あんずとつばめ社(トップページへ戻る)

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2009年07月04日(土)〜08日(水):「鈴 音の下痢
2009年07月06日(月):「風 鈴、突然のお別れ
2009年07月10日(金):「すももと風鈴
2009年07月11日(土):「ド ライフードが!

2009年07月11日(土)

ドライフードが!

09日(木)、仕事から戻ると、つれあいがプン プン怒っているわけです。どした?以下、概略。

鈴 音のフードがなくなったので、この前買っておいた新しいパックを開けた。開けたとたん「おかしいな」と思った。見たら、いつもの光沢がない。においがおい しそうじゃない。カビが生えていた。注文した店に連絡したら、「フードのメーカーと直接話してほしい」とかなんとか言われ、「車を買ってもディーラーじゃ なくて、本社に連絡するのか?」と怒り、「少々お待ちください」のようになり、電話を何度も繰り返すことになり、いろいろあって、腹が立った。大変だっ た。

で、結局どうなったの?すずのフードは残ってるの?粉薬もやらなきゃいけないのに。

明日(金)に商品を送るので、あさって(土)に着く。フードは今日の分はあったけど、明日からの はないから、明日の朝は僕が作る。

でも、どうしてカビなんて生えてたんだろうね。 他の商品は大丈夫だったんだろうか。

僕が連絡したことで、メーカーからこの商品がリコール対象になっていることが分かった。

部屋の隅には、ガムテープでびっしりと止めた大 きなフードの袋。中の様子を見るのもいやだったので(つれあいは「開けないでよ。せっかくテープでとめたんだから」と)、そのまましばらくはつれあいの愚 痴を聞き続けました。お疲れさま。

この日は抗生物質の粉薬をサンプル品でもらった レトルトにまぜて飲ませました。

次の日10日(金)の朝、すずは手作りのおじや をおいしそうに食べたらしいです。

問 題は同日夕方。冷蔵庫にはなぜかおじやの残りが。「なんで作りおきなんてしたのさ?」と私。「作りおきしたんじゃなくて、残ったの」とつれあい。「だめ じゃない、まずくて食べられないよ、かわいそうじゃない」と私。「だから、作りおきじゃないって。偶然そうなったの」とつれあい。「薬は?」「全部混ざっ てる」「なんで全部混ぜちゃったのよ?」「だって食べると思ったから」「食べるかどうか分からないじゃない」「自分で作らないで文句いわないでよ」「知ら ないからね」と冷たい私。

思ったとおり、鈴音、薬入りの冷やしおじやを拒 否。 つれあいの怒りはなぜだかすずに向かいます。「すず、食べなさい。今日はこれしかないからね。他にはないんだから」「ぼくが悪いんじゃない。カビ入りの フードなんか送ってきた店が悪い。ちゃんとしたフードだったらこんなことにならなかった」とぶつぶつ。

私はすべてを無視して仕事をしていたのですが、 ええいと席を立ち、キッチンへ向かいました。この際、下痢の病み上がりだろうがなんだろうがかまわない(点滴で下痢はぴたりととまったから)。

ゆで卵1個。キャベツ適宜、ジャガイモ1個、人 参小半分、椎茸の茎をチン。まぜまぜ。ここに不人気の薬入りおじやをじょうずにまぜまぜ。すず、お食べ(食べるか?! )。完食しました。

数時間後、今度はサツマイモをチンして(もちろ ん、もともとは人間のおやつだけど)、それもひと口大に切って、薬入りおじやと混ぜて、また完食。

な んだ食べるじゃないのよ。やっぱり、おじやがまずかったんだー。このころにはつれあいも雪解け気分だったので、「よかったねー、おいしいの作ってもらった んだ」とか言っていました。「もー、すずがかわいそうじゃない。冷蔵庫できーんって冷えている、まずい、薬入りのおじやなんて」

そして土曜日の朝も、そのようにしてごはんを 「私」(強調)が作ってやり、フードは昼過ぎに届きました。今度のは大丈夫。いつも通りの感じでした。

フードはロイヤルカナンのラージブリードの一番 大きいサイズでこんなふうに書いてありました。賞味期限の後が製造番号だと思います。
BEST BEFORE 24/02/10 1617FR02 FR30-006-04(09055086)

フードと一緒に謝罪文と「粗品」とシールの貼っ たビニールに入ったフリスビーが2枚入っていました。なんだかなー。どうとらえていいのか分からない微妙な粗品。バーニーズにフリスビーか。

病院の先生には1日2回、3日分の薬をもらった のですが、ふたりともこりて、「もう下痢も止まっているし、薬はやめにしよう」ということになりました。「次回のためにとっておく」とつれあいが言いま す。次回の下痢のため?

だいたい、粉剤って動物に飲ませるの、本来的に 問題ないですかね。下痢止めのほうはカプセル入りだったんだけど。

下痢と薬とフードとでなんだかややこしい数日で した。すずはおかげさまで元気になりました。



2009年07月10日(金)

すももと風鈴

画像を探していたら、こんなのが残っていまし た。

一緒にいるのは珍しかった
2002年05月撮影
当時すももは6歳
風鈴は1歳半

ふうはすもみたいに
メインクーン独特の鳴き方は
上手ではなかったが
とにかく巨大な猫に成長

メインクーンって
きれいな猫だなと
改めて思う

メインクーンの遺伝病としては肥大型心筋症が挙 げられます。すもももおそらくそうだったのだと思います。友人のところもそうだったらしいです。

突然死、とは言いますが、そして最終的には心臓 発作ということになるのですが、ふうの場合もそうだったのかもしれません。苦しまなかったであろうと思えることが救いです。

2週間ほど前に、まだまだ若かったM.J.が亡くなりました。原因はなんであれ、あまりにもあっけなく、あれだけ活躍し、富も得て、でも決して幸せそうには 思えなかったけれども、それでもこれからも「世間を騒がせつつ(世間が騒ぎ、かもしれない)」、永遠のM.J.でいるんだろうと思っていた人が、突 然の死を迎えたということに驚いています。

そんなふうに、そして風鈴みたいに「じゃあね、 さよなら」と去ってしまうなんて、生きているということは一体どういうことなんでしょうか。日々のことで思い悩み、将来の不安を抱えていても、思わぬときに終わりがくるのか。つれあいは 「死ぬ時はこんなふうに死ぬんだよ、ということをふうが教えてくれたと思う」と言っています。そうなんだろうか。こんなんでいいの?なんだかひどくない?

しばらくはふうが食べに来ていると思い、ごはん の容器はまだ3匹分用意してあります。



2009年07月06日(月)

風鈴、突然のお別れ

つれあいは仕事が休み。私は遅めの出勤でした。 鈴音の散歩はつれあいにまかせて、私はぎりぎりまで寝ていました。ようやく起きだして歯を磨いていたとき、ふとんの片づけにとりかかっていたつれあいが変 なことを言います。

「ねえ、風鈴が死んでるよ」(何を言っているん だろう?)「ほら、やっぱり、ふうちゃん死んじゃってる」

歯ブラシを口に突っこんだまま、見に行くと、風 鈴が動かなくなっていました。つれあいが、「ほら」と言いながら、ふうのからだをゆすっています。「ね、死んでるでしょ」

触るとからだ全体は冷たく硬くなっているのです が、床についている側はまだ温かく柔らかい。

「あれー、一体これ、何だろう。どういうこと?なんだかよく分からない。なにこれ?」

私がトイレに行ったのが05時。つれあいが起き たのが05時半。その後は私の安眠を妨害しないように、そっとしておいてくれるのが常です。風鈴は私の足元のふとんのところにどろーんと横になって寝てい たはずです。

ってことは、寝たまま死んでしまったってことな の?

昨 日の夜寝るときに、ひとりごはんを食べていた風鈴。いつものように一粒一粒確認するように食べながら、ときたま前足でひょいとすくい上げて食べていまし た。「ふうちゃんって、いっつもこんなふうに遊びながら食べるよね」なんて話していたんですよ。やっぱり、メインクーンだね、と。

だから、何がどうなったのかは分からないままで す。おそらく心臓発作かなにかでしょう。以前飼っていた「のの」という白い猫は目の前で(おそらく)心臓発作でそのままになってしまいました。風鈴の場合 は直接見なかったので実感がわきません。鳴き声も聞こえなかった。

余計な心配をさせずに、静かに逝ってしまった風 鈴。納得するもなにも、よく分からないありさまです。ちょっと友だちに預かってもらってるけど、それまでしばらくお別れだね、と。

たんぽぽと同じ誕生日の2000年10月23日 生まれ、享年8歳8カ月でした。

2009年07月04日(土)〜08日(水)

鈴音の下痢

04日(土)朝から鈴音に下痢が続いています。 「明日まで様子を見よう」「日曜午後は休診だった」「もう一日」と見てきましたが、一向に止まる気配なし。

初めは1時間に一度、はーはーと荒い息をして 「トイレに連れて行って」と催促。この間隔が少しずつ長くなっていったものの、腹痛の波がくるらしく、1日10回近く下痢をしていました。朝起きるとたい てい数ヶ所トイレがしてあります。

そ れでも本人は、腹痛の様子以外はそれほど普段と変わりなく、初日はごはんをやるのを控えましたが、体力が落ちてはいけないと、一回につき1カップ(普通は 山盛り2カップ)のフードを食べていました。でも、まあ、食べるからまた出るわけでしてね。水だけはたっぷり飲んでいるので、脱水の心配はなし。

03日過ぎたあたりからかなり調子がよくなったら しく、鼻で小突く様子が見られたり、トイレのときに道端のにおいを嗅いだりして楽しんでいる様子でした。

こんな感じで様子見を続けてきましたが、つれあ いが「明日朝起きても様子が変わらなければ病院に連れて行こうよ」と言いました。起きたら、3ヶ所のトイレ。「病院に行くよー」と。

09時30分、朝一番の予約をとって行きました。 鈴音は病院に入るのはもう怖がりませんでしたが、診察室に入るのには無駄な抵抗をしました。つれあいが無理やり引っ張るものだから(下手)、案の定、観葉 植物の鉢をひっくりかえしました。

熱は38度8分。体重が31.6キロ。この間数 キロ減ったってことでしょうね。おかわいそうに。診察台で固まったまま、点滴を打ってもらいました。

投薬は2種類。抗生剤(粉・・・飲ませにくい よ)と下痢止めを朝晩、3日分。ねがいましてぇ・・・6,320円也。

そういうことでここんところ、まともな散歩に出 ていません。そのかわり、面倒と思えるほどのトイレ出しが続いています。

そんな中、風鈴が死んでしまって。あわただしい 毎日です。

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