単なる観戦記です。
観戦
記憶






2001年12月8日
スッグムエタイマラソン
タイガーD4D コムモーレイル・ディオ


ムエタイのスポンサーで有名なトヨタタイランド

社主宰で135Pのワンデイトーナメントがチェン

マイで開催。優勝者には賞金30万バーツとトヨタ

タイガーD4Dコムモーレイル・ディオ(商品名)。

準優勝者にも賞金20万バーツ。破格の賞金である。



ムエタイの1試合は3分5ラウンドだが、ワンデ

トーナメントということで1試合3分3ラウンドの

特別ルール。8人の選手によって争われる。

会場は屋外。どこかの駐車場にリングを設置した、

みたいな感じ。昼間の明るさでのどかな雰囲気がた

だよう。8選手全員がリングに上がってワイクルー

のあと。トヨタタイランド社長などVIP紹介。トヨ

タのブルゾン着用でくだけたかんじ。ほんわかした

オープニングだが、このあとたいへんな試合続出。



リング上でくじびきが行われ、トーナメントのカー

ドが以下のように決定。上から予選開始。

011208tonament1.jpeg

予選第一試合
トーングタイ・ポープーラパー
3R KO
ナルーポング・サクホームシン
※赤コーナーの選手は、青コーナーの選手はで表示してます。



1R。20cmくらい背が高いんじゃって感じのナル

ーポングトーングタイの前進にあわせて膝。

トーングタイはパンチからローキック。前蹴りか

らミドルキック。トーングタイ2回投げを決め。パ

ワーでは勝る。



2R。トーングタイ右フックでダウンを奪う。

ナルーポングの蹴り脚をもってパンチ連打。組み

あって膝けりにもちこむ。またまた投げもあり

このRもトーングタイのパワーが勝る。



3R。組み合って膝蹴り。ナルーポング

ローキック、トーングタイ右ミドルキック交錯。



トーングタイの左右フックがナルーポング

アゴをとらえあお向けにダウン。

そのまま起き上がれずトーングタイKO勝ち。



画面では確認できなかったが敗者は担架で運ば

れた模様。



予選第ニ試合
ペットナムエーク・ソーシリワット
3R 判定
  テーワリットノイ・エスケーヴィージム
※赤コーナーの選手は、青コーナーの選手はで表示してます。



8月16日のラジャダムナンジュニアライト級タ

イトルマッチを争った両者。このときはテーワ

リットノイが得意の膝蹴りで判定勝ち。

さて、今回は・・・・



両者パンチから組み合って膝の蹴り合い&ヒジ

まじる。テーワリットノイは本当に膝ばっかりだ

ペットナムエークはちと下がって左ミドルキッ

クをヒット。全ラウンドず〜〜〜っと両者脚あげ

まくり。すごいスタミナ(汗)。。



膝では互角だが、ペットナムエークの左ミドルが

勝敗を分けるポイントとなったと思われる。駒を

すすめたペットナムエークガッツポーズで

勝ち名乗り。



予選第三試合
チョークディー・ポープラムック
判定
トーボータック・ワンヂェリム
※赤コーナーの選手は、青コーナーの選手はで表示してます。



1R。お互いアウトボクサータイプなのか、距離を

とって打ち合い。チョークディー左ストレートか

ら右ミドル。トーボータックパンチと左ミドル。



2R。チョークディーの右ミドルを持って投げや

右ミドルなど、トーボータックうまさが光る。

チョークディー左ストレートから攻撃。

後半相手が入ってくるとこ左膝をあわせる。



3R。前半は組み合って膝蹴り。トーボータック

バランス崩して一回転したところチョークディー

右ミドル。これで勢いづき前蹴り。左ストレート、

右ミドルでつき離・・いやつき飛ばす。トーボータ

ックスタミナ切れたっぽく後半は攻撃が鈍い。



予選第四試合
フアタイ・ソープームパンマワング
3R 判定
ノッパデーッ・シッゲウィー
※赤コーナーの選手は、青コーナーの選手はで表示してます。



1R。前半は組みあって膝蹴り。両者パンチを多用。

フアタイは接近すると左ひじ。前蹴り。左ロー&ミ

ドルでつき離す。フアタイの左ひじでノッパデーッ

右目尻のあたり出血。



2R。くっついて膝を打ちたい?ノッパデーッだが、

フアタイ左ストレートと左ミドルで距離をとり、

ノッパデーッが前進すると左膝とヒジ。

組んで膝けりもディフェンス。



3R。ノッパデーッパンチで前進もフアタイ下がっ

て左前蹴りで距離をとる。アナウンサーが「サバ

ーイ(快適) サバーイ」を連発するほどの楽勝。



これで予選終了。トーングタイ、ペットナムエーク

フアタイ、チョークディーが駒を進めた。



回転寿司のように次々と試合が進行。各試合ワイク

ルーなし、1Rの様子見なしだとなんだか忙しい。

別の競技をみるようである。



休憩時間なく準決勝開始。



準決勝
ペットナムエーク・ソーシリワット
2R KO
トーングタイ・ポープーラパー
※赤コーナーの選手は、青コーナーの選手はで表示してます。



6月16日にオームノイジュニアライト級タイトルを

争った両者。この時はトーングタイの右フック右ハイ

キックでペットナムエークの左目がふさがり、トーン

グタイの圧倒的な判定勝ちだった。



1R。トーンタイパンチから右ミドルキック。背が低

いのにハイキックも決める。ペットナムエークはパン

チから左ミドルキック。トーンタイ右ストレート。

ペットナムエーク左ストレートヒット。両者ともパン

チ&ヒジが多い。ちとキックっぽくなっている。

とにかく早く倒しちゃえ、ってことで攻撃一辺倒にな

っている感も。



2R。前半トーングタイ右ストレート、右ミドル&右ハ

イキック強烈。ペットナムエークは右&左ストレート

と組み合って膝けり。後半ペットナムエークやや押し

ぎみ。疲れの見えはじめたトーングタイがロープを

背にして膝を空振りしたところペットナムエークが左

ひじをヒットさせトーングタイダウン。

そのまま起き上がれず担架でリング外へ。



見事なKOだが、勝者もかなり被弾。トーングタイ

これが生涯初KO負けらしい。



準決勝
チョークディー・ポープラムック
3R KO
フアタイ・ソープームパンマワング
※赤コーナーの選手は、青コーナーの選手はで表示してます。



1R。フアタイとにかく左ヒジ狙い。たまに左ミドル

キック。チョークディーは相手の前進に合わせて強烈な

左膝。あとはパンチ、前蹴り、ミドルキックまぜ距離を

とる。チョークディーが左膝を放ちよろけたところ

フアタイ左ストレート&ヒジ連発でチョークディーおで

このあたりから出血。



2R。開始早々レフェリーがチョークディーの出血チェ

ック。OKが出て。なかなか可愛い笑顔を返すチョーク

ディーフアタイとにかく左ヒジねらい。チョークディ

ーは組みあって膝蹴りで優勢。とくに左膝つよいな〜。



3R。フアタイパンチ&ヒジ。チョークディーは組みあっ

て膝。フアタイスタミナ切れかかり、首相撲で前かがみ

になったところチョークディー右膝をあわせそして右肘

フアタイダウン。立ち上がれずまたまた担架(汗)。



決勝
ペットナムエーク・ソーシリワット
1R KO
チョークディー・ポープラムック
※赤コーナーの選手は、青コーナーの選手はで表示してます。



後楽園ホールだと最終試合のあとに10分間の休憩が入る

が。休憩なしに両選手入場に。なぜこんなにあわただしい

のかというと、この模様はチャンネル5で生中継されてお

り、時間内に全試合終らせる必要があるから。



決勝とあって入場は派手。民族風太鼓&舞踊団に先導され、

赤と青のみこしにかつがれた両者。ナジーム・ハメドがじ

ゅうたんにのって入場したことをちょっと思い出した。

先ほど試合を終えたばかりのチョークディー

かなり表情つかれぎみ。



1R。前半チョークディー前蹴り、右ミドル右膝。

ペットナムエークパンチと左ミドルキック。中盤両者膝&

ヒジ打ち合い。ペットナムエーク左右フックと膝でやや押

しぎみ。ペットナムエークの左膝はガードされるが左フッ

ク(ていうかヒジ)がチョークディーのアゴにヒットしダ

ウン。チョークディーなんとか起き上がるものの

レフェリーテンカウントを数えKO。



優勝者ペットナムエークは賞金30万バーツとKO賞2万バー

ツが手渡された。ここで、トーナメントまとめ↓

011208tonament2.jpeg

最初は各選手とも自分の持ち味で闘っていたが、トーナメ

ントが上に上がっていき、疲れの度合いが増すにつれ、

先に倒したもん勝ち、っていうかスタミナ切れたもん負け

みたいな感じになり、パンチとヒジの割合が多くなる。

ムエタイの緻密さみたいなのが全然なく荒っぽい試合に。



担架続出で各選手のダメージが心配された。ムエタイで

はKOやTKOになるとただちに担架。キックやボクシング

と比べてもかなり早いタイミングで出されるとはいえ。



優勝したペットナムエークにしてもトーンタイ戦はかな

りパンチをもらって危なかった。チョークディーも準決

勝のあとすぐ決勝で、かなり疲労の色濃くまさにサバイ

バルゲーム(汗)。。。一夜にして何試合分のファイト

マネーが入るが、その分選手寿命が縮まりそうである。



KO決着が多くスピーディーに展開するので、初めて

ムエタイを見る人には面白いけど・・・・。






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