どうぶつ日誌(2111)

2021年11月09日（火）

楓とのお別れの準備

いつかは、いつかは、と思いつつでした。楓がいなくなってからずっと、私の机の上には骨壺がありましたが、今日ようやくお別れの準備をしました。正確にはつれあいがしてくれました。

美花のときもつれあいでした。骨は砕くときの音が響いてご近所から怪しまれそうなので、よいタイミングを待っていました。

私が仕事から戻ると、すでに楓は「こなごな」に。骨壺の箱は私が解体しました。あとは、いくつか骨を拾ってから、美花と同じようにお別れすることにします。

楓がいなくなってからというもの、不思議なことばかりが起きました。これでもう起きなくなるのか、それとも楓の霊力強く、またまた「現れる」のか。

楓との約束がきっかけで、つれあいは動物と気持ちが通じるようになったらしいのです。カラスに襲われなくなったのと、小さな虫やらなにやらがそこにいることに気づくようになったんだと。ちょうど私がてんとう虫を見つけてしまうように。

楓が死んでから4年が経ちました。

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