あんずとつばめ社(トップページへ戻る)

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2009年05月01日(金) 〜06日(水):「四 国旅行 (その1)
2009年05月01日(金)〜06日(水):「四 国旅行(その2)

2009年05月01日(金)〜06日(水):「四 国旅行(その3)」

2009年05月01日(金)〜06日(水):「四 国旅行(その4)
2009年05月01日(金)〜06日(水):「四 国旅行(その5)
2009年05月01日(金)〜06日(水):「四 国旅行(その6)
2009年05月01日(金)〜06日(水):「四 国旅行(その7)
 「四 国旅行(まとめ)
2009年05月01日(金)〜06日(水)

四国旅行(まとめ)

今回の旅行を思うままにだらだらとまとめます。

念願の金刀比羅さん参りは嬉しかった。やっぱり圧倒されたのはうどんと、移動途中に「なにもなかった」こと。うどんと砥部焼の関係がよくわかった。肉厚な 容器 に入れればうどんは冷めない。

阿波踊りに感動。土地のエネルギーを感じた。「ええじゃないか」という人々のことば。踊りというものの底流に流れているもの。有名連の人たちの誇り。

四国は「閉ざされた地」という感じがした。古い時間が流れている。旅行という現実的な意味においては多くの不便を感じるが、そのあり方としてはこれ以上多 くの人が踏み込まないほうがいいと思った。ひっそりとした場所にはその意味がある。

私 たちが走った道路の問題かもしれないが、ファミリーレストランやチェーンの軽食店、ファストフード店、ラーメン・餃子店がほとんどなかった。あるのはうど ん、うどん、うどん。地元の食文化がしっかり根づいていて、質量・価格ともに太刀打ちできない。でも、もう少しコンビニがあると心強いかな。

私 たち「草食者」としては、四国旅行でのストレスはゼロだった。何を食べるのかを考える時間を浪費しなくてすむ。どこでもうどんが食べられるというのはよ かった(単なる、麺好きかも)。結局、朝食を除くその多くをうどんを食べて過ごしたことになる。これも旅行の主旨のひとつ。

滝。行けなかったところ。知らなかったところ。もっと調べておこう。あまりの悪路に「SUVってこういうときにいいよね」と、車話に花が咲く。
* * * * * * * * * * * * * * *

さて、家に戻ってから知ったことがあります。私たちは偶然にも渋滞や混雑にまったく巻き込まれなかったようです。「大型連休なのに、結構すいてるじゃん」 と言い、「みんな分散してたんだね」と言っていましたが、そうでもなかったようで。

ニュー スを見たら、私たちが渡ってきた明石海峡大橋は、ある時間帯は大渋滞だったそうです。また香川の有名うどん店はとんでもない行 列で、「うどん1杯食べるのに数時間待ち」だったとか。また、高速道路1,000円効果もあり、各地でさまざまな混雑があったそうですね。私たちにそれが なかったのは偶然でしょうか。犬がいて、なんとなく全体的な旅行者と動きが違うからかもしれませんね。

北海道にもまた行ってみたいと思っていますが、行き帰りのフェリーにはよい思い出がなく、思いは四国に傾いています。次回は岡山か広島を抜けるルートはど うでしょうか。


2009年05月01日(金)〜06日(水)

四国旅行(その7)

05月06日(水)

ごあいさつしております

「お はよう」
よく眠れましたか

今日は旅行の最終日

今日は徳島をめぐったあと、お風呂をもらって帰るか(翌日着)、も しくはそのまま戻るか(当日着)を決めたいと思います。まずは「徳島中央公園」でお散 歩。園内の駐車場はまだ開いていませんでした。管理人さんがいたので聞いてみたのですが、お役所的というか、時間きっかりにしか開けられないとのこと。あとたった10分足らずなのになあ。近くの駐車場を探 します。
巨大な木

「なんかある〜?
おもしろそう〜?」

「うーん、特に」

樹齢何年だったかな

公園はとても広いようでした。すぐ近くにはJR徳島駅があり、ホー ムが見えました。蒸気機関車が展示してあるところがあった。資料館あり。城跡あり、でも 天守閣 みたいなのなし。今日の日程はてきぱきとこなさなければならないので、これにて散歩中止。08時から30分 ほど。

08時50分、「アスティ徳島」に行ってみましたが、時間が早かったのと、私たち向きのところではないと判断。「阿波おどり会館」(300円)に向かいま し た。眉山ロープウェイがあるところです。駐車は会館ななめ前の屋根のあるところにしました。およそ1時間ほど阿波踊りの歴史についてお勉強しました。 「連」というのがあって、みなさんそれぞれグループを作って踊るんですね。最後に阿波踊りの足運びのシュミレーションがあったのですが、これが結構難し い。性別によっても全然違うんですね。楽しいわ。1階でお土産を少し買いました。

その後、「阿波木偶(でこ)人形会館」へ。人形浄瑠璃の展示です。ちょっと迷いましたがたどり着 きました(だって、小さなところなんだ)。こういうところってほとんど人がいなんですよね、いつもながら。展示はぐるりと見てしまえばおしまいなので、人 気がないのかなあと思います。

会館の人に丁寧に説明をしてもらいまし た。人形の作り方、からくりのこと、動かし方。そういうことでここはあまり時間がかからなかったので30分ほどの見学でした。
故障もなく順調に距離を伸ばしている ←大活躍の
「くろちゃん」と一緒に
横の駐車場にて

見終わったあたりで
記 念撮影をしてくれる→
な んとなく下手だな

こんな大きな人形もある

民家の1階(土間)を開放したようなところ

正 面入り口はこんな感じ

引き戸から入ると
ガラスの中に
ぐるりと人形が展示されている
奥でビデオ上映あり
11時40分、「霊山寺(りょうぜんじ)」 へ向かう途中でうどん屋 さんを発見(キキーってとまる)。お昼時で大賑わいでした。偶然ですが、お隣のお客さんも関東近郊からの旅行客だったらしく、落ち着きなく店内を見回して いました。帰るときにうちの車のナンバーを確認していました。そうですね、旅行を通して、関東圏のナンバーはやっぱり少なかったかな。
「夢中で食べた」とつれあい 「火間土(か まど)」というところ

釜揚げうどんが625円(大も同料金)
ぶっかけが580円

こういうふうにおちょこを
持ち上げてうどんを入れる
のは間違いだそう
桶の手前から
ずるずると入れるのが正解
12時20分、霊山寺到 着。ここは四国八十八箇所の第一番霊場です。一番だから人がたくさんかなと思ったのですが、これまた静かでした。門から入り、池を見て、本堂へ。お線香を 買いました。渡されるとき「ご先祖さまが○○でありますように」というようなことばをかけられました。これはここだけの習慣なのか、他のところでもそうな のでしょうか。
立ち方、なんとかならんかな(すみません)
この門から入る

犬も大丈夫そうだったので
そのまま連れてゆく

「一緒にお参りしようね」
鐘つき堂があったので、順番を待っていました。前の男性はごく普通 に「ごーん」と。続くつれあいが力いっぱい打ち鳴らしたものだから、すずが怖がってしまい、逃げ腰になりました。私は「こいーん」という程度にしておきま した。

12時50分になりました。もう少し徳島で観光を続けるか、淡路島に寄ってみるか、帰るか。あさっては仕事なので、明日一日は休憩の日にしたほうがいいの ではないかと早目に戻ることにしました。

さよなら四国、また来ます!

帰 りも同じルートで帰る予定だったのですが、あーあ、やっぱり道を間違えてしまいました。淡路島を超えたあと、複数の看板に悩まされました。直進?それとも 側道?とりあえずの目的地はどこだっけ?と言っている間に、側道と判断。渋滞していたのですが、その道を抜けたあたりで間違いに気づきました。ふたりして 目を見開いて看板を見ていたのに、です。道はつながっているようだったので、とにかく「吹田JCT」を目指して走らなければなりません。どうやら大阪の首 都高みたいなのに入り込んだらしいです。京都の看板を見るまでは落ち着かなかったですね。ガソリンも入れなければならなかったし。

そのあ とは「草津JCT」から新名神に入り、「亀山JCT」から「四日市JCT」、伊勢湾岸に入ってようやく一息です。行きもそうだったのですが(いつもここら へんを走るときはそうなのですが)、道路の名前がころころ変わるのでとっても分かりにくいです。自分が走る道が道なりなのか側道なのかは、地図を見ただけ では分かりません。「自動車道」、「高速道路」、「道路」と名前もまちまち。JCTに近づいたら看板を見て瞬時に判断しなければなりません。おまけにIC の名前も似ているし、ICと似た名前のSAPAもあるので、慣れていないととっても複雑です。


ちゃんと下調べをして、道路だけ、通過JCTだけなどのいくつかのメモを作っておいてこのざまでございます。

17時45分、狩谷SAできしめんを食べました。いくらだった?
この旅、最後の麺類となりました 左がなんとか風で
普通のしょうゆを
つかったもの

右のは関西風?
白しょうゆを使っているとか

私はつゆものの基本は
だしだと思っているけど
豊田JCTから東名に入り、19時20分ごろから雨が降り出しまし た。

レコーダを回して、今回の旅行を振り返ってみました。(つづく)


2009年05月01日(金)〜06日(水)

四国旅行(その6)

05月05日(火)

今日は子どもの日。私は寝られなかったので、 05時半には起きていました(さいてー)。道の駅の目の前に川があり、河原に下りて軽い散歩をしました。結構すがすがしい。

雨 がぽつぽつ降り始めました。時間の関係から、まずは散歩ができる桂浜に向かいます。途中、雨は本降りに。むしろ気温が低いので大助かりです。07時半、到 着。駐 車場は400円なのですが、早朝のせいか無料なんだそうです。外に出るとちょっと寒いくらい。海沿いを歩いて岬まで行ってみます。浜はきちんと整備されて いて、歩きやすいように遊歩道が設けられています。

興味はあるのですけど、とても見る気持ちにはなれない

とにかくひとつひとつがきれい

イルカショーが見たい (左 上)駐車場近くの
「土佐闘犬センター」
1階は土産屋さん


(右上)「桂浜」の碑

(左)時間があれば
寄るはずだった
「桂浜水族館」
浜沿いにある
海が見渡せる
竜王岬(=竜王宮)

浜から階段を上ると
この岬に到着
時間帯の割には
観光客多し
この地域は「桂浜公園」という名称になっています。浜に戻らずに道 側に出てみます。
「坂本龍馬記念館」前

ファンには申し訳ないが
あまり興味がないんだ
どっちにしても
開館時間前だしね

記念写真だけ

竜馬ってだれ?(すず)

ぐるりと回って、竜馬像のところに来ました。「アイスクリン」を 売っていたので、土産話に一個購入。
あ、こういう味ね…っていうか、期待しちゃだめ) コーンの色が選べる
(あやしい色)
アイスは薄味の
ジェラートですな

食べているのは
私たちくらいだった

私はなんでも嬉しい(すず)

像が大きいというか、位置が高い

公 園内のでっかい竜馬像

観光客の人がガイドから
説明を受けていた

お土産屋さんでいろいろ買い込みました。「なまりぶし」と(近所の スーパーでも買えるんだけどさ)、「一六タ ルト」も買ってみた(好き嫌いがあるかも、です)。あと、ゆずのジュース。

09時、雨も降りつつ日差しも出ているという変な天気です。09時30分ごろ、高知市内の地下駐車場に着きました(500円)。高知県立文学館の常設展 (350円)を見ました。その土地出身の作家をまとめてありました。知らない作家もいて、読んでみようかな と思ったりもして。同じ敷地内に高知城がありますが、こちらはパス。

11時30分、駐車場を出ます。雨も上がりました。ガソリンを満タンにして おこうと近くのスタンドへ(ハイオク124円。まあ安いほうだと思いました)。これからまた山道に入るので途中でなくなったら大変なことになります。「は りまや橋」がどこかも分からず、一路「龍河洞」へ。ねえ、ごはんも食べられるときに食べておこうよ。

わかめを入れすぎてはだめだと学んだ 街道沿いの最近できた
セルフのうどん店
「たも屋」

ふたりで900円

お昼でたくさんのお客さん
12時45分、龍河洞到着。鍾乳洞も好きな私にとって、ここを見ず して帰れるか。駐車場から緩やかな坂道を上り、さらに階段を上ったら鍾乳洞入口です。す ずはもちろん車で待機。入場料は1,000円。
鍾乳洞内に派手な滝がなかった〜
鍾乳洞内には
鍾乳石の形によって
いろいろな名前が
つくことになる
「無理やり」って
ときもあるけど
「七福神」は
まあそのように見えた

山肌に咲いていた
高山植物
でいいのだろうか

ご近所の庭にも
あるような気がするけど



これなーんだろ?
「帰路」の緩やかな階段を降りると「龍河洞博物館」と「珍鳥セン ター」があり、無料で見学できます。

珍鳥センターにはまさに珍鳥が雑然と展示されているのですが、尾長鳥がすごいのですよ。何がすごいって、尾長鳥そのものを直接見たのですごいなあと いうのもありますが、尾長鳥は尾を伸ばしてなんぼの世界でしょ。そのために数メートルはあろうかという縦長の飼育箱(「止め箱」)のてっぺんに鳥を入れ て、身動きできな い状態で育てるのです(正しく言えば、尾が延びるに従って飼育箱が高くなる)。鳥が方向を変えるどころか歩いてもだめなんだそう。

血統を守るということがどのようなことなのかはよく分かっているのですが、なんだか考え込んでしまいました。ふと見れば箱と箱との間に何やら看板めいた ものが打ち捨てられてあります。具体的には忘れましたが、「同情でかわいそうだと言うのはやめろ」みたいなことがはき捨てるように書いてありまし た。さすがにまずいと思って後ろに下げたんでしょうけど、それなら見えるところにおいとかなくてもいいじゃない。鳥を見ている人たちの口からは何 度も「なんか、かわいそうだよね」ということばがもれていました。

世の中には多くの矛盾があります。それでも成り立っているものがあって、成り立たせようとしていることがあります。それならば、それがそのように成り立っ ていることの歴史やら背景やらについて、最低限の説明は必要ではないでしょうか。見ている人(知らない人)とその矛盾を共有できるような、正しい情報を発 信してほしいと思います。
犬も入れる鍾乳洞は、さすがにないなあ すずを連れ出した

鍾乳洞は観光地としては
古めかしいところが多い

誤解をおそれずに言えば
「ぼろっちいな」と
感じるところもある

近代化された観光地が
いいわけではない
14時20分発。轟の滝を目指します。

滝への道、なんかすごいなあ。ナビが ひとつ山側の道を選んだらしいのです(本来は195号をずっと走って、滝近くで内側の道に入ればよろし)。助手席のつれあいはとっくに夢の中。山道は険し く、すれ違いができないようなところだったり、崖だったり、舗装されていなくて、そ れが延々続くんですよ。運転は不安じゃないけど、対向車が来たらいやだなあ。走り続けることおよそ1時間。精神的に疲れる。

着いてみれば、キャンプをしている人がいたり、大きな車も入ってきていました。やっぱり道が違ったんだ。
妙にのどか 大きな看板
キャンプ用テントと
ここまでの道のりが
うそのよう

人がいるんだ…

過酷なドライブだった
久しぶりに立派な滝! ←轟の滝
見事な滝でした
ここまで来たかいがあった

今回のおきにいり→
(パソコンの画面にした)

向こう側が滝
そ れなりの人が
見物にきていた

ドライブの合間の休憩
15時40分、出発。ここから195号〜193号へと北側へ折れ て、「大釜の滝」と「雨乞いの滝」を抜け、神山温泉 に出る予定でした。しかし、193号が行きどまりに見える場所で、目の前の道幅の狭い山道を上り始めて数十秒、対向車のミニバンが来たので、こちらが下ま でバックするしかなく、気持ちがなえました。時計を見ると、もう16時を過ぎているし、ここで山越えは危険と判断。195号に戻り、「もみじ川温泉」を目 指しました。

195号への道を迷ったあげく(だって、もう主だった山道がどれなんだかよく分からない)、今回の旅が壮絶だったのはここらへんでピークになりました。滝 への道で神経をすり減らした上、だんだん暗くなる山道。山の中にはなんにもないことに改めて気づいたのです。

失敗した。おとといの教訓が活かせなかったよ。四国の道を走るときは十分気をつけないと。

昼 ごはんが早かったこともあっておなかがすいたのですが、車にまともな食べ物がない。コンビニに寄りたいけどない。もちろんそれに準ずるようなお店もない。 あるのは、地元の雑貨店のようなところで、やってるんだかやってないんだか分からないし、何をおいてあるのかも不明。食事ができるようなところ?あるはず ないじゃないですか。「ないなー、ほんと、ないねー」

夕方になると木々のせいか、真っ暗なんですよ。車もほとんど走っていない。民家がないのか見えないのか、こういう地 域って、学校とか病院とか、どこらへんにあるんだろうね。などなど話しつつ、「ないなー、やっぱりないよねー、見過ごしてるわけじゃないよねー」

これはしかたない、温泉まで行くしかない。「ほんとに、ないねー、人もいないし(あたりまえか)」

18時35分、もみじ川温泉に到着。 お、おそろしや四国!高知市内でガソリンを入れてから115キロ。龍河洞分を差し引いても100キロ近く、なーんにもないなんて。

す ずはようやくここでごはんです。人間もここで食事にありつけました。「すし定食」は、うーん、まあまあ。なぜうどんはないんだ?「あまごずし」(マス科の 魚)は売り切れだそうで。お店の人に「あのー、高知からずっと走ってきたんですけど、ここらへんにコンビニはありませんか?」と聞きました。「ありま すよ。ここからしばらく行ったところです」「ああ、そうですか(ほっとした)」

つ いでに聞いてみました。地図を見せながら、「195号から193号へ向かって、大釜の滝と雨乞いの滝を見て、神山温泉に抜けられるんでしょうか?」「抜け られますよ」「本当ですか。すれ違えないくらいの山道ではないですか?」「道は狭いですけど、普通の車ですよね、大丈夫です」「ミニバンですけど、大丈夫 なんですね」「マイクロバスみたいな大きさだと、途中岩があるので気をつけないといけませんけど大丈夫です」

つれあいがあとで「あの人、ミニバンのこと、本当に分かってたかな。うちのはバスみたいなんだよ。四駆じゃないし。行かないほうがいいよ」と言います。悔 しいけど、今回の旅行では時間もないし、断念するしかないですね。次回、チャレンジ!

風呂はきれいでした(500円)。菖蒲湯でした(かなり印象的な子がいた。親も大変そうだった)。終了、20時30分。

つ れあいは「今日はここで泊まろうよ」と言いました。「コンビニは明日でもいいから」と。もう疲れ切っていたのです。疲れきってたのは私も同じだったのです が、まだ21時前だし、できるだけ徳島に近づいていたほうが明日のためにもいいんじゃない?「運転手がそれでよければ」とつれあい。走るよ(寝てていいか ら)。

22時、道の駅「公方の郷なかがわ」着。海沿いに並行している大きな道(55号)を走りました。きれいなところ。少し雨が降り始めました。ここまででガソ リンを入れてから200キロ。鈴音に牛乳を飲ませ、明日の予定を考えながら就寝前の休憩をしました。

今 日のひとこと:四国の道、これに尽きる。四国を走るときは、食料・水などの必需品を多めに持っていこう。できれば、コンビニの位置を事前にメモしておいた ほうがいいかもしれない。四国は古く静かな土地。行けなかった滝だけではなく、他にも滝の看板がたくさんあった。恐るべし四国、気に入った!


2009年05月01日(金)〜06日(水)

四国旅行(その5)

05月04日(月)

起床は07時前。昨夜から雨でした。昨日はコン ビニにたどり着けなかったので、朝食はふたりで買いおきのさつまいもパン1個とバナナ2本(涼しかったのでまる2日大丈夫だった)。物足りないけどしかた ない。教訓を活かせよ。

08時30分、近くの「銚子ケ滝」に到着。ここ は予定の場所ではありませんでしたが、昨日暗闇の中看板を見つけたので、滝好きの私は「ぜひ」と。近くにきれいな藤の花が咲いていたので鈴音と一緒に撮り ました。

この季節、山藤がきれいです

←なんか、変な顔
↓スタンプを押すんだとさ

観光への努力はあるんだけど、問題は道

さすがに「これ?」と言ってしまった ←え!という滝
水量が少なすぎだ
特に画像だと
なんだか分からん
崖か?

こんな感じで
歩 いてきたのに
ちょっ と残念→

あんずのレインコートをまだ着れる

ここからは予定通り、11時30分、「砥部焼観光センター」へ。西洋風の鹿の小さな皿 (手にひらに乗る大きさのくせして、1,100円。こういうの、食器にはよくある)と、お買い得の中鉢(1,155円。これは安かった)を買いました。お 買い得のお皿は、店舗裏手の工房内にどどんとおいてある中から選びました。窯元に行く時間がないからね。工房では砥部焼ができる工程を見学。

2階では手作り体験ができる

(左) 生産工場という感じ
うまくできなかったのが
「お買い得品」になる
日常使いには十分

(右)センター前にて
「砥部焼の原料です」とある
陶器は、土によって顔が変わる(と思う)
窯の管理は大変 センター隣の窯元(らしき)の
外の窯

ここにいた「お兄ちゃん」に
すずは遊んでもらった
「汚れますよ」「大丈夫」
とは言ったものの
雨で濡れたすずの汚れは
半端じゃなかった
雨も上がり、車で数分移動して、「砥部焼資料館」に行って見ました。中の展示は有料ですが、入って すぐのところにビデオがおいてあって、砥部焼の工程が見れます(NHKのドキュメンタリー)。いやはや、ひとつの焼き物ができあがるまでには、大変な技術 がいるんですね。ふたりして「はー」とか「へー」とか言いながら見ました(他にお客さんいなかったんで)。

隣にJA愛媛中央があったの で、ここで昼食を買うことに。すし類のパックとジャコ天を2種類買ってみました。地元の人が食べているものがどんなものだか興味があります。えっといわゆ る少し青魚系のさつまあげですかね。表示によれば、いろんな魚が入っていました。静岡の「黒はんぺん」に似ているかな。

おなかを満たし て、内子へ向かいます。途中寄る予定だった「夫婦滝」は、山道を2度ほど往復して探したのですが、場所が分からず断念。滝ってどうしてこういうことがよく 起きるんだろう。12時50分、道の駅「内子フレッ シュパークからり」に到着。駐車場は混んでいましたが、駐車場に左折だったので幸運でした。長い間待っている右折待ちの車の皆様、申し訳ありませんが左折 優先ですので、お先に。ラッキー!

内 子は情緒のある小さな町で、ぐるりと見て回るのにはちょうどいいところですが、道の駅に車を止めてあとは歩くしかありません。それなりに体力がないときつ いかも。地図を片手に散策します。地元のパン屋さんで明日の朝食を買いました。「明日は年に1度の凧揚げなんですけどね、天気が心配」とお店の人。

脱いである靴の数がお客さんの数?
内子座
木造の歌舞伎小屋
すずがいなければ
中を見たかった
それなりの人で
にぎわっていた
小さな博物館があったり、蝋燭屋さんを覗いたりして、手作りのアイスクリームの看板を見つけました。完食後、蒸しパン屋さんで「あずき」だったかな、を購 入。
こういうのは本当においしいんだよ どうだい?おいしいでしょ?
(上 左、上右)
「栗渋皮煮」アイス
200円
おいしかった〜
こういうのいい
この蒸しパン→
お いしかったので
次 回は全種類を食べたい
すず、これはやらないよ
集中しても、さすがにこれはだめですよ
ちょっと暑くなってきました。すずに水を飲ませつつ、1日の後半、あとひと踏ん張りだ。
なんか部分的に画像がぼけてる〜(霊魂?)
本芳我邸
門から入ったところ

芳我さんって人は
木蝋で財をなした
1800年終わりごろの
お話



で、その「木蝋資料館」(400円)に行ってみます。同じ敷地の上 芳我邸は現在修復工事中だそうです。15時40分から1時間ほど見学。

お もしろかったですね。蝋ができる工程がよく分かりました。今はその多くが工場生産・大量生産になっていますが、まだ人の手で作られていたころは、よく考え られた過程を経て、まず蝋が作られます。その後、それが蝋燭になったり口紅の原料になったりします。蝋を固めるのに陶器(砥部焼)を使ったり。パリ万博、 シカゴ万博と出品したんですね。漆塗りのもみじの模様が描かれた箱に入っていました。手間がかかるので、現在も作られている和蝋燭は値段が高いわけです。 火をつけたときの炎も違うんだろうなあ。ここの和蝋燭は表面に絵柄がついたものはあまりありま せんでした。

こちらを向かないすず。ちょっと反抗中
資料館前にて
柱がなかったので
看板みたいなのに
つないだ

「ずっといい子で
待ってましたよ」
と館の人に言われた
「吠えないのね」とか

予定では「五十崎(いかざき)凧博物 館」に行きたかったんだけどね。早目だけど夕食を食 べよう。17時、道の駅「みかわ」着。「うどんあるかな」「うどんにするよね」。かきあげは、えびとじゃがいもを千 切りにしたのが揚がっていました。そうかこういう発想もありか。
嬉しい、楽しい、うどん♪ かきあげ(650円)
きつね(450円)

ああ、うまい

麺は細め(福岡のみたい)
つゆは甘め(愛媛の特徴?)
ネギは小さい
どっちのお風呂にするか?決めたら、つれあいがナビを入れ間違えた。それで行かない予定 のほうに到着しました。時間がないからまあいいか。18時20分、「蘇鶴温泉(そかく)」というところ。よくある「1件しかない温泉」でした。すずの散歩 をすませて入りましたが、520円、石鹸だけ、銭湯のたたずまい。ん10年前はきれいだったんだろうなという感じ。宿泊施設もあるらしいけど、合宿所みた いなところでねぇ。「僕のせいだ」とつれあい。まあね。小さくてもいい、設備が整っていなくてもいい、多少感じが悪くてもいい、でも「こぎれいだね」と思 わせる程度の努力はしてほしい。

悲しい気持ちは宿泊先の道の駅に着いてからさらに強まりました(誇張しすぎ)。22時、「土佐和紙工芸村くらうど」着。ここはお風呂もあって、きれいで、 なんか展示もあって、夕方に着いていたらきっと楽しかったろう。「僕のせ いだ」と再びつれあい。そうだそうなんだー。

宿泊施設があったので、ホテルのロビーのようなところがあり、お土産を買いました。土佐和紙の一筆書き と「たこせん」というお菓子。私はショックから抜け出せず(うるさいやつ)、おやつを食べ、鈴音を散歩に連れ出しました。もちろんつれあいも道づれ(ごく ろうさん)。あー、風呂が一日を台無しにした。軒先に燕がいたのは救いだったなあ。就寝23時ごろ。

今日のひとこと:今日は資料館めぐり だったので、鈴音との交流は少なめ。滝(…)、うどん(喜)、風呂(泣)。でもそれはそれで楽しかった


2009年05月01日(金)〜06日(水)

四国旅行(その4)

05月03日(月)の続き

10分ほど走るともうそこは道後温泉近く。ナビ を頼りに走ったので、温泉街の裏通りにありがちのちょいと近寄りがたい店の間を通り抜けました。おかげで渋滞知 らず。交通整理をしている男性に駐車場の場所を尋ねたら、一緒に走って案内してくれました。親切でしたよ。たどり着いたのは臨時駐車場。温泉街なので道 は狭かった。到着は16時40分。

道後温泉本館っていつもTVで見るけど、どんな 感じなんだろう?

最古の湯のひとつ

こんな感じだった

商店街を抜けて行くと
重厚な感じの建物が見える

意外とこじんまりしていている

道、商店街などの配置から
テレビで見ていた感じと
ずいぶん違うな

大型連休ということで、とにかくすごい人でし た。こんな小さな町にこんなに人が集まって いるなんて。だって、まずは本館でお風呂をもらう人の列に驚きました。上の画像の鈴音の頭あたりにブルーのロープが見えますね。あそこに何重もの列ができ てい ました。これではさすがに入れないね。

中のお客さん、どんな感じなんだろう


本 館の横に回り込む
窓からは休憩中の
お客さんの姿が

白鷺がたくさん→

たくさん並んでいました

まずは水をひしゃくで受ける

月並みですが、健康を
「玉 の石」にお湯をかける
願いがかないますように

石は柵の中の丸っこいの

外観だけの見学になった


本館のやぐらの白鷺
「白鷺伝説」というのが
あるんだそうな

今度来たときは
本館の湯に入ろう
お風呂をもらうことになる「椿の湯」の偵察を兼ねて、商店街へ。そ んなに広くないので、すずを引き寄せて歩きます。商店の人に聞けば、この連休はいつも以 上の人ごみだそうです。土産話にだんごを食べてみました。

住所を見ると「ほんとに来たんだ」って思う

「坊 ちゃんだんご」(170円)
いろんな店で売っている

犬がいなければ
店内で座って
お茶をもらうこともできる(はず)

そうね、正直言ってそんなに
おいしいものではない

餡をまぜて丸めたもの
(と言っては味気ない?)

駅前に向かいます。すごい人。「坊ちゃんからくり時計」の前では、 コスチュームに身を 包んだ男性が何度も説明を繰り返してくれます。なぜかというと、入れ替わり立ち替わりの観光客に説明をするわけです。からくりが動くのは1時間に1度だっ たかな。だから多くの人たちは見れないってことになります。「どんなからくりなの?」「いつ見れるの?」というのを知りたいでしょ。穏やかに感じよく、同 じことばを繰り返すその様子に感心しました。さすが、お客さまを大切にする観光地。

からくりの時間じゃないから人はまあまあ

な んでも「坊ちゃん」か?
近くに「坊ちゃん列車」もあり

運よくお風呂をもらった後
からくりが見れた
(なんだ、嬉しそうじゃん)

みんな興味がないのか?
「伊 佐爾波(いさにわ)神社」
静 かだった
長い石段あり
ここで駐車場に戻ります。すずは休憩。人間は準備をして再び商店街に戻り、「椿の湯」 に入りました。ここは庶民的な料金の360円。なんでも男湯は混んでいたそうですが、珍しく女湯は不自由しない程度でした。中で女性に話しかけられ、しば らくおしゃべり。広島から来たとのこと。本館のお風呂に入ろうと思ったが入れなくて夫と口論になったと笑って話してくれました。他の人の話によれば、本館 のお風呂はとんでもない混み具合だったそうですよ。「はだかになったはいいが、さてどうする」みたいな。

お風呂終了が20時ごろ。つれあいが先ほど見つけた店の豆菓子がほしいと、抹茶ミルク味を一袋。駅前の売店みたいなところで、「ポンジュースぐみ」とみか んジュースを買いました(ごくごく)。

「ここを離れて、食べるところってあるのかな」「たぶん、どこかにうどん屋さんがあるんじゃない?」ちょっと甘かったな。道が悪かったのか、なかなか見つ かりません。やっと一軒ありました。慣れないと分からないもんですね。「耕庵」というところ。
さーて、何にするかな?わくわく!
今、見ても、おいしそう
砥部焼に再会

←きつね(630円)
「へ、へーぇ
なんかすごくない?」

かきあげ(780円)→
「えー? なにこれ?
噂には聞いていたけど
とんでもない量

やっぱりつゆは甘めでした
当地では、600円とか700円という値段はうどん類では高めですが、その値段に見合った店がまえ、接客、そして内容があります。またまたすっごいカル チャーショックだよ。おごちそうさまー!

麦みそ(1キロ?、630円)をお土産 に。白い、甘めの味噌でした(後日談)。

こ こからは必死に走ったという感じでした。たった1時間くらいの走行でしたが、とても長く感じました。何がすごいって山道をひたすら走り、暗くて、道はまあ まあの広さから突然細くなったり、舗装のぐあいもまちまち。走っている車もほとんどなし。コンビニもない(379号)。地図で見るのと実際走ってみるのと ではずいぶん違います。昼と夜とではまた違う。もちろん、目的地にたどり着くにはこの道しかない。これまでいろんな道を走ってきたつもりですが、四国はど こかがな んだか違うぞ?

「道路族」の多くが利権がらみで道を造れと言っているのは分かりますが、こうして整備されていない道の状況を目の当たりに すると「道が必要だ」という意味も分かります。さまざまな交通手段を選べる都市部との違いに驚きました。が、これは単なる序章にしかすぎなかったのであっ た。

22時、道の駅「ひろた」到着。「なんだかねー、道、すごかったねー、なんだろうねー、こんななんだねー、四国」と、あとはうどんの話ばっかり。

23時、就寝。

今日のひとこと:かずら橋、きれいだった。道後温泉本館、見れてよかった。朝そば、昼うどん、夜うどんで何が悪い?「コンビニがあると思うな山の中」(明 日の朝飯はねえだよ)


2009年05月01日(金)〜06日(水)

四国旅行(その3)

05月03日(月)

07時起床。09時、近くの祖谷渓(いやけい)の「かずら橋」に到着。カズラで編んだ橋だそう。渡るには 500円必要なのですが、渡るもなにも、鈴音には絶対無理。

橋そのものの質感がすごい

ちゃんとした靴を履いていないと危険
「いやけいおおはし」です (左 上)おそるおそる
人が渡っている

(右上)だってこんなに
穴あき橋なんだもの

(左)橋をぐるりと
回り込むことができる

なんか形が似てるなあと思ったら「あやとり」だ

(上) かずら橋全景。結構短いよ
(右)渡り口反対にはこんな看板

橋を渡れる人数に制限があると思うな

水量はどんなもんでしょう

か ずら橋裏手にある
「琵琶の滝」
そんなに高さはなかった

朝早いからかなあ
そんなに混んでいない

連休なのに…と
このときはのんき
に考えていた

他所は「激混み」だった
朝食にパンを買っていたのですが、なんかつるっと温かいものを食べ たいねと、お店に入って祖谷そばを食べました。四国でもそばどころがあるんですね。

やっぱりつゆだよ、つゆ!うっまー


祖谷そば
(いくらだったかな)

太めの麺
絶対的に違うのは
つゆの色・味・だしかな
「大歩危(おおぼけ)」、「小歩危(こぼけ)」と呼ばれるあたりを通り、10時、宿泊しようか迷った「ラピス大歩危」へ。石の博物館らしい。お土産屋さん になにかあるかなと。ありました。外に出ます。

遠い山肌をのろのろ動いていた

(左) てんとう虫の
乗り物があるらしい
乗りたかった
乗り物好きなのだ

(右)そうだ端午の節句だ
渓谷にはたくさんの
こいのぼりが泳いでいた

うちは動物たちの健康を祈ります

今回はこれにしよう

見 つけちゃった
とうふアイス
(250円くらいだった?)

味 はとうふ、つまり
大豆味
この写真おきにいり

鼻先が長いからね

容 器は結構深い

クリームはほとんど
残ってないので

最後まできれいに
なめていただきます

鼻が隠れたり
鼻が出たりして↓
実はあごが出てるもんで そのための舌の役割
10時半ごろ、松山に向けて出発。計画では高速道路を使うつもりだったのですが、高速 道路ってなんだかつまんないんですよね。どこも同じ景色でしょ。それで、やっぱり下の道を走ります。途中、お遍路さんの人たちをたくさん見ました。歩いて いる人、一人で、二人で、自転車で回っている人。いろいろでした。いつか歩いてめぐりたいです。車の旅は甘いな。

天気は曇り、この季節にしては涼しいほうです。助かりました。

13時30分、松山城跡近くのコインパーキングに車を止めました。まずは「萬翠荘」(ばんすいそう)を見学。犬連れの場合は、マナーを守って迷惑をかけないよ うにしましょう、と書いておきます。入り口の案内の方、いい方でした、と書いておきます。「愚陀仏庵」(ぐだぶつあん)は
萬翠荘の裏 山を上っ たところにあります。

見学者少なし

正岡子規が療養していた
ここが入り口です
(左上)
萬翠荘
旧松山藩主久松家別荘
ロココ様式
(以上、ガイドブック)

(右上)
愚陀仏庵
夏目漱石の下宿先を再現

(左)
萬翠荘前にて

路面電車が走る大通りに出て、左に折れて松山城に向かいます。

手前が電車
向こうの汽車っぽいのも
路面電車?

路面電車の道を車で通るのは
ちょっぴり緊張する

「愛媛のラフォーレ」前にて
車の中でパンを食べてきたけれど、そろそろおなかがすきました。商 店街にあった伊予うどんのお店。すずの待機場所があるといいんだけど…。店の隣が駐車場 で、つなぐのにちょうどよい杭がありました。
麺が…つゆが…
かやくうどん(400円)
大盛りは+100円
店内から撮った(笑)→
ずっとこんな感じで待っていた(いい子だ)
ああ、また撃沈。うますぎる。ちょっとつゆが甘めだったけど、それ はそれでいい。

さらに歩いてさらに食べる。

おいしー。揚げたて ゲソ入りジャコテン(350円)

ゲソのにした

揚げのタイミングで
ひとつだけ冷めたのが
入ったので悪いからと
結局1個おまけしてもらった
ようやく松山城へ。ロー プウェイもあります。そう、結構な距離なのですよ。たくさんの人から注目を浴び、話しかけられました。天守閣あたりはかなりの人ごみ。すずはちょっと困っ ていました。「なんていう犬ですか」「触ってもいいですか」「写真撮ってもいいですか」「おおきー」「かわいいー」
大きな城跡 ←到着
↓たけのこが出てる
から撮ってと、つれあい

ちょっと季節はずれたかな
量少なし、その分おいしい(これ法則ね)
伊予柑ソフト
(300円)

ようやくすずの出番
今日2個目
柑橘系の香りがほんのり
まとまりたいときには股ぐらへ おいしいソフトはコーンもうまい
カシャカシャという音
(左上)私の股に
おさまっているところ
ブレーズのずれが…
気にならなくなったけど

ぼコーンだけなので
スカスカと音がする

みなさんお好みの神社仏閣があるようです 下りは東雲神社から
回り込んでみた

誰もいなかった

観光の見所ってなんだろう
とときどき思う
駐車場に戻る道、地元の小さなお店(八百屋さん)があったので、デ コポンを買ってみました。小さめだったけど、7個も入っていて198円だし、なにより甘 〜い。

16時20分、駐車場着。ここから近くの道後へ。

続く


2009年05月01日(金)〜06日(水)

四国旅行(その2)

05月02日(土)の続き

15時過ぎ、琴平付近に着きましたが、駐車場は どこだ?市営駐車場の案内板を頼りに、15時半ごろ、狭い駐車場に車を押しこみました(初めの2時間200円、 30分毎に100円)。金刀比羅宮(ことひらぐう)の石段上り口 まで5分くらい歩きます。かつて人間の代わりに犬がお参りしたということで、犬連れも大丈夫でしょう(と、勝手に解釈した。間違ってはいなかった)。

さて、登るぞ!上りは30〜40分かかります。

数字を見るとつらくなってくる

御 本宮まで行こうというわけ

気候のいいときなら
奥社まで行けそうだけど

次回までに体力を
つけておこう

春の陽気でちょっと暑い

168段
「灯明堂と釣
灯篭」
前にてお水
365段
「大 門」
ひ といきついた

こ の奥に
「五 人百姓」のお店あり

加美代飴購入は中止
門には「琴平山」とある

歩いた、上った、結構長かった

丸金印がこんぴらさん
よく歩きました
(左 上)御本宮に到着!

たくさんの人がお参りに

(右上)
賢木門(さかきもん)

(左)向かって右側に
町が一望できる
ところがある
ちょっとだけ涼しい
いや、すがすがしい

像は短毛でいかにも日本犬

「こ んぴら狗」(下りで撮影)

いつもながら
犬づれ観光をしている
私たちのような人は
あまりいなく
連れていても小型犬が多く
いつもながら
目立っていたのであった

第一、バーニーズサイズの
犬を見たことがない
という人がたくさんいた
すずは暑さよりも人ごみで大変でした。あんずはゴールデンだったか らかそういうストレ スとうまく折り合えました。つばめはすずと一緒でしたね。だから疲れ切ってしまう。体力より気力ってことでしょうか。階段を踏み外しながらも、お参りを済 ませました。両親などに「黄色いお守り」を買いました。私たちは交通安全のお守り。

さて下りです。お土産屋さんを見逃すはずはない。

行きのお参りでチェックしていた


和三盆ソフト
(いくらか忘れた)

量が少なかったが
コクがあっておいしい

がんばったあとのソフト

おお、いよいよ
幸せいっぱい
クリームが落ちたので
おいしかったです
本日2つ目のソフト

今回は香川らしい?

おいしいのは
犬にも分かるらしい
食べた後の
表情で分かる
のどが渇くので水を飲んでおこう
人間には何かないのと、ここはやっぱりうどんでしょう。大きなテント式のお店で、野外うどんスタンドって感じ。これならすずと一緒にいられるね、と言って いたら、お店の人が「犬もいいですよ、どうぞ」と声をかけてくれました。

セルフのところ

ネ ギとおろしはご自由に

左:温玉しょうゆ(400円)
テーブルのしょうゆだれを
適当にかけて食べる
右:ぶっかけ(300円)

一応、道側に座った
看板の前で待つ
観光値段でこれくらいって、やっぱり安くないですか。ご近所らしき男性が私の前に注文していて、「なんにもいらないよ。しょうゆだけ、それが一番」とお店 の人と話していました。うーん、さすがうどん文化、強し。

さらに 観光は続きます。

役者の名前がちらと見える

こういう絵がかかっている
旧 金毘羅(金丸座)
歌舞伎のことは
詳しくないけれど
この時期(ガイドには
4月ってあった)
有名な役者が来るらしい

どちらにしても
もう夕方でだれもいない
のぼりが立っている
金丸座から坂道を降り、藤棚がきれいだったのでと思い記念写真を 撮ったのですが・・・

過酷なうちの旅行

3 歳のお嬢様
かなりお疲れのご様子

おい、人間より先に
へこたれるとは
なんたること

まだ旅行初日なんだけど
あともう少しだけお付き合いを願います。

歩いていたらあったので

これを目当てに来た
それならついでにJRも
(左上)琴電琴平駅前

(右上)駅前の高燈籠
公園みたいなところ

(左)JR琴平駅

「いいかげんにして
くれないかなあ」(すず)
それでも全行程3時間くらいです。まあ、ほとんど歩きっぱなしだけどさ。18時15分、駐車場ですずにごはんをやり(はら、へったろう)、20分に出発。
歩けるといいのにな
「鞘橋」
帰りの車内から撮影してもらう
行きはつれあいが寝ていて
撮れなかったから

この橋はじっくり見るのには
適さない場所にある
道が狭い
なにせ橋を渡れるわけでもない
道の駅「にしいや」に向かいます。

19時40分着。お風呂は「ホテル秘境の湯」というところでもらいました。一人1,000円。塩サウナ、打たせ湯、露天風呂もあり、きれいなところ。

問題は泊まるところでした。道の駅の駐車場の台数がとても少なくいっぱいでした。来た道を引き返して、「ラピス大歩危(おおぼけ)」の駐車場に戻ってみま したが、トイレは仮設、水道施設もタンク式のようなおそまつさで、やっぱり道の駅に戻ることにしました。

な ぜかおなかがすき、途中のコンビニでカップめんを買い、西日本を表す「W(ウェスト)」の文字を確認し、食べました。頭の中がうどんだらけになった1日で した。道の駅に戻ってみたものの、やっぱり駐車場はいっぱい。他の車にならって、道の駅から続いている広い側道にびっちりとつ けて、今夜の宿泊場所としました。23時ごろ、就寝。

今日のひとこと:噂には聞いていたが、うどんにびっくり。念願のこんぴらさん参りを果たした


2009年05月01日(金)〜06日(水)

四国旅行(その1)

今年の連休は本当に「連なる休日」でいい感じ。 真夏でもないから猫たちを置いていっても大丈夫そう。京都にする?でも花見には遅い。行くか?四国!

高速道路割引き1,000円を有効に使うために 05月01日(金)の昼12時半に出発
13時50分:足柄PAで昼食、鈴音に水を飲ませる
16時30分:狩谷SA(伊勢湾岸道路) でガソリンを入れる

休憩で散歩中

ここらで休憩
肩あたりに見えるのは
つばめのおさがりの
ハーネス
かなりきつめなので
もうすぐ使えなくなる

19時00分:西宮塩名PAで夕食。てんぷらう どん580円、たこ焼き480円(8個)
神戸JCT〜三木JCT〜神戸淡路鳴門自動車道〜高松自動車道
21時10分:鳴門西PA着。鈴音にとって長旅はただひたすら後部 座席で待機なので、とにかくかまってほしいらしい。ここで就寝して、明日、高速道路を下 りることにする

05月02日(土)
06時30分、 起床。起きたらPAは人であふれていました。びっくりです。このときは「1,000円効果か?」くらいに思っていました。後から分かったのですが、まさに そういうことだったみたいです。

07時40分ごろ、予定通り津田東ICを下りま した。東京からいったいいくらだったんだ?って下りてから言ってもさ。「後で請求書、確認してみるよ」(えーっと、結局、合計3,500円 くらいだったかと)

朝 の散歩は津田の松原です。看板を見ると、瀬戸 内海国立公園、とあります。

四国に来ちゃった

うぐぐ……
怖いから、早く渡っちゃおう (左 上)美しい松林が続く

(上・左)浜辺に橋あり
とにかくこういう
「障害物」が苦手
へっぴり腰で渡る
ひどい浜辺もたくさん見てきた ゴ ミひとつ落ちていない
地元の人たちの
努力のたまものだと思う

岩場に連れ出したら
すべりながらも
必死で歩く
結局、へっぴり腰

ところどころに溝があって落ちそう
歩きやすいように石が敷いてある とにかく立派な松
風情があると言うのかな

(左 上)鈴音は大きく
なったのか?やっぱり
私が小さいだけ?

(上) 「棟方志功先生
絶賛の銘木」とある

(左) 「平山郁夫先生
写生の松」だったかな?

見 事な松がほかにも
たくさんあった
とても広くてきれいな海岸でした。巨大な松がすばらしかったです。 思った以上でした。名古屋から 来ていた犬連れのご家族と会いました。1時間半ほど散歩。

高松市内に向かう途中、道の駅「源平の里むれ」で止まってみました。新しい施設みたいです。自家 製パンがあったので明日の朝食用に買い、今回の旅、初のソフトとなりました。

香川のものを食べたかったけど 香川なのに
北海道バニラとは
これいかに

250円也
待っているところ まだ口元から舌がぺロリ クリームはほとんど残ってない 車 内で食べさせたので
持ち手の紙から
ソフトをスポッと抜くと
落ちて汚れると思い
容器で受けているところ
食べつつも…… くいっと自分のほうに引き寄せる 容器に落ちたのをきれいにする よかったですね、1個め

10時50分、高松市内に入り、予定通り中央公園の地下駐車場に車を止めました(25分、100円)。地下ならすずを置いていけます。気温が高くて暑い。まず は歩いて5分くらいの「高松 市美術館」にしました。常設展でよかったのですが「加山又造の世界」というのをやっていたので見てみました(1,000円)。 動物を描いた作品がたくさんありました。

おなかすいたねと、近くの「かな泉」 でうどんを食べました。「有名なところに行かなくてもいいよね。地元にある普通のお店に行きあたりばったりで入ってみよう」と、今回はうどんを食べまくる 計画です(あとで見たらガイドブックに載ってた)。

砥部焼
かけうどん

←「大」(330円)
てんぷら(140円)

「中」(250円)→
あげ(60円)
かつおぶしがのっている

ねぎはご自由に。セ ルフとは言え、安くないですか?つれあいが「大」を食べたのですが、すごい量で、「堪能しました」とのこと。おいしかったですよ。初日1食めで衝撃を受け ました。

次 にそこから歩いて10分くらいの「菊池寛記念館」へ(200円)。菊池寛のこともありましたが、直木賞受賞者一覧を見ながら「へー、そうなんだー」とか 「この人知らないなあ」とか。「歴史資料館」が同じビルに入っていたのですが、先を急ぎます。外は暑い。私たちはさっきのうどんのショックで、う どん話を続けていました。

14時10分、駐車場に戻り、すずを連れ出して 中央公園で記念撮影をしました。高松には「玉藻公園」や「栗林(りつりん)公園」があるのですが、事前に確認したところ犬はだめなんだそうです。

たぬきがいたので 時間も なく、暑いので
手短に撮った

ごく普通の公園と
お見受けした

こんなところで写真とは
観光客しかいないだろうな
菊池先生の像があったので

これから琴平(ことひら)、すなわち金刀比羅宮に向かいます。暑い。

・・・初日の後半に続く

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