あんずとつばめ社(トップページへ戻る)

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2022年04月01日(金)〜04日(月):寒い春
2022年04月15日(金):間違えて、前日の誕生日
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022年04月29日(金)〜05月04日(水):長野、松本、安曇野(1)
2022年
04月29日(金)〜05月04日(水):長野、松本、安曇野(2)

2022年04月29日(金)〜05月04日(水)

長野、松本、安曇野(2)

05月02日(月)
普通、道の駅の入口には右折専用レーンがありますが、ここは山の中の1本道で狭いからでしょう、突然道の駅が現れて駐車場に入らなければなりません。ちょうど工事をしていたので警備の人がいましたが、出入りはちょっと緊張します。
(左)信州新町

(右)つばめがいるところは
よいところ
旅行のときに注意すべきは「月曜」です。大型でも案外閉まっていることもあり、せっかく行ったのに見れなかった、突然行く場所を失うということが起きがち。月曜開館日を狙って予定を立てる必要があります。

ということで、年中無休の「長野市茶臼山動物園」(600円)。駐車場に早めに到着して、大きな木があるところに車を止めました。これで安心して犬たちをおいておけます。開園時間を間違えてずいぶん待つことになったのではありましたが。
この動物園は動物たちが
ゆったり過ごしている感じがする

でもカモシカだけは
広い敷地があるのに
常同行動を繰り返していた
(仲間のカモシカが死んだそう)
かわいい馬(乗せてほしい) ふくろうは形がよい ビントロング(初めて覚えた)マンホールで過ごすアライグマ
「レッサーパンダの森」。月並みですが、まあ、かわいいのです、これが。
外にいる(頭を前につっこんで) 屋内にも(たいてい寝ている) こちらにも(みんな高いところ)
お昼の休憩をはさんで、恐竜園と植物園へ。恐竜園というのは大きな公園に恐竜のオブジェがあるというもの(あらら)。植物園はいわば山を利用した公園です。つまり何もないところが「園」だったので、迷ったあげく、ただただ歩き回ることに。ちょっと疲れた。
どこかに行くにはまとまった時間がないので、無料の「城山(じょうやま)動物園」に行きました。少し離れたところに無料駐車場があります。
遠くから撮った キョンがお食事中 日本人はペンギン好き浮き輪で遊んでもらってた
上 の画像では浮き輪で遊んでいるアシカですが、帰りに寄ったところ、なんと飼育員さんの連絡用のレシーバーをくわえて泳ぎ回っていました。おそらく飼育員が 落してしまったのでしょう、網で捕まえようと(アシカの頭なのかレシーバーなのか)していましたが、まったくうまくいきません。気の毒でしたので、「よい絵」を撮るのはやめました。あのあと、どうなったのかなあ。
(左側)2つの動物園共通のせんべい
(薄焼きビスケット)

(右側)御開帳記念の「ぽっぽサブレー」
(城山限定。アシカのしんちゃん入り)
動物園から帰る途中よくよく考えたら、善光寺近くだったので寄ればよかったと思いました。ちょうど御開帳の年で通りは大賑わいでした。

宿泊は道の駅「安曇野松川」です。暗くなったのと、道が並行していて裏道を走っていたことでなかなかたどり着けませんでした。道の駅はわかりやすい場所にあるのです が夜は迷うことがよくあります。「よい駐車場所」はすでにいっぱいでしたが、しばらくするとトイレに少し近いところが空いたので移動しました。うちは大型犬が出入りするので、必ず片側が空いていないとだめなのです。

05月03日(火)
朝起きてみると、なかなかのどかな田園風景が広がっていました。
(左)道の駅の
すずむし「りん太くん」

(右)裏手にある
大糸線の細野駅
最終日、「穂高郷土資料館」(100円)へ。駐車場は空地のようなところで、木陰がありました。思った通りの小さな施設です。私たちはこういうところが大好き。
「コンペト」で土壌を耕す 味噌玉をつるす(写真より) 百万べえ(疫病退治)
押し絵びな
県宝の土器3つ 蝶カゴ(養蚕用)
熱心に見ていたからか、係りの方から立派な資料を1冊いただきました。安曇野の資料館の持ち回りで毎年発行しているんだそうです。ありがとうございます。

2匹と周囲を散歩しました。奥には「鐘の鳴る丘」の建物があり、手前には「松尾寺」があります。大きな藤棚の回廊がありましたが、ほんの少ししか咲いていませんでした。
「鐘の・・・」は歌しか知りません 美しく木が組まれた松尾寺 裏から見た屋根の鬼
郷土資料館
予 定では他の資料館か美術館かというところだったのですが、郷土資料館の中に貼ってあった小さなチラシを見て「安曇野市天蚕センター」に行ってみることにし ました。ここで育てているのは「天蚕」(野蚕)で、なんと緑色。糸はきらきら光るパステルカラーです。蚕はくぬぎの若葉しか食べないんだとか。商品も売っていましたが、気軽に買える値段ではありませんでした。
コロナで見学者が減ったと
おっしゃっていた

(左)センター入口

(右)繭の展示
少し早めでしたが帰路につきました。夕方の散歩は再び諏訪湖。行きもそうでしたが、観光客も戻りたくさんの人が歩いていました(健全)。
スワンと記念写真 ふじの飲み方が(笑) 「諏訪大社御柱御用男綱」とある
こ、この笑顔は も、もしや はい、そうです
旅の終わりはいつもの山梨、ということになります。ここまで来ると、結構日常って感じ。

次の日の、いつもの三分一湧水公園。サクラソウがきれいに咲いていました。
ふじみの最高の笑顔
安曇野にはたくさん美術館があります。次回はそこをゆっくり回りたいと思います。


2022年04月29日(金)〜05月04日(水)

長野、松本、安曇野(1)

GWで人出が多いときは(コロナとはまったく関係なし)大きな観光地を避けたいものです。長距離も考えたのですが、まあまあのところで、かつ帰りに 買い出しができるように長野あたりに決定。アホは相変わらず下の道を走ります。だから初日は諏訪湖SAのぷらっとパークに泊まったのでした。ここはたどり着く のは結構大変で、空いていないこともしばしばだけど。

04月30日(土)
諏訪湖宿泊となると、決まって入るのが「ロマネット」の朝風呂です(280円)。05時30分から開いている。朝の散歩は諏訪湖。
彫刻に気づくふじみ こちらははなみ 釜口水門方面へ
09 時半ごろ、「松本市立考古博物館」(200円)。市立博物館の付属施設です。ちょっと辺鄙な場所にあり、規模は小さめ。お客さんほぼゼロ。その地域にしかな い土器や土偶が見られるのが楽しいです。「海老鍵」の仕組みを知りました。勾玉飾りの石を購入(210円)。自分で削って作るのですが、いつ完成するの か(あなたしだいです)。
入り口(上に名称あり) 立派な石の「ごあんない」 土偶の頭だけ
耳飾りがいろいろ
珍しく2つの顔をもっている
こういうのがよい
お昼は「弘法山古墳」を散歩しました。坂道と階段を上ってゆくとパノラマが広がっていました。
犬連れだとすれ違いは無理 おお、眼下に広がる 日陰で休むふじみ
「弘法山古墳公園」とある
午後は、「松本市歴史の里」(410円)へ。ここは5つの建物(すべて移築)があって、それぞれに展示があります。
旧松本区裁判所庁舎 工女宿宝来屋 糸ひき工女時代の思い出(音声)

旧松本少年刑務所独居舎房 (問)右の星印の意味は? 煮繭場(しゃけんじょう)
川島芳子記念室 口中鈎(口に入れて自殺防止)
当時の法廷の再現
中でもよかったのは、「あゝ、野麦峠」(クマザサの実を「野麦」と言う)の女性たちの過酷な労働とその日常がわかる音声でした。原作者の山本茂実のコーナーもあり、「旧昭和興業製糸場」では古い機械類が展示されています。裁判所は元々松本城内にあったとのこと。
(*上の独房内の答は、「部屋手前の角に隠れることができないように、星印より内側にいなければならない」でした)


この日は道の駅「今井恵の里」泊。駐車場は広め、宿泊者少なし。

05月01日(日)
夜に雨が降ったり止んだり。今日は朝から雨模様です。
道の駅駐車場裏手の広場

連休の鯉のぼり
絶対行きたかった「貞享(じょうきょう)義民記念館」。立体映像が見れないということで310円のところ110円にしてくれました。

貞享騒動の概要(百姓一揆):1686年に松本藩で起こった。年貢が厳しかったことに耐えていた農民だったが、これを救おうと多田加助たちは奉行へ訴え、年貢を減らすことができた。しかし、その後、覚書は返上させられ、多田たち28人は処刑された。

現代に通じる圧政と民の闘い!ヤツラのやり口はいつも同じ。そして、いつもこれに闘う民あり。

記念館正面


初めは係りの人にひと通りの説明をしてもらいました。私たちは「説明はいかがでしょう」と言われると必ずお願いすることにしています。展示を見たり読んだりしただけではわからないことも多いのです。その後、もう一度展示を見始めました。

下に黄色の合法、その上は違法
この騒動は真ん中あたりにある
「強訴」に至ったそう
しばらくすると、係りの方から「今なら映像が見れます。動きます」との声が。機械が壊れないうちに、いざ。
この立体映像は
「トリックイマジネーション」というそう

映像と共に建物やら人物やらが
出たり入ったりする

これはちょうど処刑の場面
再び展示室に戻り12時ごろまで滞在。
(左)加助像
貞享義民社の御神体(レプリカ)

(右)展示室内
係りの人には「こういうの、本当に表に出ない歴史ですよね」と言いました。こういう歴史こそメディアで大々的に取り上げてほしい。望むべくもなし。そして、もっとたくさんの人に来て、見てほしい。

この「埋もれた歴史」に興奮気味の気持ちを抱えて、車内で昼食を取りました。怒りとか溜息とか悲しみとか。妙な疲れを感じてはいたものの、ここで帰るわけありません。パンフレットを片手に、歴史の場所を探して歩きました。雨降る中、ちょっとしんどかったぜ。
貞享義民社にある顕彰慰霊碑 貞享義民社の鳥居 「二斗五升、語り伝えよ稲の波首塚(首をここに埋葬した)
三郷のマンホールはりんご 記念館裏手の熊野神社 加助の逆さ杉(御神木
ま だ少し時間があったので「穂高陶芸会館」(200円)へ。かなり小さな施設です。陶芸教室をやっていました。展示しているのは甕や壺が中心でした。洗馬焼 を起こした信楽の奥田信齊の作品を中心に、洗馬焼と入道焼の展示です。洗馬焼は前に資料館で見たことがあります。どっしりとしている骨太の焼き物です。
思った通りの小規模施設
ちょっと見るのにはちょうどよい
雨の1日が終了。道の駅「信州新町」で泊まりました。


2022年04月15日(金)

間違えて、前日の誕生日

どこをどう勘違いしたのか、ふじみの誕生日を15日だと思っていて、ばたばた誕生日の準備をしました。本当の誕生日は16日。

アイスクリームを今回は2種類買っておきました。抹茶は避けたいのと、チョコは食べさせられないので、結局バニラとイチゴです。つれあいがパンを2切れず つ準備してしまい(おい!)、ええい、大盤振る舞いじゃと、1匹2個を分担いただきました。アイスを広げて、キウイとオレンジと、この前作った「オレンジ ピール」(Sさん、レシピありがとう!)を散らし、最後にキャロプを振り振り。
人間が食べても
おいしそうなんですけど

これで1匹分
1カ月後の、お祭り騒ぎ。
見つめるはなみ(ジーッ) 器に入れてやる(ガツガツ) 「もう終わりでしょうか?」
人間も、もちろん2種類のアイスを楽しみました。ふじちゃん、お誕生日おめでとう。


2022年04月01日(金)〜04日(月)

寒い春

突然の寒気で、冬に逆戻りしました。あなどると山梨はさぶい。ロングコートやその他防寒服を持って行きました。

日中はおだやかな陽気でした。東京の桜が終わりつつあったので、これから山梨は満開のはず、と期待。ドッグランに寄り、花見を兼ねて散歩しました。
ボールを掘っている(はなみ) ボールにはすぐ飽きる(ふじみ) 咲き誇る桃の花 ソメイヨシノも
山梨では毎日、うまくいけば朝夕とドッグラン三昧。
すごい朝の光だ
匂いが気になりすぎる 水飲みの季節始まる SAで業者が落した、これは桃?
お昼の御勅使南公園。
ツグミだ! 公園の端っこまで歩いた 水争奪戦始まる
朝の御勅使南公園。
桜が満開の公園

ふじみがちょっかいをかけ
相手をしてやるが
「仔犬は困るなあ」(はなみ)

相変わらず水飲みが
下手なふじみ→
何 年かぶりに、「ふるさと文化伝承館」に行きました。「藍と綿が奏でる にしごおりの暮らし」展を見ました。いろいろグッズが充実していてびっくり。その 後、「韮崎市民俗資料館」へ。ここもずいぶん前に行ったことがあって、去年だったかコロナで閉館になっていて見れずじまいでした。裏の蔵でちょうどひな祭 りの飾りをしていました。この地域のひな祭りは4月3日なんだそうです。あら、ちょうど今日じゃないですか。
こちらも久しぶりに見た
土器の「カエル」っぽい模様
寒 いはず。ブリーダんちに寄る予定だったのですが、富士吉田・忍野は雪になりました。ブリーダーに聞いてみると「シャーベットになってるから、スタッドレス ならOK」と言われ、断念しました。まず、御坂を越えられなかったでしょう。この前も突然の雪になり、静岡側から行けなったことがあります。

東京より遅れて、ゆっくり春になってゆく山梨です。

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