2009年11月20日(金)〜23日(月):「紅葉:愛知めぐり」(1) 2009年11月20日(金)〜23日(月):「紅葉:愛知めぐり」(2) 2009年11月20日(金)〜23日(月):「紅葉:愛知めぐり」(3) |
2009年11月20日(金)〜23日(月)
紅葉:愛知めぐり(3) 23日(月):勤労感謝の日(自分たちへも) 05時すぎには起床(早い)。豊川っていつも通り過ぎるばかりで行ったことがありません。「豊川稲荷」ってどんなところ?08時20分着。今日は 秋の大祭(提灯祭)なので駐車場は無料だそうです(いつもは400円)。朝早いのでお店はどこも閉まっていましたが、境内はお祭りの準備でみなさん掃除や ら支度やらで大忙しでした。
境内の銀杏をいくつか拾い(大きい)、大黒様をさすったりもして、お稲荷さまを後にしました。境内の入り口の店で15個100円のみかんをふたやま買いました。今年はみかんが安くて甘いね。 商店街を歩きます。どこもかしこも狐だらけで、駅前も狐が乱舞していました。
さてもう1ヶ所紅葉狩りに行きましょう。もみじ祭が行われているらしい「鳳来寺」。下の 駐車場(700円)で係の人に聞いたら、紅葉は山の上のほうがきれいですよということでした。それで、パークウェイ(無料)で登り、上の駐車場(500円) に車を止めました。記念品にヒノキの香りの小物をいただきました。到着は10時ごろだったかなあ。 駐車場から歩いて行きます。
下から石段を登ってくると1時間くらいかかるんだそうです。私たちは歩けなかったのではありませんが、時間がなかったのでちょうどよかった。帰りの山道を降りていると、上りの車は800mほど渋滞していました。 ここから少し離れたところに滝があります。見に行かないとね。11時40分、「阿寺の七滝」に到着。駐車場は無料でした。
一時間ほど歩いたでしょうか。先ほどの店先に並んでいたなめこ(150円)としいたけ (300円)を買い、五平餅(250円)をひとつ。前に書きましたが、今回の旅で私は五平餅ファンになりました。あれだけ「五平餅のどこがいいのか分から ん」と言っていたのに、です。人生ってこんなもん。
12時40分、帰路につきます。「浜松西IC」から東名に入り、15時、「牧之原SA」 で遅い昼食(カキフライ定食)を食しました。途中、高速道路は事故渋滞が三か所もありました。お決まりの大和トンネルを先頭の渋滞40キロを抜けて、鮎沢SAのドッグランで鈴音を走らせて、20時30分、無事帰宅。 次回の課題→買えなかった常滑焼。見学できなかった八丁味噌。行きそびれた洞窟探検(風穴)。 |
2009年11月20日(金)〜23日(月)
紅葉:愛知めぐり(2) 06時に起床。思ったほど寒くありませんでした。道の駅は、テーマパーク(有料公園)の大きな敷地の端っこにあるようで、妙にこぎれいな感じです。駐車している車はほとんどありませんでした。
07時20分発、常滑市に入ったのが08時過ぎです。車で移動する私たちのような犬連れ旅行者に とっては、ガイドブックを見てもうまく計画を立てられないことがよくあります。少し遠くても無料の場所に車を止めて、効率よく散歩をして(観光)、再び駐 車場に戻ることが常に成功するとは限らないのです。現地に着いてみると「なーんだ心配しなくてもすいすい」というところもあれば、「何がなんだかぜんぜん 分からない」ということもあります。今回は、「登窯広場」あたりを散歩しようと思っていましたが、どこらへんがその広場なのか、駐車場は有料しかないの? 要するに、迷ってぐるぐる走って戻って、予定変更、「常滑市民俗資料館」に先に向かいました。時間外だけれども駐車場を使っても大丈夫そう。そこから観光ガイドにある「散策路Bコース」を逆にたどることになりました(結果として、だけど)。
地図を片手に住宅街を抜けて、幹線道路を越えて、ここらへんかなあと横道に入り、どうやら観光の中心に入った模様。なるほど、こういう感じなんだ。
1時間くらい歩いて資料館に戻りました。見学開始。無料だからか、 ううん、どうやら観光客そのものが来ないんじゃないかということがあとから分かりました。 大きな甕が並べられていて「これは何用でしょう」と いった簡単な質問と答えがありました。これは楽しかった。見学していると係の人(ボランティア)が出てきて、いろいろと説明をしてくれました。私たちが熱 心に見ているものだから「陶芸をやっているのですか」と聞かれました。「いいえ、いいえ」 ここ常滑と言えば「甕」なんだそうです。なるほどね。そして土管を作るようになった。土管はひとつひとつをつなげて長くしてゆくでしょう、そうするときちんと作らなければ使い物にならないということですね。そこには技術がいる、と。
予定を超えて10時40分まで見て、その係の人が「ぜひ近くの研究所も見て行ってくださ い」と言うので、歩いて1分ほどの「常滑市立陶芸研究所」に行きました。こちらはもっともっとちいさなところで首を動かしたらすべて見終えるほどの規模。 またもや職員の人が現れ、「お時間があれば説明します」とのこと。「あまり時間がないのですが、どれくらいでしょうか」と聞くと「お時間の都合でどれだけ でも」と。この説明がまたよかったのですよ。展示している常滑焼は数少ないのですが、ひとつひとつ分かりやすく短く歴史と共に話してくれました。 こ この職員は「技師」と呼ばれる陶芸家なんだそうです。その人はこんな風に言いました。「私は左右対称だったり、均一の焼き色のものをおもしろいと思わない んです。ゆがみとか、焼いたときの火の当たり具合による色具合とか、そういうものにわびさびがあると思います」 なるほどね。 常 滑焼はあの朱泥色の急須が有名ですが、今の時代にはあまり人気がないと言います。でも地元の人たちはそれを守ってゆきたいということでした。資料館でも ここでも、語る人のことばは熱かったです。そうですね、きらびやかな清水焼なんかとはまたぜんぜん違いますね。 「特別なんですが、ここの研究員の作品も見てください。こんなふうに焼いています」と別室に通されました。なんだかんだで楽しくて、11時10分まで滞在。
予定時間を大幅に過ぎ、急ぎます。お土産を見に、「常滑市陶磁器会館」に行きたかったのですが、駐車場は有料なんで すね(500円)。買い物するのに、そりゃないでしょと思いました。くわえて、近くの駐車場はすでにいっぱいで、遠くに止めて歩いて行かなければなりませんでした。うーん、 こういうこともお客さんが増えない原因なのかなあ(推察)。常滑焼、見たかったんですけどね。次回は、ここも含めてINAX関連の資料館・博物館を見たいと思います。 コ ンビニで昼食をすませ、半田市に向かいます。12時30分着。午前中に予約を変更していた「國盛酒の文化館」の無料ツアーに参加しました(13時〜45分 ごろ)。國盛りと聞いてもピンきませんでしたが、ここはミツカン創業者の弟の会社で、創業150年とか。ここの酒粕がミツカンに運ばれているんだそ う。
私たちは試飲はせず、甘酒と大吟醸入りケーキをつまんで次なる場所、徒歩5分の「ミツカン博物館酢の里」へ。ここはミツカンの半田工場です。こちらも無料のツアーに参加(14時〜)。ここでもまた不快なことが。子ども連れの一団がいたのですが、子どもが走り回る、ワーワー騒ぐ、展示に触るであまりにひどい。親の顔を見 たら、何でもないふうなんです。これはさすがにと思っていたところ、参加者から怒号が。しかし、残念なことにその親にはその声が聞こえなかったらし く、その場の人たちも苦々しい表情になりました。子ども連れがいけないのではありませんが、静かにできないのなら退席してください。なにより、叱らない親 がまず悪い。 外に出ると雨が降り始めていました。急いで記念写真を撮りました。
15時になりました。急いで「新美南吉記念館」(210円)に行ってみましょう。外は土 砂降りになってきました。16時ごろ着。南吉と言えば「ごんぎつね」ですね。展示の仕方が今ひとつと言いますか、一番最後に年表があるのでやっぱり分かり にくくないですかね。童話ということで子ども対象のジオラマ展示も分かりますが、もう少し著者自身を掘り下げてほしかったな。それで も210円でしょう、いいと思います。 雨の中、記念撮影をして、鈴音にごはんをやりました。
18時10分、再び「コロナの湯」の駐車場へ。昨日と同じところで夕食を食べるのはいやだとつれあい。でもま わりに食事をするところがなんです。少し歩いて行くと、スーパーを発見。ここで夕食と明日の朝食を買いました。すずには牛乳をひとパック。19時20分か らお風呂に入り(今日はラフランス&みかん風呂)、21時には「デンパーク」へ。雨がひどいのですずのトイレ出しを省略して22時には就寝。1日の後半に 雨が降ると、とても疲れるなあ。 (その3に続く) |
2009年11月20日(金)〜23日(月)
紅葉:愛知めぐり(1) 連休なので、近間の紅葉狩りに出かけます。い え、本当はそうじゃなかったのに、愛知、豊田と日程を考えているときに、偶然見つけてしまった紅葉の名所。どんなところか期待をします。 20日(金)、16時50分、買い物をすませ
て、東名に入り、21時40分「美合PA」で休憩を取
り、豊田JCTを経て、東海環状自動車道に入り、10時20分、「鞍ケ池PA」に到着。ここには「スマートIC」があり、06時〜22時まで利用できます。こじんまりとしたきれいなところでした。夜は寒い。23時、就寝。 後で地元の新聞で見たのですが、この日観光客は 3万2000人だったそうです。うへー。やっぱりね。 準備をして、07時すぎからそぞろ歩きを開始し
ました。
歩いて行きます。人の出は、まあまあ。
ここから「飯盛山」(254m)を登っていきます。まだそんなに歩いている人はいないなあ。犬同伴の人に会いました。頂上まで15分くらいか。
飯盛山を下りて、153号から巴川沿いを歩き、 再び待月橋。今度は香積寺へは行かずに、まっすぐ進みます。あっという間に人が増えました。
人がたくさん。カメラを構えている人たちがいっ ぱい。
とにかくきれいでした。香嵐渓そのものの規模は 大きくありません。そこがまたいいのかもしれません。 そぞろ歩ける道があって、登りたい人は山へどうぞ。疲れたら、たくさん茶屋がありますよー、と。朝通り抜けた広場のようなところは別世界になっていました。すっごい 人。朝からみなさんけっこうな食欲で。私たちも。画像をどうぞ。
河原に下りてみました。朝の赤い橋が背後に見え ます。
10時に早くも駐車場を出て、近くの「足助城」 (300円)に行きました。無料駐車場あ り。私たちのほかに1組だけ観光客あり。頂上まで登ると、見知らぬ男性が近づいてきました。案内の人です。いろいろ説明をしてくれました。ここは天守閣の ない城。だから城というよりも、戦国時代の住居、生活の場といった感じです。発掘調査に基づいて再現したということです。
案内の人の話だと、今年はカエデの色がよくない とのこと。確かに、全体としては色味が薄かったですね。香嵐渓の彩りとは違いましたが、それでもきれい。なにより観光客がいないので静かでよい。
初日から紅葉を満喫できました。 11時に出発。「トヨタ博物館」へ、12時20分着。ずっと行ってみたいねと言っていました。私たちはトヨタファンではありませんが、それでもやっぱり日本のトヨタ、世界のトヨタです。愛知県、豊田 市。 入場料はネットの割引券で1,000円が800円。建物はすっきりとしていて、駐車場からなにからきちんとした感じ。ホールに入ると受付の人の感じのよさ。入り口の人の感じのよさ。うーん、さすがと感心。
ここの車の保存状態はすこぶるよくて、ガソリン を入れれば走らせることができるんだそうです。外装からなにからピカピカ。展示もまとまっていて見やすいし、床もきれい。車の歴史と一緒に日本の暮らし(特に、昭和)が分かるという点でもよ い博物館だと思いました。小松の自動車博物館とは対照的です。小松はただ車を並べているだけという感じもあって、展示にコンセプトを感じませんでした。た だ、小松の場合は、展示車の数が多いし、珍しい車(掘り出し物?)があったり、保存状態の悪さゆえの趣も、それはそれで面白かったんです。 ここのおすすめはガイドツアー。私たちは本館1時間、新館30分のツアーに参加しました。ガイドの人の感じもよく(服装、立ち姿からしていいです)、ていねいだし、説明も要領を得ていました。不愉快 だったのは、見学に来ていた若い男性たち。ちょっと考えれば分かるだろうに、「展示車には手を触れないでください」って書いてるでしょ。ワーワーしゃべり ながらドアを開け閉めしている。車好きとも思えない。許せない!(ガイドの人に注意してもらった) 車はこのHPのテーマとは関係ありませんが、ちらとご覧ください(画像のみ)。
土産店はもう少し充実していてもいいかなと思い ました。「GT2000」の型になっているクッキーを購入。 時 計を見るともう15時過ぎだったので、岡崎への移動時間を考えると、当初の計画には無理があることが分かりました。八丁味噌の「カクキュウ」に着いたのが 17時20分。工場見学の最終時間は16時まで。今思えば、だめもとで聞いてみればよかったかな。団体客は大丈夫だったみたい。 どちらにしても売店は18時までしか開いていないの で、急ぎソフトを食べ、お土産に味噌と味噌キャラメルを買いました。
記念写真後、18時30分に、道の駅「デンパーク安城」に到着。ここが宿泊場所になるの ですが、まずは鈴音のごはんと軽い散歩をすませました。お風呂は「コロナの湯」というところ。ナビの設定が悪かったんでしょう、迷いに迷いました。着け ば、巨大な複合遊興施設でした。パチンコとかゲームセンターとかフィットネスもあったかな、カラオケとか、電気が明るい。駐車場には「ナンパ禁止」とか書いてあって、 なるほど、夜な夜な若者が集う場所になっているんだなと理解しました。お風呂が25時までっていうのはそういうことね。 夕食は同じ敷地内のレストランで食べて、その後お風呂に(700円)。本日の日替わりは「リンゴ&ブドウ湯」で、露天あり、サウナ、蒸し風呂、電気風呂などなどたくさん。中にも食べるところがありました。こっちのがよかったかな。 22時30分、再び道の駅に戻り、23時30分就寝。 (その2に続く) |
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