1.ツクシの採り方と調理前の作業
ツクシを採るには、特別な技術を要しませんが、桜が咲く頃までは、特に日当たりの良い南斜面の土手や、休耕となっている畑や原っぱを中心に探しましょう。 桜が咲いた後散る頃までは、北側の日当たりの悪い斜面や、日当たりの良い原っぱの下草の中を探すと、よくツクシを採取できます。
右の写真のように、直径7mm長さ10cmのスリムサイズのタバコと比較して、長さはタバコ以上、太さはタバコの半分以上のものを摘み取ります。 これより細いものは、鞘(はかま)を取る時に折れ易いため残しますが、短いものは、次に採りに来る人のために残しておいて下さい。
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そして、できるだけ視線を低くして ゆっくりと前進しながら、頭がカサカサになっていない太くて長いツクシを採りますが、2〜3m進んだら必ず後ろを振り返りましょう。 視角を変えると必ず新たな(ツクシの)発見があるはずです。 ツクシは茎の根元をそっと掴み、ゆっくりと引き抜くようにして採ります。 弾力性があって「ぬちょ」と抜けてくるのが美味しいツクシです。
ツクシの成長スピードは速く、雨の後では一日に5cm近くも伸びますので、雨の日の翌日夕方頃がツクシ採りには最適です。 そして3日に一度は採りに行かないと、ほとんどが惚(ほう)けて胞子を飛ばし、頭がカサカサになってしまいます。
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家に持ち帰ったツクシは、洗う前に新聞紙などの上に広げ、鞘(はかま)を取り除きます。 鞘は葉が退化したもので、硬くて食べられません。 この鞘取りには結構手間がかかり、この作業を回避する方法はありません。 ツクシを摘み取る時間の約3倍もかかりますので、家族全員で この作業にあたってください。
鞘を取るには、右の写真のように鞘の下の部分を指(右手)で押さえ、反対の親指で鞘の付け根に爪をたて、鞘を縦に裂きます。 そして 右手の指で回転させるようにして、鞘を左手の親指の爪で少しずつむいていきます。 その途中の状態は、下の写真の「3」と「4」に相当します。
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また上の写真の様に、指先と爪はツクシの灰汁(あく)で汚れ、なかなかとれなくなりますので、これが嫌な人はツクシを食べるのはあきらめましょう。 鞘(はかま)を取り除いてあるツクシは、スーパーでも なかなか見つかりませんし、あっても驚くほど高い値段がついています。
左の写真の「1」は、鞘が多すぎて作業に手間取りますので、もう少し伸びるまで採るのはやめましょう。 「2」が理想的で、「3」「4」と鞘をむいたら、最後の節は折って捨てます。 途中の節でも、指で押さえた感じが硬そうでしたら、惜しみなく折って捨てて下さい。 そして、5が完成品(?)です。
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