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2021年04月03日(土)〜05日(月):春の山梨
2021年04月16日(金):ふじみも2才に
2021年04月21日(水):どたばたと、藤の花

2021年04月21日(水)

どたばたと、藤の花

ふじみの名前は、この季節の藤の花から来ているのですが、実際には少し季節を早取りした命名でした。しかし、こんなこともあるのかと、今年は花が早い。すでに藤の花が満開です。
紫のと、白のと。そして今年は見事に咲いています。
これまでこんなに長くなかった 白い花も美しく
ふ じみの誕生日を祝う中、数日前の早い夕方に2匹におやつをやったところ、はなみがゲホゲホとせき込んだと思ったら、おやつどころか朝食べたフードごと吐い てしまいました。よくあることですが、吐いたあとのはなみの様子がいつもと違ったのです。今思えば、食べ物がどこかにひっかかっていたのか、たまっていた のでしょう、落ち着きなくハーハーと荒い息をしていました。一旦伏せるのですが、ちょうど挨拶をするように両前足をぐんと伸ばしたまま(お尻を突き出し て)、しばらくしてから立ち上がるという動作をなんどもしていました。

私は気が気ではなく、胃捻転をネットで調べて、でもどうやらそうではなさそうな感じで安心したものの、どうしてそんなことが起きたのがよくわからないままでした。そして次の日、また同じ時刻におやつをやったら、またフードを吐き出しました。

以前、鈴音が消化器官に肥満細胞腫ができて、とてもかわいそうなことになりました。そのときが思い出されて、でも吐き方が違うなとか、便は普 通だったよなとか、食べたものを吐き出したというか、すでに消化が始まっているものが出てきた感じだなとか、いろいろ考え、またつばめのときは肺炎になったことも思い出し、疲れ切ってしまいました。も し、だったら、と考えてみても答えはないので、病院に連れて行こうかとも思いましたが、鈴音のときはそうした症状が出たときに対処してもだめだっただろうと (そういう病気である)言う医者のことばを思い出し、つれあいも「連れて行ったところで、検査、検査で疲れさせてしまうし、この子たちは病気になったらた いてい、もうだめなんだから、このままのほうがいい」と言うので、しばらく様子を見ることにしました。

散歩に連れ出すと、やけに草を食べたがりました。いつもなら東京の草は食べさせないのですが(放射性物質のため)、今は背に腹は代えられないので食べさせる ことにしました。おそらく胸やけをしているのではと思ったのです。それで、フードをやるときに千切りキャベツを少し蒸して、一緒に食べさせました。(ご本人は喜ぶのなんの)

結局、その後、吐くことはぴたりと止まったのですが、どうやら、はなみは年を取ってきたので、嚥下がうまくいかないようなのです。また、おやつをもらうと きには口を上に上げるので、唾液と空気とが混ざってしまい、一緒に飲み込んだあとに吐き出してしまうのではないかと分析しました。こ のこと以降は、おやつはできるだけ低い位置でやることにしました。

3月にはガムを食べてのどにひっかけましたし、ついこの前も、小さなガムをのどか歯か、どこかに引っかったらしく、しばらく咀嚼していました。

少しずつ少しずつ、バーニーズ的にはもう若くないことを思い知らされています。

2021年04月16日(金)

ふじみも2才に

つ れあいが言うのです。「ふじみって今度で何才だっけ?3才だっけ?」(ずいぶんアバウトですな)「違うよ、2才だよ」と答えつつ確認する私(も、アバウ ト)。「だよね、だからまだこんななんだ」とつれあい。見りゃわかるじゃないですか、まだまだ大人にはなっておりません。

バーニーズはからだが大人になるのに4年くらいかかります。性格もそれにつれてなのか、ずいぶん幼い印象です。それでも、はなみのような子は落ち着いてい て、仔犬のころから大人の性質を持っています。美花もそうでした。一方、ふじみは楓とそっくりで、いつまで経ってもちゃかちゃかしていて、こりゃ、ずっと こんなだわって感じ。

ふじみにも誕生日のおやつを買い込みました。3つにしようと思って、4つめを迷っていたら、つれあいが「誕生日だからね」と言うので、結局、いつも買わないおやつを加えました。おまけに、もちろん、びっけも焼きました。約束してたから。

こ の前ひとりで散歩をしていたときに、「散歩、大変ですね」の次に何度も聞かれたのが「何キロくらいあるんですか?」でした。110キロまで測れる体重計で はとっくに測れなくなったので、一体何キロあるのかわかりません。そのたびに説明をして「はなみがおそらく50キロ近く、ふじみが最後に測ったときに45 キロあったので、48キロくらいあるかもしれません」と答えています。はなみはゆったりしているので散歩のときに引っ張ることもありませんが、ふじみは突 然の猛ダッシュをすることがあるので気が抜けません。散歩の大変さは、犬の大きさ、重さだけではないのです。

この前いつも2匹をかわいがってくださる方にばったり会いました。喜んだふじみはちょっとした坂になったところを駆け下りて近づこうとするのですが、道が 狭く、車、自転車、歩行者が突然現れるかもしれない見通しの悪い場所で、かつその方の状態(詳しく書けないのですが、犬がどんと行くと大変そうって言う か、その方に「かまえ」がないというか)に、気が気ではありませんでした。やさしく言いたかったのですが、思わず「すみません!近づけませんので、ちょっ と待ってください!危ないです!」みたいな感じで言うと。拒否されたと思ったのか「触りたいだけなんだけど…」とその方。いやいやそういうことじゃなく て、万一のことがあったら、大きな事故になるのです。ふじみは近づこうと引っ張るわ、傾斜になってるわ、車より怖いのは自転車。ようやくまわりを見まわし て近づくことができました。大汗。

喜びをためにためていたふじみだったので、その人に近づくや否や大ジャンプして、両前足でその人の両脇をがっしりとつかんでしまいました。「すみません! ごめんなさい!」と言いつつも、無理にひっぺがすとその人もろとも倒れてしまう。ふじみの片方の前足をつかみ、引き離して、もう大変でした。再び、申し訳 なさに大汗。だから、簡単に近づけられないのよ。

数日後、その方に会ったときにこう言われました。「ふじみちゃん、えらいわね。この前、私をしっかりつかんで倒れないようにしてくれてた」と。うーん、ちょっと違うんですが、そのように好意に思ってくださって助かりました。

大型犬だからと言って意味なく怖がられるのも困るのですが、こちらが制御しているから「普通に見える」ことは案外相手にはわかっていません。お互い悪気はないのに、なにかがあったら飼い主のせいになります。気を付けないと。

まだまだ落ち着くつもりのないふじみですが、それで結構。こちらも体力を落とさないようにがんばるよ。


2021年04月03日(土)〜05日(月)

春の山梨

「日誌」の更新が途絶えるのはいつものことですが、コロナのことで、おちおち「山梨に行っています」と言えるわけもなく、とっても居心地が悪いです。うちの場合は生活のために「必要至急」なのです。

い つもの金川ドッグランは先客があり、大型犬の私たちは遠慮しました。念のため書いておくと、ここは確か小型犬専用だったか、中型犬までだったかなのです が、人によっては「いいですよ」ということで使わせてもらっています。だからいつも誰もいないことを確認して遊ばせています。

そういうことでドッグランは双葉にしました。
一緒に遊ぶ様子を見ると
ふじみが大きくなった
ことがわかる

はなみは骨格がすごいので
ふじみが大きくなっても
「負けない」すばらしさをキープ

右の写真ははなみ→
相変わらずの「レトリバー犬」
バーニーズにしては珍しく
ボールが大好きなふじみ

ここでもボールを発見して
お気に入りの様子→
春が早いのは山梨も同じです。例年なら、ぼちぼち桜が咲き始めたかなという時期ですが、今年はすでに満開状態

道の駅「こぶちさわ」の見事な桜。どうしてこれまで見たことがなかったんだろう?
シダレザクラなのか?4本あり 雨に濡れて重そう
ふじみの誕生日まであと2週間となりました。

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