の子だとけっこう夢中になれるかな。
(左からティラノザウルス、トリケラトプス、名前忘れた)
   





今回の旅で一番面白かったのがここ「いわき市アンモナイトセンター」ですね。
「8700万年前の双葉層とよばれる地層が露出している化石産出地に建設された博物館」
その地層で発掘体験ができ、発掘した化石は持ち帰れるのです。
もしかしたら、超貴重な化石にめぐり合えるかも〜。
しかも体験料は
大人350円、中学生以下100円とさすが公立の施設!
こういう経験はなかなかできないので、家族全員で挑戦しました。
 GWということで受付前から行列でした。
ちなみに、体験は1日2回だけ。
予約は不要ですが、受付時間はたったの30分だけです。

ここが発掘現場。8700万年前の地層だそうです。


 発掘に使う道具です。他に防護用メガネも貸してくれます。
自分で用意するものとしては、軍手、化石保存用新聞紙、
ビニール袋等が必要です。特に軍手ね。

 気分はすっかり考古学博士。では、いざ発掘!



 大勢の人が発掘に挑戦!

   
上手な人は、黒く輝く「サメの歯の化石」掘り出していましたが、我が家は貝の化石が数個だけでした。
せっかく見つけても、割ってしまったり、土が固くてミノが入らなかったりとなかなか難しいのですよ。
それでも制限時間の1時間半夢中になれて、にわか考古学者として素晴らしい経験になりました。
ここは、またチャレンジしに行こうと思います!
今度こそ、サメの歯を発掘するぞ! あなたも一緒に行きませんか?






P泊地の道の駅「ならは」に向かっていると、Jビレッジというものがある。
総合サッカー関連施設? 日本代表もきたことがあるって? 
「へ〜、ちょっと寄ってみるか」ってことで、サッカーに興味があるわけじゃないけど、見学してきました。

綺麗に整備されたピッチがたくさんあって、建物も立派でした。これなら北朝鮮、イラン、バーレーンに勝てる!と確信。
だれもいないピッチむ向かって「目指せドイツワールドカップ」って叫んできました(爆)
そうそう、Jチームのジュニアの大会が開催されていて、将来の日本代表がたくさんいました。頑張ってね〜。
 






 二日目の学問は、あぶくま洞からスタート。いわきから内陸部に入った山間部にあります。
東洋一と言われる鍾乳洞で、数年前にリニューアルされたとのこと。
σ(^_^;は25年ぶりの来訪。そう、中学校の修学旅行で来ているのです。とても懐かしい気持ちになりました。
 洞内は撮影禁止ですので、ご紹介できないのが残念ですが、8000万年という歳月が作り出した自然の造形美はライトアップされ、まさにアート、見事の一言。
 とくに、「滝根御殿」は、そのスケールの大きさに思わず立ち尽くします。
 一度行く価値ありですよ。 詳しくはこちらをどうそ!

 http://www.city.tamura.lg.jp/ta_abukuma/ta_abukuma01.jsp
 
  
 この石灰岩の中に広がるあぶくま洞






 
我が家のハイジは大の天文学少女。将来の夢は、天文学者。 そのハイジが喜ぶ天文台に行って来ました。
 実は、あぶくま洞と同じ敷地内に「星の村天文台」があるんです。東北最大の口径60センチの反射式天体望遠鏡があります。
 (ちなみに日本最大は明石天文台にある口径188センチ、世界最大はハワイにある口径なんと8.2メートル!)
  プラネタリウムとGWの夜間特別公開をしていて、天候にも恵まれ土星&木星を見る機会に恵まれました。木星は縞模様と4つの衛星、土星は輪がはっきり見えました。
 知ってました?季節によっては、木星が意外に明るいってこと。金星よりも明るいんですよ。


     







釣り部に所属してますので(爆)、あぶくま洞近くの釣り掘りで遊びました。(入浴もできますよ)
イワナ&ニジマスがいましたが、イワナはゆうゆうと泳いでおり、なかなか食いつきません。
いっぽう、ニジマスは落ち着きがなさそうで、入れ食い状態。
σ(^_^が魚だったら、;は間違いなくニジマスだなと思いました。(爆)

  





あぶくま洞のGWイベントで大道芸&ビンゴ大会をやってました。当然参加です。
ママが地元産のワインをゲットしました。ラッキー!
しかし、他3名はビンゴには運はない。いつもママばっかり〜。

  



 今回の「一番美味しかったで賞」です。
 いわきの北部にある四倉漁港近くの「よつくら ふれあい物産館」にある
大徳丸カニ直売店のかにめし!
 なんと480円でボリューム満点!味もGOODでした。 メヒコの庶民版って感じかな〜。
 そうそう、ならびには海鮮丼480円てのもありました。(時間があわず見送り) 超激安!
 なお、このふれあい物産館はちょっと寂れた感じがしますので、お見逃しないようにね。

      




6号線沿いの
道の駅「ならは」でP泊しました。温泉があって、コンビニも近くにあります。
インターネットも利用できるので、いいかもね。夜も静かでした。

   

ただ、ゴミはこのありさまでした。全くしょうがないなぁ。
ここもそのうち、ゴミ箱が撤去されてしまうでしょう。マナーと節度をもってゴミ処理を!



以上、本日の授業を終了いたします!
ご清聴ありがとうございました。