2009年09月20日(日)〜23日(水):「岐阜:白川郷から美濃、関ヶ原」(1) 2009年09月20日(日)〜23日(水):「岐阜:白川郷から美濃、関ヶ原」(2) 2009年09月20日(日)〜23日(水):「岐阜:白川郷から美濃、関ヶ原」(3) |
2009年09月20日(日)〜23日(水)
岐阜:白川郷から美濃、関ヶ原(3) 23日(水) 連日、起 床は06時30分。支度をして出発したあたりから、雨がポツポツ降り始めました。 08時20分、大垣に到着。近くに駐車場がない ので市役所の係の人に尋ねると、「観光ですか。長くとめるわけじゃないでしょう」と駐車場を貸してくれました(だからといって、勝手にとめていいのではあ りませんよ)。 ここ大垣は、松尾芭蕉の奥の細道の「結びの地」 です。水門川沿いに散歩しました。
近くの「四季の広場」を歩いてみました。水辺が ある小さな公園のようなところで、橋が渡っています。
大垣城をはじめ、資料館など見るところもあった のですが、先に進みます。 09時20分、大垣発(市役所の方、ありがとう ございました)、10時に関ヶ原鍾乳洞着。700円のところ、HPから割引券を持っていき600円に。700円分の鍾乳洞はいかに?鈴音は車で待機しま す。
そうですね、思ったとおりこじんまりした鍾乳洞 でした。ぜひ、割引券を使ってください。ニジマスがいたのと、こうもりが飛んでいたのが妙におもしろかったです。こうもりが苦手な人はちょっと無理かも。
駐車場前のお店で、野菜を売っていたので買って みました。ついでにソフトも。
11時ごろ、鍾乳洞から5キロほど離れた関ヶ原古戦場に着きました。道からちょっと入ったところ、民家がちらほらあって、そこから少し進むと広々とした田 んぼが開けました。「あれじゃない?」
風が強く吹いていました。私は歴史に詳しくない ので(本当に、恥ずかしいほど)、あれこれ思うことはなかったのですが、ただ、かつてここが戦場で、今はのどかな農地になっているというのが、頭の中で今 ひとつしっくりまとまりませんでした。
車を駐車場まで進めます。「石田三成の陣地」笹 尾山のふもとです。
他にも「開戦の地」とか、さまざまな史跡がある ようでした。昨今、歴史がブームらしいのですが、私はもともと年号と人名を聞くと眠くなるタイプ。年を取れば興味がわくのかしらんと思っていたのですが、 その気配なし。城跡の資料館に入らないのは、犬のこともありますが、つれあいと共にさほど興味がわかないのです(歴史好きの方には申し訳ない)。だからい つまでたっても、なかなか史実が有機的に結びつかないんだよなあ。 12時ごろ、そろそろお別れの時間となりまし た。関ヶ原ICから東名に入りました。途中、美合SAでサバの味噌煮定食で昼食。そばもついていて、ドリンク付きでなんと650円ですよ、お客さま。さま ざまなところを旅行していると、食事 の内容とその値段ってあたりはずれがかなりあります。ここはどちらもあたりでした。ドリンクもその場で飲まなくてもいいので、車に 戻ってからゆっくり楽しむことができます。これは便利でとってもよいシステム。 16時ごろ、すずの散歩はいつもの鮎沢PAの ドッグランを利 用しました。もっとたくさんドッグランがあるといいのにね。
水を飲んだら、さあ行きますか。
17時10分、無事東名を下りました。まだ早 かったので(疲れ知らずとも言う)、スーパーに寄ってから帰ることにしました。明日から仕事ですからね。何かと段取りも大切です。 今 回の旅の感想。白川郷は思った以上によかった。次回はゆっくり資料館を見たい。美濃和紙もよかったし、今度は鍛冶伝承館をじっくり見学しましょう。 そ れと、犬連れ旅行を始めて早6年余。そろそろ一大整理をしないと、一体どこに行ってどこを見たのか見なかったのかが分からなくなってきました。今回も「大 滝鍾乳洞」に行ったのか行かなかったのかが分からなくて(結局行ったことはなかったんだけど)困りました。どんなふうに整理するか考えているところです。 |
2009年09月20日(日)〜23日(水)
岐阜:白川郷から美濃、関ヶ原(2) 22日(火) 起 床06時30分。昨夜からの雨。こういう日は、朝の散歩がちょっとだけ苦痛です。したくをすませ、「粥川の森」へ行きます。粥川には国の天然記念物である うなぎがいるそうです。地元の人は食べないとか。 鈴音にレインコートを着せて、まずは「矢納ケ淵 (やとうがふち)」へ。
道沿いの標識に「円空岩」があると書いてあり、 行ってみましょう。どんなところなの?
雨が上がったので、すずのレインコートを脱がせ ます。
今来た道をまた戻り、「星宮神社」に行ってみま す。
朝一番の見学は「美並ふるさと館」だったのです が、ガイドブックとは開館時間が違っていて、その30分が待てずに歩を先に進めました。
昼からは、前回ゆっくり見ることができなかった美濃観光をすること にしました。12時40分、新しくできた道の駅「美濃にわか茶屋」を見つけ、テラスで天ざるのセット(かやくごはんつき、800円)を食べました。産地直 送のお店もありましたよ。 ま ず、一番遠い「美濃和紙の里会館」へ。3館共通券(700円)を購入。すずをおいて見学です。ここでは日本各地の和紙の産地とか、和紙づくりの工程を見ま した。和紙そのものもすばらしいですが、そこで使われている道具そのものが、まあなんと精緻にできていることか。和紙を使った作品もすてきでした。民芸品 のようなも のから芸術品まで。ここでたっぷり時間を使いました。 外の暑さはまあまあといったところ。「うだつのあがる街並み」に戻り、すずを車に残 して、「美濃和紙あかりアート館」を見ました。ここは「和紙の里」と比べるとさっと見ることができます。「アート展」の作品が展示してありました。気温 がだんだん上がってきて、暑さが気になったので、「旧今井家住宅」はつれあいと交代で見学しました。車のドアを開け放しても熱がこもってもわーっとする。 ときどき冷 房を入れましたが、エンジンをかけたままというのも落ち着かず、切ったり、入れたりで忙しいったらない。駐車場に日陰があればなあ。 14時50分、駆け足で見学して私が車に戻りました。記念撮影をしたいので、すずを連れ出しました。
ソフトクリームのお店がひとつ。どうします?す ずねさま?
すずを車に残して大丈夫か、やめとくか、しばし 話し合い、短時間ならいいんじゃないかと。隣の関市に 向かい、「関鍛冶伝承館」(200円)へ(15時20分)。たった35分で車に戻りました。 とてもおもしろかったのに、 残念です。もっとゆっくり見たかったなあ。鍛冶の仕事と作品を見て、複雑な気持ちになりました。受け継がれている伝統と技、そこから生み出される作品。で も刀って人を殺せるものなんですよね。うーん、造形美を取るか、その実際を取るか。 そ う、関市は刃物の産地なのです。新潟の三条・燕も有名ですが、ここはどちらかというと包丁が主ですね。16時10分、「関の刃物会館」へ。友人が便利だと すすめてくれたシュレッダー用のハサミ(歯が五連になっている)と、散髪用のハサミを買いました。今人間が使っているものは鈴音用におろします。市販より 安いということですが、うん、安かったと思います。 一日の終わりはすずの散歩です。「こびの天狗山 (てんぐさん)」を探しましたが、案内が悪すぎて、同じ場所を何度もぐるぐる回りました。到着 17時20分。確かに小高いところにありました。
終わってみれば、結構暑い一日でした。 湿度が高いと辛いですね(すずねちゃん)。 19時10分、「武芸川(むげがわ)温泉ゆとりの湯」(600円)着。迷ったので電話をして確か めました。22時には道の駅「柳津(やないづ)」に到着。後からわかったのですが、2つのエリア に分かれているのです。そのどちらかにとめたのですが、国道沿いの「富士」のような感じで、とても狭くてあまりよくありませんでした。 明日の計画を確かめて、23時ごろには就寝。 (その3に続く) |
2009年09月20日(日)〜23日(水)
岐阜:白川郷から美濃、関ヶ原(1) 連 休を利用して、高速道路1,000円で岐阜旅行です。スーパーに寄ってから、14時30分に東名に入りました。混んでないと思ったのに、事故渋滞をいくつ もくぐりぬけ、愛鷹PAで夕食(桜エビのかきあげうどんを食べたが、今回はハズレ)。22時30分、美合PAで休憩。東海北陸自動車道に入り、飛騨河合 PAに到着したのが、日付変わった21日。駐車場は車でいっぱいでした。明日はこのPAからスマートICを利用して高速道路を下ります(同年11月に、こ の社会実験は終了)。 21日(月) 起 床は06時30分。鈴音のトイレとごはんだけすませて、目的地へと車を走らせます。駐車場が混んだら大変だ、急げ。07時30分ごろ、白川村の「せせらぎ 公園 駐車場」(500円)に到着。早朝なのに、やっぱりすでにかなりの台数がとまっています。ここで落ち着いて人間は朝のしたくに入りました。
08時から、いざ白川郷めぐりの始まり始まり。 私の両親が最近出かけたこともあり、白川村の歴史を知ったこともあり、ぜひ一度行ってみたいと思っていました。
朝早くなので、混んではいないから犬連れでも迷 惑にはなりません。犬連れの姿も結構いました。こういうところはやっぱりみんな来るんだなと思います。散策開始。
ここから荻町城跡まで山登り。
下山して…
再び散策を続けます。白川郷は、世界遺産としての観光地の顔と、この土地に今も暮らしている人たちの日常が同居しています。民家には「入らないでください」というような文字も見か けました。観光客がどかどかと平気で入ってくるのでしょうね。それでも、住民みんなでこの土地をきれいにしている様子がうかがえました。生垣を整えて花が 植わっていました。途中、牛を飼っているお宅があり、まだ小さな子牛が母牛の乳を吸っていました。女性が家から出てきたところだったので、「おはようござ います」とあいさつをしました。 街並みは情緒あるものでした。「和田家」も見学 したかったのですが、鈴音を外につないでおく場所がなさそうだったので、今回は止めました。太陽の光もだんだん強くなってきました。
さっき目をつけていたソフトを食べましょか。
これでだいたい村の中をぐるりと一周しました。
交代で、茶屋のベンチで休憩。1名はお土産を見 に行きました。そば390円也。
お店の人に聞いたら外でも食事が取れるとのこと で、昼食にありつきました。朝がかなり早かったので、まだ11時でしたが、はらへった。
空気は涼やかですが、太陽が暑く感じられまし た。最後の記念写真を撮ったら、そろそろ出発ですね。
11時過ぎに白川郷を出ました。ここからは滝 を見に行きますぞ。白山公園線の山道を12キロ走り、12時過ぎ、「白水の滝」に到着です。この滝は遠くから眺めることしかできません。
14時すぎ、次は「阿弥陀ケ滝」。滝に近い一番 奥に進めば無料駐車場があります。そこが満車の場合は手前で300円の有料ってことらしいのですが、それとは知らず有料駐車場にとめてしまいました。なん たる失敗。みなさん、お気をつけください。お金だけ取られたという感じがしました。それだけでなく、滝を見て戻ってきたら、そこの茶屋の女性が「お金はも らいましたか」とか言うんです。さっき払ったじゃない。お金をもらうことしか考えてないのね、まったく。ずるいお店。
滝見学はあっという間におしまい(駐車場代が ねぇ)。14時45分、出発。 ちょっと道に迷いましたが、以前は有料道路だっ た道を通り、九頭竜の近くの「仏御前(ほとけごぜん)の滝」に。道端のパーキングにとめます。気 をつけないと通り過ぎてしまいそうな場所です。
16時50分、滝を出発。 メモリの関係から、朝一番はデジカメ、その後ムービーの静止画像と使い分けてきたのですが
はたとここで気づくわけです。「デジカメの充電をし忘れた!」 デジカメを買い換えたので、このカメラが内臓充電池でしか使えないのを忘れていたのです 前のデジカメなら電池交換をすればよかったのですが、今のは本体のがなくなったらおしまい ムービーもまもなく電池切れ 私も、つれあいも気づかなかった…明日昼には電源が 落ちてしまう。どうするんだ、どうするんだ! あきらめる、インスタントカメラを買う(どこで売ってるんだ?) 「ムービーのコードは持ってきてるよ」とつれあい あ、そっか。ムービーは専用バッグに充電コードがそのまま入ってました。ならば、ムービーの静止画モードで 画像を撮ることにしよう(ラッキ〜!)。騒いでバカみたい かくして、手ぶれと格闘しつつ(だってシャッターとしてボタンを押すのに慣れてない)、この旅行はムービー画像 と相成りました。うまく撮れてるかな? 今回の旅行は準備をちゃんとしないででかけたので、ミスが多いです。 そんなばたばたを車の中でしながらも、18時15分、道の駅「古今伝授の里やまと」に着きました。前にも来たことがあります。「やまと温泉やすらぎ館」に てお風呂をもらいました。入浴は600円なのですが、食事セットなら1,000円でした。夕食が400円になるというのは確かに安かったのですが、その値 段分でしかなかったかなあというのが感想です。ごはんとうどんと香の物で、分量も少なめ。あまりおすすめできません。 20時30分、明日の朝食を買いにコンビニに寄り、21時、道の駅「美並」に到着。美並というと、前に郡上八幡に行ったときにひどい渋滞にかかり、この道 の駅の駐車場もいっぱいで、なんとか休憩したという記憶があります。あのときは暑かったなあ。あんずの発作後すぐに連れ出したんだった。郡上八幡には夕方 ごろに着いたなあ。もうずいぶん前のことだよなあ…。 すずに牛乳をやりつつ、明日の計画を立てました。旅の計画も半ば、家を飛び出したのでねぇ。就寝は22時30分。外には雨が降り始めました。白川郷よりも 暖かいなあと思いながら眠りにつきました。雨はその後激しく降っていました。 (その2に続く) |
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