ベトナム反戦直接行動委員会


べ反戦スト貫徹のために!!

10.21スト貫徹、山猫ストの準備を!!

 10.14ベトナム反戦統一行動に結集され、されに10.21反戦ゼネ・スト貫徹を決意し結集された労働者、学生のみなさん。
 私たちは、ベトナム人民との連帯は直接的意味において、いかに可能かを追求してきました。その一環として、軍需産業の実体をバクロし、そして兵器生産を即時停止するよう抗議行動を追求しています。
 国内の労働運動が国会へ=議会主義へと収斂される過程は、現時の反戦斗争においても同じ現象を露呈しています。それは次期総選挙の布石であることは自明のことです。
 このことによって、労働者のベトナム反戦のエネルギーは選挙の場へと矮小化され、ベトナム人民との直接的連帯の意味は、事実上放棄しているに等しいと考えます。
 日本の労働者が軍事兵器を生産しているという自らの責任を労働者として考える視点が欠落したところでの、反戦スト(政治スト)を行うならば、現時の緊急事態に何ら対峙することはできないであろうし、七〇年安保の斗いの展望も開けてはこないのではないでしょうか。
 今時の反戦斗争は労働者にとって緊急な問題として自らにとわれている試金石なのです。  反戦斗争が軍需生産の停止ということを志向する運動としてゼネ・ストが組まれていないところに、政治ストといわれる理由があると考えます。それは国会デモのコースを死の商人たちへ転換することによって自らの問題として反戦斗争を確認する機会になるのではないでしょうか。

 反戦集会案内
場所  南部労政会館(国電・大井町駅下車)
日・時 十月十五日・午後六時〜九・三〇分

一九六六年十月十四日

ベトナム反戦直接行動委員会
渋谷区幡ヶ谷3−12
地六社内