あんずとつばめ社(トップページへ戻る)

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2010年12月06日(月):「ぷらっと鎌倉へ」
2010年12月10日(金):「ぽつぽつ、日々思う」
2010年12月11日(土):「八王子滝山、再び」
2010年12月12日(日):「友人と蘆花へ」
2010年12月15日(水)〜16日(木):「ちょっとした事故がありました」
2010年12月18日(土):「不運、続く」
2010年12月22日(水):「抜糸第一弾」
2010年12月25日(土):「美花の変化」
2010年12月29日(水):「治療終了」

2010年12月30日(木):「年末に蘆花を走る」
2010年12月31日 (金):「今年の終わりに」
2010年12月31日(金)

今年の終わりに


今年も お終い。

本当だったら鈴音と一緒のおおみそかでした。とてもさびしい。

昼 過ぎには煮物の準備をするために、あれこれ野菜をもって来て、キッチンに座り込み里いもをむいていました。ああ、なつかしの「だるまさんがころんだ」だ。 つばめがよくこれをやっていました。別の部屋にいたはずのつばめが、ふと見ると部屋の出口あたり、ふと見るとこちらの部屋に入ってきていて、ふと気づくと 足元に寝ていたということがよくありました。

里いもが気になったのか、美花がそばにいました。急いでつれあいに写真を撮ってもらいました。
何か悪いことをした?という顔(したでしょ) (左)舌を出しているのは
たぶん里いもの皮を
拝借した瞬間だったから
(前足の間にかけらがある)

(右)今度はむきあがった里いも1個を
前右足でちょい、と
しばらく押さえていた
(どうしようと言うのか)
その前足の下のものはなんですか?(かぶれるぞ)
美花はいわゆる悪さをしないので、 何をどこにどう置いておいても、何も起こりません。でも、おちゃめな一面があるので(いえ、それはありありですが)、気がつくと何かをしているということ はよくあります。

夕 方の散歩の前は、夜に食べる鍋の準備の椎茸をくわえては放り投げて遊んでいました。つれあいは「だめ!」と叱るわけですが、ちょうど椎茸をうげっと吐き出 したところだったので、私は「いい子だ、美花」とほめました。「出したんだからいいんじゃないの?」と私。「だって、これ見てよ、ここんところなくなって るじゃない。食べちゃってるよ」とつれあい。見れば4分の1くらい欠けています。「生椎茸を食べた?まあ大丈夫じゃないの?」と思っていたら、ラグのそば にその4分の1がころがっていました。

夕方の散歩に早目に出て、美花の夕ごはんも早目。今日もまあまあの食べっぷりです。どうやら「遊び 喰い」をしているようです。最後は牛乳で仕上げていました(つれあいがすぐ「牛乳飲むんだよねー」と甘やかす)。人間もワインを飲みながらお鍋を食べまし た。うちはお酒は年末年始だけです。

美花の耳を触っていると、ちょうどぽろぽろとかさぶたがはげかけているようでした。先端はまだ固まっていました。妙な感じで毛が抜けてい ます。
今日もありがとう、楽しい1日でした かさぶたをはがしたい
衝動にかられるけど
がまんがまん

先のかさぶたが取れたら
はげちょびんが
線になるのかな
美花にとって、うちに来てからのこ の7ヶ月はどんな毎日だったでしょうか。あと1週間で10ヶ月になります。

来年は、来年も、よい年でありますように。願わくば、美花に妹が来ますように、来てくれますように。

みなさま、よいお年をお迎えください。


2010年12月30日(木)

年末に蘆花を走る


昨日抜糸が終わったので、今年最後のひとっ走りに美花を「芦花」に連れて行きました。夕方前には雨という予報だったので、人間は早目の昼食(私にとっては 朝食)を取りました。美花はいつものうきうきした様子で、車に乗り込みました。

年 末、ドッグランには誰もいないかもねと言っていたのですが、2匹が遊びに来ていました。そのうち1匹の子はちょっと苦手ということでランを退席。もう1匹 のSちゃんと遊んでもらいました。美花の性格もあるんだと思いますが、Sちゃんもマイペースで、すぐに友だちになってくれました。こんなふうに遊んでくれ ると助かるなあ。Sちゃんは2才になったばかりだそうです。

とにかく2匹で走る走る。Sちゃんは走るのが仕事の犬種なので、ぴゅーんと風 を切ってさっそうと駆け抜けます。美花は後ろをどんぱらどんぱらついてゆくのですが、すぐに「見張り役」に徹していました。つまり、遠巻きでじっとして、 Sちゃんが走ってくるのを待っているのです。2匹の様子、ご覧ください。楽しそうです。

頭を下げて近づく 遊んでくれる子はもちろんそうだが
美花はとても社交的な性格

あんずとつばめは
ぜんぜん遊ばなかったし
鈴音は友だちを作るのが下手で

こんなに気持ちよく走る姿はいい
たまには追いかけられてみる たいていはこんな感じ
偶然並んで歩く 必死で逃げる 美花が ぐるりと走る間に
Sちゃんは3周くらいぐるぐる

美花は誰とでも遊ぶけれど
結局のところ体力が続かない

がんばれ、みは、走るんだ
(でも無理するな)
ほーら、追いつきっこない
Sちゃんの飼い主さんとは「こんな 日に(年末に)誰もいないと 思ったけど、一緒に遊べてよかったですね」と話しました。私たちも、もし誰もいなかったら、ランを走らせてから公園内を歩いてみようねと言ってい るところでした。駐車場は初めの1時間がひとくぎりだからね。

2匹は上手に休憩しながら遊んでいました。距離感がおもしろい。
2匹で何かが気になる(もしやお友だち?) はた!(遠近感がおかしい。坂になっているから) 「ふんふん」(遊ぼうの意味) 美花、口がはーってなってる
美花が 停滞していると
Sちゃんが近づいてきて
遊びに誘ってくれる

美花は体力がないので
どちらかというと
その場でばたばたするのが好き
止められた 近くで遊ぶなら美花が有利 お尻に頭を乗せられてる(遊ぼうの意味だ)
そうこうしていると、もう1匹遊び に来ました。Gちゃんという名前でした。Gちゃんの飼い主さん、蘆花のバーニーズ友だちLくんを知っていました。元気かなあ。

許 可を取ってないので画像を撮りませんでしたが、Sちゃんと美花が遊んでいると、間に入ってワンワン言うんですよ。なんだろうなと思っていたら、飼い主さん いわく「美花を守っている」んだそうです。ちなみにGちゃん3才。見ていると本当にそんなふうに動いているのが分かりました。美花、Gちゃんに仔犬 だって見抜かれてるぞ。「仲を裂かれた」Sちゃんは、じっと周囲をうかがって、「どうしたらいいのかな、どうしようかな」という様子。見ている私はおもし ろくてしかたなかったです。

その後私はSちゃんの飼い主さんと話し、つれあいはGちゃんの飼い主さんと話していました。短い間でしたが、楽しくお話ができました。後でつれあいに聞く と、Gちゃんの飼い主さんとも話がはずんだそうです。
うちの子はとにかく1番(と自画自賛) 1枚記念に撮ってみた

ようやく肉がついてきたのか
背中がわずかに下がっている

でもあばらや腰骨が
ゴツゴツ触れるくらい

この立ち姿を見ると鈴音を思い出す
1時間の駐車時間にあわせて帰るこ とにしました。あと30分延 ばすことも考えましたが、仔犬の美花は自分の限界を超えて遊んでしまうので、これは飼い主がちゃんと管理しなければならないということに、この前気づいた わけです。これまでの子はドッグランで遊ぶタイプじゃなかったので、そんなこと考えたこともありませんでした。

その後、年末の買い出しにそのまま出かけました。結局雨は降りませんでした。16時すぎに家に着きましたが、美花がおなかがすいている様子だったので早々 にフードをやりました。まあ、ぼちぼち食べていました。

夕方の散歩はなしにしましたが、美花は満足げに丸まって寝ていました。が、私がびっけを焼き始めると、上半身を起こして、なんとなく様子をうかがっていま した。焼き上がったら当然味見をしたがりますね。今回は、キャロブとかぼちゃとごはんとごまチーズの4種類。

今年も後1日です。


2010年12月29日(水)

治療終了


夕方に、美花を病院につれて行きました。ひとつ残っていたところを抜糸してもらうためです。

毛の色と縫った糸の色が同じだし、太さも同じくらいだし、男先生は「うーん、どこかなあ」と言いながら糸を探していました。この前は、もしかしたら糸が取 れているかもしれないということだったのですが、ちゃんと1つ結び目が残っていました。

「ま だかさぶたがついていて、特に先のほうにもかさぶたがあるから、無理に取らない方がいいですね。これでもう大丈夫だと思いますよ」と男先生は言いました。 「じゃあ、あとは自然にかさぶたが取れるのを待てばいいですか?」と私。「そうですね。毛が抜けてしまうかもしれないけれど」「また下から新しい毛がはえ てくれば、それがかさぶたを押し上げますから」と男先生。

男先生はそう説明しながら、ごそごそといつものジャーキーをパックから取り出し ていました。美花はそれに気づいて、鼻先を向けていました。「もっとくれ」という様子を見せる美花に、男先生は「あんまり食べるとおなかをこわすよ」と笑 いました。今日は女先生は奥にいるようでした。急患だったらしいです。

「じゃあ、もう遊んでも大丈夫ですか?」と聞いてみると、「もう大丈夫ですよ」とのこと。よかったね、美花、これでドッグランで走れるね。

相手の飼い主さんにも連絡をして、治療費の明細のことがあったので、ファクスで流しました。「また会いましょう」と書きました。だって、あのとき2匹で楽 しそうに遊んでいたんだし、いい遊び相手だったんですよ。今度また会ったら、気持ちよく遊ばせたいですよね。

さ て、少し前のお話。26日(月)、つくばに野菜の買い出しに出かけました。朝、粗大ごみをセンターに持ち込まなければならなかったので、帰るのが遅くなる ことが分かっていました。それで美花さんにご同伴いただきました。特に何があるわけでもなく、時間もなく、ソフトもなし。「学園西大通り」沿いの、いつも の2か所の直売所に寄って、いつものパン屋さんに寄って、そこから友人に新たに教えてもらった「LALAガーデン」、「イーアス」と、はしごしました。
せっかく一緒に行ったのにソフトもなく… イーアスにて:
最後に寄ったが
それでも野菜を買い足した

(右)20種類を超える
野菜と一緒に
車で揺られて帰るんだぞ

緊張のため水を飲まない美花
こんなにたくさんの野菜と同席するのか
帰り道、後ろにいる美花を見ると、 横になってはいるのですがうつらうつらしていて、寝ているわけでもなさそうでした。どうやら車での移動、すなわち旅行のようなものにまだまだ慣れていない らしいんですよね。

夕 方近くに帰宅して、美花にフードをやりましたが、な、なんと食べないではないですか。つれあいが「また始まったよ」と言います。あーあ、まただぁ。どうや ら「これ」が原因だというのがよーく分かりました。食欲がないというのではないんですね。何かのきかっけがあれば食べたくなくなるんですね。そして何かの きっかけがあればまた食べるというわけ。はーい、分かりましたー。

ここしばらくは、また牛乳をまぜながら食べさせています。振り出しに戻ってしまいました。


2010年12月25日(土)

美花の変化


最近の美花の日常を少しお伝えしようかなあ。うきうき。

美 花がフードを食べないので、この2カ月ほど安いフードも食べさせてきました。安いフードはうにゃうにゃして食べるので、こんな感じで食べてくれるのならそ れでもいいさと思っていました。それが、数日前、新しい(いつもの)フードが到着して以来、がつがつ食べ始めたのです。ごりごり、かりかり言わせながら一 心不乱に食べるんです。牛乳をかけなくても食べるようになりました。つれあいと「一体なぜ?」と首をかしげています。まったく思い当たることがないんです よ。

この前、安いフードを同じ銘柄のもう少し単価が安いのにしたので、その感じが「食べるぞ」という気持ちに火をつけたのか、単に新しい フードの何かが琴線にでも触れたのか(笑)。「今回のフードが特別新しい(作りたて)ってわけでもないんだけど」とつれあい。「もしかして古いんじゃない の?そういうのが好きとか?」「古くはないよ」と、やっぱりふたりして分からない。

がつがつ食べている美花を見ると、「ああ、大型犬って こういうもんだよ」と思います。だいたい、大型犬の仔犬がフードを食べたがらないなんて信じられません。ふと、もしや食べないのではと不安になって、フー ドを入れている容器を取り出し、フードを1粒美花にやってみると、手を噛まれそうになるくらいぱくっと食べます。もう一粒、もう一粒、しっかり食べます。 うん、やっぱり食べてる、大丈夫だ。「みはちゃん、おいしい?どうして突然食べるようになったの?なんでだ?」と私。つれあいが「そんなに食べさせないで よ。うんこしちゃうぞ」と言います。

そうなんですよ。美花は室内外の別なくトイレをします。もう9ヶ月と3週間になるので、そろそろ外で トイレをする習慣がついてもいいころですよね。それが、ちょっと散歩に出る時間がずれたり待たせたりすると、何でもないふうでよっこいしょっとおしっこを します。散歩から帰ってきて、足を拭く間もなくすることもあります。今も、寝る前につれあいがわざわざ連れ出してトイレをすませたのに、戻って5分後に じょーです。部屋でびゅんびゅん走り回って、人に飛びついたり噛みついたり、「おい、何やってるん だ?」と思っていると、突然しゃがみこみ、「うーん」とポーズをとってうんこをします。まだまだ仔犬ということでいいでしょうか。やれやれ。おかげで、い まだにトイレシーツを買い続けています。

フードを頼んだついでに、送料がかかるのなら無料にするために何かを買おうということで、美花に おもちゃを買ってやりました。鈴音のときは友人がいくつもおもちゃをくれて、私が買ったのはブルーのぞうさんだけでした。あとはあんずとつばめからのおさ がり。美花にはまだおもちゃを買ってやったことがなかったのです。

美花はとにかくバランスの取れた子で、どんなおもちゃでもまんべんなく遊びます。こういう子っているんだなあ。それでも好きなのは布類です。それでこうい うの、買ってみました。
「ふわふわひつじ」だそう 「ん?」
撮影のためにわざとこんな位置にひつじが なんで撮影のためなんだぁ、やらせじゃないか
この「ふわふわひつじ」、思った以 上によかったんです。ネット で見たよりもかわいらしくはなかったんですが、美花が噛んでも壊れない、破れない。美花は放り投げたり、プープー鳴らしたりして遊んでいます。この前、家 にあった新しいおもちゃ(たぶんどなたかにいただいた)をやったら、すぐに壊してしまい、プラスチックを食べていました。おなかに詰まることはないとは思 いつつ、やっぱりだめだと取り上げました。最近のお気に入りはかたーいボールなんですが、美花は放り投げて遊ぶので(それがまた、かわいいんだが)、あま りに硬いボールがガラスに当たったら大変なので、取り上げてしまいました。

さ て、一時期、美花はつれあいのことをリーダーだと認識していたような雰囲気がありました。私の言うことは聞かないのに、つれあいとはびったりと目線を合わ せてあうんの呼吸ではないですか。「こんなの絶対変だ。ありえない」と思っていましたが、気がつきゃ私の子になっていました。この反抗期の犬をどう扱うか はとても大切で、頭ごなしにしかってもだめなんですよね。つれあいはそれをやってしまうので、一気に「信頼」を失ったようです。私に対するあくなき闘い は、かまってほしいの裏返しなのだ。ふっふっふ。

そんなふうで、美花は元気に暮らしております。体重は24日(金)で、28.2キロになりました。相変わらず「抱っこおばけ」は続いています。


2010年12月22日(水)

抜 糸第一弾

夕 方、美花の左耳を診てもらいにかかりつけの病院に行きました。耳はかっぴかぴに固まっていました。男先生が「血で固まってるねえ。どうかなあ、ちょっとき れいにして糸を切ってみようかな」と言いました。男先生は美花の耳を脱脂綿ではさんで、何かの液をシュッシュとしながら、丁寧にもんでいました。脱脂綿は ピンク色になり、何度か替えるごとに美花の耳の地肌が見えてきました。

美花は初め診察台の上で立っていたのですが、耳が気になり始めて、 だんだんいやになってきて、腰を落とし始めました。「みはちゃん、そのままおすわりしていいんだよ」と私は言いました。そして美花はそのまま後ろで支えて いた私のほうにからだを押しつけてきました。あはは、バーニーズだ。重い重い。

耳の先端から遠い2つの結び目をハサミで切りました。耳は くっついているようでしたが、一番先はまだかさぶたができていました。「中に水がたまっているとか、そういうことはないみたいです。ただ、先は無理にはが すとまた出血するかもしれないから、今日はここまでにしておきましょう」と男先生。タイミングを見計らって女先生がこの前のジャーキーを美花にくれまし た。美花は診察台の上でぱくぱく食べていました。

「まだドッグランで遊ぶとか、そういうのって無理ですよね」と私はおどけながら聞きまし た。いえね、友人のHさんとこのPちゃんとまたドッグランで遊ぼうねって約束しているのです。「普通に遊ぶのは大丈夫だけど、耳に当たるかもしれないし、 やめておいたほうがいいんじゃない?」と女先生。そうですよね。とりあえずは、来週また連れていって、残りひとつの抜糸をしなければなりません。

相手の飼い主さんに連絡をすると、心配している様子で、美花は元気かどうか聞かれました。いい飼い主さんでよかったです。女先生も、「まあ、犬どうしだも の、たまにはそういうこともあるわよねぇ」と言っていました。そうです、そうです。そういうこともあります。
さすがに「かさぶた取りたい」とは思わない よく見えないけれど
左耳の先端

なんとなく
固まっている感じ

さて、18日の散歩の「不運」です が、血がうっ血したところは分からなくなりました。こちらも順調に治っているらしいです。よかった。


2010年12月18日(土)

不 運、続く

朝 の散歩はつれあいの日課です。私が起き出すと、つれあいが「あのさ、美花、例の子にガーってされてさ」と話し始めました。「歩いてたら、リードが外れたか 何かで走ってきて、美花を噛みそうになってさ。たぶん大丈夫だと思うけど、一応、全身チェックしといたから。なんか毛が抜けてたけど、その子の毛なんだか 美花のなんだか分からなかったからさ。で、噛まれると思ったから、ぼくがこうやって足を出してその子を押しやって」、「えー、足出したの?噛まれなくてよ かったじゃん」と私。「やっぱりさ、蹴っちゃまずいと思ったんだよ。ぼくが思い切り蹴っちゃったらさ、過剰防衛ってことになるかもしれないじゃない。そう いうのやじゃない。だから、こう、さ、足で押しのけるようにしたんだよね。美花もキャンっていわなかったからさ。ねー、みはちゃん怖かったよね(と、突然 かわいいふうで話す)。で、飼い主さんには『ちゃんとつないどいてくださいね』って言っといた。たぶん、今回のことで気をつけるようになると思うよ」

「で、足はなんともなかったの?」と私。だって、足で押しのけたと言ったって、噛まれなかったと言ったって、と思ったのです。そしたらつれあいが、「あ、くつ、 壊れちゃった」と言います。私たちが(珍しく)おそろいで履いているくつは、デザインのためにプラスチックがはめてあるんです。それがぱこっと取れてし まったんですね。「また接着剤でつけとくから大丈夫」とつれあい。そう一度取れたことがあったので、少し弱くなっていたらしいのです。それくらいならいい や。

そ の「例の子」は、成長するにつれてちょっぴり攻撃的な感じになってゆきました。一度鈴音の鼻先を噛んだことがあり、すずが帰ってから吐いたので、そのとき はてっきりそのせいで吐いたんだと思ったら、腫瘍のために潰瘍ができていたんです。そう、ついこの前の話。

飼い主 さんはとても感じがよく、会えばいつもにこやかにあい さつをする人たち。良 識のある人とお見受けしていますが、その子に関しては少し管理が緩やかなので、散歩のときにすれ違うときは絶対に近づけないように気をつけていたんです。 でもその子が走ってきたのではどうしようもありませんね。

「そ うなのー、みは。で、美花は怖がってなかった?」と私。「うん、それは大丈夫みたい。ちょっとショックだったかもしれないけど、大丈夫。でもすずのとき は、吐いたからそれは噛まれたからだと思っちゃったんだよね。あれは騙された」と、つれあいも思い出して言いました。「でもさ、調子が悪いところでそうい うショックがあると、なおさら吐くかもしれないじゃない」と私も思い出しながら言いました。

そして、昼ごはんを食べてくつろいでいたと き、すぐそばで寝ている美花の耳を見ながら、「耳はどうなったかなあ。耳が治らないとお風呂に入れないね。今年も年末に入れるかなあ。ほら、アンダーコー トがこん なに絡まってる」と、美花の青くも灰色に見える毛をかきわけていました。ん?これはなんだ?「ねー、あのさー、これ見てよ。ここ、噛まれたとこ じゃなーい?」と私はキッチンにいるつれあいを呼びました。「ほら、ここんとこ、毛が引っこ抜かれてない?」「あ、ほんとだ。たぶんここの毛が抜 けたんだよ」

そこはちょうど後足のつけね、おなかがシュッと上がったあたり。3cm平方くらい毛が薄くなっていて、地肌にはうっすらと うっ血したようなあとがありました。まあこれくらいならなんともありません。「○ロナイ○でも塗っとけば?」とつれあい。「そうするよ」と私。とにかく、 美花が怖がらなかったのはよかった。「しばらくあそこん家の前、歩くのやめようかなあ」とつれあい。

とにかく何でもなくてよ かったです。偶然、耳にも当たらなかったわけで、けがしなかったも同然だし。けがすると美花も大変だけど、相手の飼い主さんだって大変だし。でも美花がこ ういうおだやかな性格だから心配がないというだけで、もし鈴音だったらと思うと、かわいそうなことになっていたかも。

でも、難しい 問題です。噛む気はなくて単に近づいた場合と、威嚇のためにカツンと歯を鳴らした場合で、鳴っただけの場合と歯が当たってしまった場合と、そして噛む気が あって噛んだ場合と。噛まれたほうはいかなる理由でも噛まれたわけで、じゃあ、噛まれなければいいというわけでもないし、つまり噛む気だったけど噛めな かったというのでは危険ですね。

そう言えば、駒沢公園のことでは、飼い主さんは「予防接種はしてあります」と言っていました。予防接種を受けさせていない犬もいますからね。今回の子はど うだったんだろう。大丈夫とは思うけど。今度会うことがあれば、ひとこと言っておいたほうがいいかなあ。


2010年12月15日(水)〜16日(木)

ちょっ とした事故がありました

15日(水)、私は午前中に用事があったので、仕事が休みのつれあいにもつきあってもらい、駒沢公園のドッグランに美花を連れて行きました。大型犬のラン には 誰もいませんでした。それはそれでいいさと美花を放しました。美花はなぜだか駒沢公園では、たったかたったかリズムよくまっすぐ走り続けてへらへら笑いま す。数分後、お友だちがやってきました。飼い主さんとあいさつをして、犬の紹介をしているうちに、2匹が遊び始めました。気が合ったみたいで、一緒にフェ ンス沿いを走っていました。

私たちのところに戻ってきた2匹がその場でぐるぐるしながら遊んでいたところ、美花が短く「キャン」と言いま した。ちょっと歯が当たったんだろうと思って気にも止めませんでしたが、飼い主さんが「あらなんだろう、血が」と言うのです。地面を見ると、血が水玉のよ うにぽたぽたと飛び散り、それがだんだん増えています。足でも切ったんだろうかと思ったのですが、滴り落ちたような水玉に、美花の顔を見ると、のどのあた りの白いブレーズに血がついています。源をたどれば左耳でした。

三角形の形の耳の先端が見事にすぱっと切れていました。ピースサインみた い。私は心の中で「あらー、切れちゃってるよー」と思いました。まずは止血をしないとこのままではスプラッターになっちまうじゃないか。私はティッシュを 取り出して耳の先をしっかり押さえようとしましたが、美花はどうして耳をつかまれているのか分からないので、ついと身を引きます。飼い主さんは「どうしよ う…どうしよう」と言っていました。「大丈夫ですよ。とりあえず血を止めないといけませんからね」と言いました。

そうしているときも2匹は遊ぼうとしていました。そう、本当にけんかとか攻撃的な様子があったとかではないんです。美花にしても一瞬痛かっただけで、切れ てしまったら、まあそれはそれということなんでしょう。まあ、なんと野生的なこと。

ある程度血が止まったところで、つれあいが「とにかくランの外に連れて行くよ」と言いました。「分かった、私はこのまま掃除をするよ」と言って、地面の水 玉をティッシュで吸い取りました。飼い主さんは吸い取った後の地面に水をかけてくれました。

そ んな中、ランに遊びに来た人たちがいて、なんかすごいことになっているのに気づいたので、私は誤解されないように急いで言いました。「すみません、汚して しまって。ちょっとした事故なんです。噛まれたわけじゃないんです。歯があたってしまったらしいんです。大丈夫です」と大きな声で言いました。だって、ラ ン内でけんかになったなんて、そういううわさは絶対よくないですよね。ランに来た人たちも一緒に水をかけてくれました。ありがとうございました。こちらは ばたばたとしていたので助かりました。この場をかりてお礼を。

どうやらその子がパクっとやったときにちょうど美花の耳に当たり、その子がそのまま引っ張ったのか美花が身を引いたかして、スーッと切れてしまったみたい です。その子になにか問題があったわけではなさそうだったし、飼い主さんもいい人だったし、偶然が重なった事故ですね。

私 としては、耳がくっつけばいいし、くっつかないかもしれないけど、くっつかないと「切れ耳の美花」の異名がつくなと想像しました。なんか犬っぽいですよ。 でも、ばい菌が入って化膿して、治るのに時間がかかるのは厄介だなと思いました。だって起こってしまったこと、しかたないじゃないですか。それよりも、飼 い主さんが必要以上に心配しないように何度も声をかけたつもりです。私たちよりも飼い主さんのほうが居心地が悪いですもんね。飼い主さんは何度も「どうし よう」と言っていたので、さぞや不安だったと思います。私は「もし私が逆の立場だったらと思うと、やっぱりいてもたってもいられないと思うので、お気持ち 分かります。大丈夫ですよ」と言いました。

飼い主さんとは携帯の番号を交換して、私たちはそのままかかりつけの病院に向かいました。飼い主さんは「本当にすみません」と何度も謝っていました。「大 丈夫ですから。とりあえず病院で見てもらってから、どういう感じか連絡しますね」と私は言いました。

病 院で診てもらったところ、3pくらい切れていたようです。「縫っときましょうね」と男先生。「このまま麻酔なしで(やろうかな)」と言うのを聞いて、女先 生が「局所(麻酔)やらないとだめよ」と。ああ、お願いだから麻酔してくださいよ(涙)。「耳の先だからしばらくかかるかもしれないけれども、まあくっつ くでしょう」と男先生。耳にぺたぺたとゲンタシンらしきものを塗っていました。「相手の犬はずいぶんよく牙をといでいたみたいね」と女先生が冗談を言いま した。そうですね、カッターナイフかハサミで切ったみたいでした(あ、考えるとぞーっとするけど)。診察台から下りた美花は女先生から太いジャーキーをも らってむしゃむしゃ食べていました。女先生は「あら、この子は(病院と私たちが)大丈夫みたい」と言いました。そう、美花は神経質なたちではありません。 食べ終わると、「もうないの?」と診察室に戻ろうとして男先生に笑われていました。

抗生物質を4日分もらいました。えっと、5,700円くらいだったでしょうか。実はちょっとした用事ででかけたのでお金を持って行ってなかったので、明細 をそのままにしてあるのです。

と いうことで、1週間後に傷を見てもらい、化膿していないかどうか確認するということでした。問題なければ抜糸ができる「かもしれない」という感じらしいで す。耳の先はすぐに傷口が開いてしまうので、しばらく抜糸は無理かも。えーん、ってことはドッグランに遊びに行けないよー。(おまえの心配ってそれくらい なのか?)

家に着いてから、つれあいから飼い主さんに連絡をしました。つれあいがひととおり説明をした後、飼い主さんが何かを聞いている ようで、「いえ、大丈夫です」、「それは大丈夫です」とつれあいが繰り返していました。おそらく美花の傷はどうだったのか、大事にいたっていないか、ちゃ んと治るのかと心配している様子がうかがえました。飼い主さんがいい人でよかったです。

美花は耳の先の薬と血のかたまりが気になるらしく、しばらく首(耳?)を振って血をまき散らしていましたが、すぐにおさまりました。

美花にはこれといった変化もなく、左耳を見てみても、なにせ毛だらけで何も分かりません。こういう場合って毛は剃らないものなんですかね。まっすぐぴった りくっつくものなんですかね。気にしているんではないんですよ。どうなるのかなあーと思って。

美花はしばらくチョークをつけたままにすることにしました。着脱のときに、せっかく固まったかさぶたがはがれてしまっても困ります。美花が心配ですか?そ うですかそうですか。16日(木)の様子をお見せしましょう。
抱くのが下手すぎ (左)私はこの
猿のようにしがみつく
バーニーズの姿が大好き
ときどき「おさるさん」
と呼んでいる

(右)下が頭で
くねっとしているところ
なんですかねぇ、このかわいい前足は
「たまには抱いてやれば?」と私が 言ったので、抱いてやったはいいが、慣れないし重いしで、ずるずると椅子に座ったつれあいの図と、のんきに腹を出して寝ている美花の図、でした。

しばらくは、散歩中に遊ぶのも禁止ですが、年末までには完治すると思います。飼い主さん、どうぞ心配しないでくださいね。


2010年12月12日(日)

友 人と蘆花へ

10月にブリーダーのM&Mさんのところに行った友人Hさんとは、その後もメールでのおつきあいが続いています。私もそうなのですが、Hさんも思いつい たら実行する(したい)人。ドッグランに行くことはすぐに決まったのですが、どこにするかをいろいろ考えました。とりあえず、うちが行っている蘆花がいい ので行ってみませんかとお誘いしました。「下が土だし、広いし、坂になってるし」と。一緒に遊ぶとなると、どちらかがよく知っている場所のほうが不安がな くていいですね。

蘆花到着はたっぷり昼前。HさんがPちゃんの利用登録をすませ、いざドッグランへ。2匹はすぐに遊び始めました。画像だけ見るとどっちがどっちか分からな いと思いますが、画像のコメントにヒントがあります。赤い首輪が見えたら、それが美花です。
とにか く走っていた 一緒に 水を飲みに行ったりして ちょっ と休憩
左:初めは広々使う 左:水はときどき飲んでくださいな 休憩(まだまだ大丈夫)
左:走るというよりぴょんぴょんするね 左:こりゃどっちがどっちだか分かりにくいや 右:こういうときは時間が止まる
走る速 度もぴったり そんな 狭いところで遊ぶのか はたと 止まったりして
Pちゃんは聞いていた通り、疲れを知らない遊びっぷりで、休む様 子はまったく見られませんでした。美 花は30分ほど過ぎたころ、休憩を長めに取り始めていましたが、まだマイペースで遊び続けていました。「今日は珍しいね。いつもなら30分もすれば動かな くなるのに。やっぱりPちゃんと一緒だから楽しいんだね」とつれあいと話していました。
体力を温存(まだしばらくは大丈夫) 向こう側:誘われたなら遊ぶか 「何するの?」の美花の顔
伏せているのでそれなりの休憩 誘われると遊び始める シャッターチャンスだ!
見に行けばよかった ふと園内を見れば
紅葉が残っていて
きれいではないか

ドッグランしか利用しないけれど
いつかは園内を散策したい

下が土なので楽しそうな予感
ここでお友だちが加わりました(お名前忘れてすみません)。大き く走るのが得意な犬種ですが、2匹に合わせて?その場でぐるぐる遊んでくれたので、活気が出てきました。Pちゃんは遊ぶペースが落ちることはありませんで した。3匹で上手に遊んでいましたよ。
2匹とも口が開いている(楽しそう) (左)美花は仔犬丸出しで
遊んでいる

(右)前を止められて
美花なんとか逃げようとする
実際走り始めると負ける
すったこら(動きが鈍いなあ)
その後、Lくん登場です。会えない かなと思っていたのですが、 よかった、Pちゃんにも会ってほしかったから。Hさんが「これがLくんですね。(私の)HPで見てました」と言いました。私は飼い主さんに「この前言って いた、友 人のバーニーズです」と紹介しました。これで仔犬が3匹そろいましたね。仔犬順に、Lくん7ヶ月、美花8ヶ月、Pちゃん11ヶ月。まだ仔犬なので 「ヶ月」のところがとーっても大切なのですが、概算です。黒・白・茶3匹に、黒白1匹で団子になって遊んでいました。
Lくん はいつも美花の首をつかむ このと き美花はもう動けなかった とりあ えずばらけた
首を押さえられるとさすがに逃げられない 美花、電池の残量わずか 美花は真ん中、左Lくん、右Pちゃん
電池残量が少しなのになあ 今日は本当によく遊んでるね とうとう電池が切れたか?
もう少 し遊んでいたけど 4匹で きっかけを求めてぐるぐる 美花は 寝そべる専門になる
美花はもう限界のようでした。遊ぶには遊んでいたのですが、立ち あがらなくなり、もっぱら噛まれ役、ごろごろ役に徹していました。
寝ころんで遊ぶから こうなってくるとそろそろお開きだね 向こうで誰かが走っているはず
芝まみ れ もう身 動きできない もう動 かないぞ
実はもう帰ろうかなというころ、美 花は前足をひねってしまいま した。その時は分からなかったのですが、どうやら遊び疲れていて、足をもつらせたらしいのです。帰るときも美花としてはまだまだ遊んでいたい様子が見られ たので、美花も体力がついたと勘違いしてしまいました。仔犬なのに2時間近く遊ばせてはいけませんね。反省反省。

13時前に、ドッグランを後にしました。お名前を忘れてしまったボーダーさん、ありがとう。Lくん、また遊んでくださいね。いやー、たっぷり遊びました ね。見ている私たちがとても楽しかったです。

人間も休憩をしましょうということで、「星バックス」でお茶しました。駐車場が混んでいましたが、テラスは寒いからか空いていました。なんだーかんだーと 話をしている間、2匹はいい子にしていました。
初 めはこんな顔(下へ) Pちゃ んテーブルの下へ →こち らに顔を出した
ぴかぴか元気でした なんでかこっちへ来たがった どしたのー?いらっしゃいませ
話をしていてふと目をやったらこんな顔 カクン、カクンと船をこぐ美花 つれあいに触ってもらっている
どうし たのかと思ったら →居眠 りしていた →私に 寄りかかる
2時間くらいおしゃべりして、なご りおしい気持ちを胸にお別れ しました。Hさんも蘆花を気に入ってくれたようでよかった。また別のドッグランなり、よければまた蘆花でもいいですね、と話しました(今度は夫さんと一緒 に)。ただ、蘆花の場合、Hさんだけにわざわざ移動をしてもらわなければならないので申しわけないですが。

さて、家に帰った美花はもうど ろどろで、意識がとろけそうでした。からだをきれいに拭いてやって足を洗ってやって、フードをやったのですが、おなかがすいているはずなのに牛乳を入れて やっても食べませんでした。「あれ?美花、どこに行った?」と探してみると、別室にてやけに神妙な顔つき。どうした、美花?
このままスルスルと伏せの形に 「何か悪いことをして
反省しているのではありません
すねているのでもありません
とてもとても眠くて
ちゃんと座っていることさえ
今の私には…無理」

今にも崩れ落ちそうな美花
H さんにりんごをいただいたので、食後に食べようと取り出しました。いつもなら「ん?りんごだ」と起きだす美花ですが、今日ばかりは起きる気配もありませ ん。鼻先に置いてみましたが効果なし。普通は呼吸をしたときにりんごの香りがして目を覚ますはずなんですが。でも、りんごをむきはじめるとさすがに分かっ たらしく、いただくものはいただくわけです。ふーん、フードは食べなかったのに。
意識は混沌の中 (左) 疲れてしまって
りんごに気づかない

薄目が開いているのは
熟睡しているから

(下)りんごは大好き
私のひざにもたれて満足な顔
はごはご 「おいしかった」の舌
その後、美花はキッチンまでスタス タと歩いて行き、水をじゃぶじゃぶ飲んだ後、ほとんど食べていなかったフードをぺロリと食べてしまいました。ほら、やっぱりおなかがすいていたんじゃな い。

今日はいつもとは違う感じで遊んでいた美花。とにかく楽しくてしかたなかったようです。気が合う友だち、仔犬、同じ犬種、ああなんて幸せな時間でしょう。
Hさん、また遊んでくださいね。今しかない仔犬の時間、大切にし たいと思います。


2010年12月11日(土)

八 王子滝山、再び

2週間前に買い出しに美花を連れて行った道の駅「八王子滝山」。デジカメの電池切れにうちひしがれたわたくし(おおげさ)。今回も連れてって見るかい?

私 たちが準備をしていると、自分が連れて行ってもらえるのかもらえないのかをじっと見守る美花の姿。犬たちって人間の少しの動作も見逃さないですよね。私た ちがひとことも声をかけないので、ひたすら様子を伺う美花に、首輪とジャラジャラ鳴るチョークの音。「みはちゃんも行くんでしょ?ソフト食べますか?」と 私。

美花は元気に車に乗り込みましたが、八王子までの約1時間、ずっと私たちの席の間にからだを埋めて、とろとろとまどろんでいました。リードは後部シートに つながっているのでつっぱりぎみでした。ちゃんと伏せて寝ればいいのにね。なにか不安だったんでしょう。
「どうした、みは?」と声をかけても返事なし 白く写っているのが助手席

美花のおしりは
私たちの席の間に
埋まりこんでいる

まだ旅慣れしていないらしい
道の駅で野菜を買い込み、美花を連れ出しました。この前と同じよ うに裏を歩いてみます。今日は川沿いにしばらく散歩しようか。川は「谷地川(やじがわ)」という んだそうです。
ようやく外に出られた (左)道の駅の裏
落ち葉の道が続けばいいのだが
下のように舗装されている
(泥土よりいいかな)

(下)川の両岸には遊歩道がある

振り返った瞬間なので
耳がひらり〜
私が来ているかどうか確認している 「呼んだ?」
犬連れだ、敵に違いない(警戒警報<<<) サギが水辺にいた
相当警戒している

微動だにせず
こちらの動きを分析中
30分くらい歩いて戻ってきました。川沿いの道はずっと続いてい るようでしたが、単調な感じがしました。

「美花、のど乾いたでしょう」と、ここで水を出すのが常識的な飼い主の行動。今回は意味がすこーし違うのは言うまでもありません。確かに、今日は日差しが 強く、ぽかぽかと暖かい。美花を待たせます。
つないでおいたら
通路のど真ん中で
こちらを向いて
待っていた

他のお客さんは
誰もいないから大丈夫

この前と同じ普通のバニラ(280 円)を注文。気温が高いのか、写真を撮っているとソフトがてろてろと溶け始めました。では、いつもながらの画像をどうぞ。「同じものばっかりじゃない」と おっしゃるなかれ。初めの3枚以降は、ソフトがだんだん少なくなっているのですよ。
見つめてみる
笑ってみる ソフト への期待度が
表情に表れていて
おもしろい、笑える
おどけてみる

すぐにはもらえないと
一度は伏せてみたりする

ソフトはだんだん
なくなってゆく

ついにコーンも…
まだ時間がかかりそう 体力温存中 でも、そろそろと立ち上がるが
やっぱり座って待つか うーん、まだ私の番は来ないのかと伏せてみる クリー ムは
目に見えている分しか残っていない

それでは…「はふ!」

だんだん食べるのが
うまくなってきている
あっと言う間だった
おー、ついに
クリームをてきぱきなめて コーンはひとくち ぱくり おごちそうさまでした
これだけのことですが、前回の「リベンジ」をしました。ご報告、 以上です。


2010年12月10日(金)

ぽ つぽつ、日々思う

親ばかの話ではないんですが、美花がかわいくてしかたありませ ん。

ふ と見ると、
もう何年 もここで過ごしてきたような顔をした美 花がそこにいます。もし美花がいなかったら、私たちの生活はとても単調なものになっていたことでしょう。美花は私たちを散歩 に連れ出します。そこにはいつも通りの犬の友だちや知り合いがいて、ちゃんと時間が流れています。そうして私たちはいつもの生活を続けるこ とができています。「みはがいて助かったよ」と言うのが私の口癖です。「世話する犬がいるので、悲しんでばかりもいられない」というのとはちょっと違いま す。そんなふうに鈴音のことを割り切って考える気持ちにはまだまだなれません。もしすずが生きていたら、2匹でわいわいやっていただろうに、ということば かりが頭をめぐります。そして、すずがいないという事実に愕然とするのです。

新 聞の、ガンの治療とか最先端医療とかの記事にはどうしても目がいってしまいます。いまだに、「鈴音にはがんばらせすぎた。手術なんてしなければよかった」 という思いがよぎります。すずが話せたら何と言ったんだろうかと思います。数日前のある記事で、次に体調が悪くなったときには延命治療を拒否すると決断し た18歳の女性のことを知りました。それはひどくおだやかな意思表示でした。「死ぬのは怖くない。こころはずっとつながっているから」という筆談の文字が印 象的でした。すずはどう思ったでしょう。どうしてほしかったんだろう。

目の前にいる美花といなくなってしまった鈴音が、奇妙な糸でつながっています。

美 花は9ヶ月になりました。03日には体重が27.4キロ、07日27.6キロ、10日27.2キロ。例の「半生フード」が功を奏して、体重が増減しながら 安定しています。この時期はこんな感じで少しずつ大きくなってゆきます。美花に何かあっても、とりあえず食べてくれるものが ようやく分かってよかった。普段からフードを食べない子なんて、本当に本当に心配。鈴音に消化管の潰瘍 ができて、食べられなくなったときの記憶からまだ逃れられません。

鈴音のことでは、明日のこと、一週間後のこと、一ヶ月後のことを考え て、私は途方にくれました。つばめのときとは全く違う感情でした。なにをしてやればよかったのか、しなければよかったのか。鈴音に起こった数か月はいった い何だったんだろうと思います。最後はあっという間で した。「ああ、すずちゃん、いったいどういうこと?そんなにすぐに死んじゃだめじゃない。約束を守らなかった子はだめ。4才で死ぬのはうそつきだよ」と思 います。

この前、犬をガンで亡くしたと言っていた人に会いました。まだ鈴音がなんとか歩いているときに話した人です。その子は手術して1年半元気だったと聞いて、 希望は 捨ててはいけないと思った、その人です。「人づてに聞いたんですが、亡くなったんですよね」と言いました。「そうなんですよ。七夕だったので、あれから早 かったで す」と答えました。もう半年、その人と会っていなかったことになります。鈴音がいなくなってまだ5ヶ月しか経っていません。なのに、もう遠いことのように も思える。

精神的に安定している美花を見ていると、あの怖がりでストレスに弱い鈴音の様子を思い出します。「あれでは精神的にもたないよ ね」と私たち。「ねえ、すずはうちに来てなかったら、生きてたかなあ」と私。「そうだね、少なくとも、ここの環境はすずにはよくなかったと思うよ」とつれ あい。「そうだよね」と私。「とにかくストレスって、ガンになりやすいんだってさ」とつれあい。ガンの因子があるからといって、誰もがガンになるわけでは ない。細胞がガン化しなければいいわけですよね。それはそうなんだけど。

同 じブリーダーのところから来た(血統は違うけど)、メス のバーニーズでも、こんなに落ち着いている美花を見ていると、結局のところ、その子の気質のようなものはどうしようもないものだとも思えます。美花の場 合、特に何 に気を使うでもないのですが、放ったらかしにしていても、マイペースで過ごしています。静かとはいえ、バーニーズらしく、警戒はするし、よく聞きよく見て 判断・確認することは怠りません。この点、どーんと構えているというわけではありません。それでも、納得したらそれでおしまい、という点が、鈴音とはぜん ぜん違います。願わくば、これから大人になっても、今のままの美花でいてほしいです。お願いだから、まわりの刺激にピリピリと過敏に反応しないでほしい。 「美花は、すずがあんなに大変な中うちにやってきて、あんなに静かに過ごしていたわけでしょう。そんなこと普通仔犬だったら考えられない。美花は来るべき と きに来た子なんだよ。ああいうときにはこういう落ち着いた子が来るもんなんだよ」とつれあいは言います。

1匹ずつ、いろんなことを学んでゆくしかない私たち。次は前よりももっと賢く、と思うのですが、そう思っても思い通りにはいかないものです。新しい子はま た新しい課題を私たちに与えます。いつも一生懸命育てているつもりなんですがね。

つ れあいは相変わらず、「バーニーズは寿命が短いから、甘やかしていいんだ、ねー」とか言いながら、美花におやつをやっています。鈴音のときもそう言って いたのですが、そしたら本当に4年だった。私は「もう絶対期待なんてしないからね。でも、美花はすずの分まで生きてほしいから、寿命8才にすずの分4才 で、 12才まで長生きしなさい」と言っています。美花は「私はまだ生まれて1年にもなっていないんだから、そんなこと言われても」という顔をしているように見 えます。

美 花はちょうど反抗期に入ったようです。自分がかまってもらえなかったり、思うようにいかないと、突然走りだしたり、飛び続けたり、新聞やら封筒やらの端っ こを噛みちぎってくちゃくちゃして食べたりしています。つれあいとの散歩のときも、ぐいぐい引っ張ったり、道のにおいをかいだりして、ばらばらしているら しいです。

それでも、とってもささやかな反抗。日常的に悪さという悪さをしないので、「へー、みはも悪いことするんだねえ」くらいの感じ です。それに、犬っていったん興奮してしまったら、それを力で押さえ込もうとしてもだめなんですよね。大きな声でコマンドを出しても聞いちゃないです。

昨日の散歩のときも、美花が突然私のそでに噛みついてきて、ガルガルし始めました。「ありゃ、みはちゃん、どうしたのさ」と言いました。美花は 調子にのってぴょんぴょんしながら私に攻撃をしかけてきます。「なにしてるんだろ。珍しいね。はいはい、じゃあ、美花のことを話そうね。今日はみはちゃん はいい子にしていましたか?」と私は美花に話しかけます。どうやら自分のことをかまってほしかったみたいなんです。留守番してた、着替えるまで待たされ た、そしたらすぐに散歩に行く、そうなるとかまってもらえないまま(愛情充てんできないまま)外に出た。かまってくれよ、ということらしいです。

そ んなことをしながら、美花は私たちとの距離を計っているんです。どこまで許されるか許されないか。この時期はそういう意味ではしっかりと上下関係をつけ ておかなければならないころでもあります。「みは、悪いけど、私、犬は4匹目。バーニーズは3匹目。あなたが何を考えているのかわかっちゃうのよねぇ」と 言いました。はっはっは。

美花は相変わらず抱っこが大好きです。「犬を抱くことは犬が優位であることを認めることなのでやってはいけない」というのが 教科書的な解答ですが、経験的に、バーニーズ的に、美花の場合は大丈夫です。「みはちゃん、なーんて顔してるの?嬉しいんだねぇ」とつれあいは美花の表情 を伝え てくれます。抱いている私には見えないのですが、美花は満足げな様子らしいです。私もぽかぽかした気持ちになります。

つ ばめのときは、もう本当にかわいがって、鈴音のときはそういうかわいがりかたはよくないとつれあいから言われました。「まあまあ」が一番、と。でも冗談で もそんなふうに言っていたら、すずはあっという間にいなくなってしまった。私はすずと仲よくなるのに2年かかりました。すずがなつかなかったのではなく て、私が距離をとっていたんです。そしてその2年後にいなくなった。「まあまあ」なんて、とんでもない。美花のことは愛情でじゃぶじゃぶにしてやりたいで す。思いっきりかわいがっておかないと、時間がないかもしれないじゃない。

今日も美花を抱っこしました。美花はボールペンに間違ったキャップをかぶせたみたいに私に乗っかります。こんなに大きな犬を抱けるなんて、なんて楽しくて 幸せなこと。もちろん、私の怪力は言うまでもないんですが。

美花との生活を大切に過ごしながら、日々、ぽつぽついろんなことを考えています。


2010年12月06日(月)

ぷらっと鎌倉へ


平日の休みを利用して、ぷらっと鎌倉へ行くことにしました。土日のにぎわいはそれはそれで楽しいけれど、平日の(少しは)静かな散策もいいかなと思いまし た。この前の北陸旅行でとてもきれいな紅葉を見たので、紅葉シーズンの長い鎌倉はどうかしらんというわけです。

ネットで安い駐車場をチェックしておきました。土日祝日なら鎌倉市役所がいいんですけどね。鎌倉になかなか行けないのは駐車料金が高いから。

ぷらっとなので特に目的があるわけではありませんでした。そう言えば、「鶴岡八幡宮」に犬と一緒に行ったこと、なかったよね。犬は入れるのか…入れない じゃん。そうなのか、だめなのか。芽をふいたという銀杏の木を一緒に見たかったのになあ。
犬連れでは初めての訪問 (左)ご存じ
「鶴岡八幡宮」の境内手前

(右)橋のところから
八幡宮を臨む
(うーん、ほとんど見えないか)

紅葉はまあまあの感じ
という評価はできないな
だって中に入れないんだもん
もう少しだけ歩きたいところ
八幡宮左手の道をずっと歩いてゆく ことにしました。知っている人は知ってる道ですね。15分ほど歩くと「建長寺」に到着です。犬はたぶんだめだろうなと思ったし、時間も気になるので記念撮 影だけにしました。
散策のための道としては歩きにくい
(左) トンネルのところで
水を飲ませる
(下)「建長寺」
中の紅葉はどんななんだろう
戻るしかなさそうなので再び八幡宮 へ。横道からちょっとだけおじゃますることにしました。ここらへんなら問題なさそうでした。
ほのかな紅葉がきれいだった (左)ちょうど「御手洗」のあたり

後から思ったが
だめもとで
聞いてみればよかったかなあ
これまでも「だめ」だけど「いい」
というところ結構あったし

(右)この水路を美花は飛んだ
つれあいが飛ばせた(まただ)
さてさて、あとは通りを歩きましょ うかねえ。今回は目的がない とはいえ、「まーちゃぁあいすくりー」は食べようねと言っていたのです。オバマ大統領が言った「抹茶アイスクリーム」。「オバマッ茶」と命名されたんです ね(苦笑)。味に期待したわけでもなく、話題性だけで食べてみようと。というかさ、うちはソフトクリーム食べ歩きしてるわけで。

確か鎌倉は「むらさきイモ」を売りにしていますね。そのミックスというのを買いました。いくらだったっけ?

つれあいを待っているのか、はたまたソフトか (左)大通りに面したお店

右上に「オバマッ茶」の
手書きの看板が
買うのも恥ずかしいが

美花と待つ私

(右)にっぱーと笑っている
ソフト、キタ〜
まーだ? 時間がかかりそうだ
(左)初めはきちんと
お すわりしていたが

(右) だんだん足をくずし
(よだれが点々と)
最後は勝手に「おて」を
して「くれ」をアピール
待ちくたびれそう 「ください、お願いします」
ふうう… (左)そっと食べ始める
鼻先にアイスの水滴が

ほんと上手に
食べるようになったなあ

(右端)口を動かして
コーンのサクサクを
楽しんでいる
コーンが… 抜けないのよ… サクサク
この前人間だけで来た時も食べたけ ど、まんじゅう喰うかい?(喰うよ)
うまそうだ(黒糖) ちっこい皮ですが
前回は犬抜きで1月に来ました (上)1個100円だっけな
さすがにあなたには
上げられません

が、皮ならおひとつどうぞ

(左)今回は買わなかった
「鳩サブレ」が有名
犬連れだと行く場所が限られるの で、今回はぐるぐるお店を見て回りました。友人へのお土産を探してもいたのです。自宅用にはぬれせんを買ってみました。贅沢だねえ。

駐 車時間のいいところで区切って、「銭洗い弁天」に行きました。もう、ん10年前にふたりで行ったことがあります。あのときはつれあいが運転する車 だったんだけど、あまり覚えてないんですよね。でも車で行けるって書いてあったし、駐車代も無料だしね。

まあまあの狭い道だなと思っていたら、最後のところは1台しか通れない双方向でした。譲り合いをして通るのですが、これは、「普通の人」は車では行かない な。
つ れあいが「見てる?大丈夫?左にポールがあるよ」を連呼。うるさいなあ。住人の人も大変だよねと言いながら、バ スのようなミニバンを走らせる私。「あー、精神的にストレスになる」とはつれあいのことば。いいから助手席の人は静かに座ってなさいよ。

なつかしの銭洗い。こんなだったっけなあ。
犬は大丈夫そう 「銭洗弁天宇賀福神社」

道が狭かったとはいえ
結構な車がとまっていた

タクシーで来る人も
多いみたい

後ろの洞窟をくぐってゆく
とにかく「くぐる」 お参りするところはむしろ小さい
こうして見るときれいに整備したトンネルだね 洞窟を 抜けると
鳥居が連なっていて
その先が神社
神社の奥に
銭を洗うところがあるんやで

美花がいるところまで犬OKだった

(左)帰り道の洞窟
最後に向かうは「海蔵寺」です。こ こも少し離れたところにあって、駐車場が無料。調べたところ人があまりいかないところだけれどいいところらしいです。鎌倉は足がないと動けないので、ぽつ んとあるところは人気がないということね。行ってみましょう。

海蔵寺の駐車場には「犬を敷地内で下ろすな」とあります。おそらくそこで おしっこをされるのを防ぐためでしょうけど、そりゃないなと思うわけです。そうすると「じゃあ、美花を道まで抱いてゆく」とか「おしっこしなけりゃいい んでしょ」となりますわな。まずは美花をおいて見学です。
そのまま絵になるようなたたずまい (左)門をくぐるといきなり
美しい情景が飛び込んでくる
(右)本堂左手と紅葉

(右下)海蔵寺本堂
(下)鐘つき堂を本堂側から
(右下)最近ずっとおきにいりの
落ちたカエデの風情
見上げると光と紅葉がきらきらと
本堂は地味で落ち着いている
どこから見ても鐘つき堂の周りは美しかった じっと見ていても飽きない
「十六の井戸」というのがあり、記帳をして拝観料100円を入れ て見るようになっていました。つれあいに「見ないの?」と聞くと、「見なくていいよ」と言いま した。ではまた次回 にしましょう。
瞬間の、永遠の美しさ 「底脱(そこぬけ)の井」

気づかずに
通り過ぎてしまいそう

あ、こんなところにと
思った瞬間
またまた水面のカエデが
心を打つ
駐車場に戻り、「どうする?私が美花を抱いてゆくけど」と言った ものの、要するに「マナーを守ってください」との意味に取り、さっさと美花を外に連れ出しました。
ここにはお店はないのね (左)海蔵寺の境内手前

(右)海蔵寺は行き止まりなので
道を戻って歩いてみる
民家の庭には美しい紅葉が
静かなところだった
海蔵寺は華やかな観光地ではありま せんが、私たちはこういう場所が好きです。花の季節も美しいらしいですよ。

遅くならないうちに帰路に着きました。そう言えば、東京〜鎌倉の自動車道路(第三京浜、横横、横須賀)って、ちょこちょこ課金されて結構高いんですよね (ぶつぶつ)。車の中で「ぬれせん」をぽりぽり食べました。
昔は意味が分からなかった「濡れたせんべい」 これは後で撮った画像

われせんなので
お買い得だった
たっぷり入ってたよ
またぷらっと鎌倉に出かけたいと思います。友人がハイキングコー スを歩いたと聞いたので、次回は挑戦してみようかな。

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