レ、レオタード?!(^^;

「わっ。ア、アスカ。ナニしてるの?」
「な、何って……。見ればわかるでしょ? エアロビよ」
「エアロビ?」
「そ、運動しているのっ」
「う、運動って……どうしたのアスカ?
 いつもだったら、ポテトチップスかポッキーか新作のお菓子を片手にだらだらとどーでもいいテレビを見ながら、僕の悪口を言いつつ、くだらないうさわ話を『ね、聞いてよシンジ。この前○○ったらさぁ』なんてずっとしゃべっていて僕が気のない相槌を打ったら『ちゃんと聞いてんの!』って足で思いっきりか飛ばしたりするし。あれってなんてこと無い、って顔をしているんだけれども、実は本当はかなり痛いんだよ? それでも夕食の時間が来ると『シンジ、ご飯はまだぁ!』なんて、さっきまでお菓子をずっと食べ続けてたくせに、一体どこに入るんだって感じで、それで夕食を食べ終わった後はまた飽きずにテレビばっかり見ているし。それでいい加減遅くなったんでお風呂に入ろうって思ったときにお風呂が沸いていないと『シンジ!何やってんの!』ってまた足でけるしさ。僕はアスカのメイドさんでもおさんどんでもないんだけれど、それでも、アスカの世話をしているってことはやっぱり僕はアスカのことが……。いやでもあんな凶暴な女の子見たことないし。そもそもアスカは女の子って言うより、それ以前に僕を男として意識しているのか、はなはだ疑問に思うことが良くあって、なんで、こんな生活を続けていたら、僕はいつか壊れちゃうなって思うことが毎日のようにあるわけで、ぼくはどちらかと言うと、性格はおとなしくて、控えめで、髪は短い方が……」
「あんた何時まで壁に向かってぶつぶつと言っているの?」
「ひっ。ア、アスカ?」
「黙って聞いていれば、ずいぶんとひどいことを言ってくれるじゃない?」
「え? ぼ、僕、何か言った?」
「まぁ、いいわ、あんたが変なのはいつものことだから」
「あ、そういえば運動だよね。
 ……もしかしてアスカ、太った
 
 
 ぐはっ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 シンジ君。
 正月早々。全治一ヶ月。
 


 
 この作品をご覧になったみなさま。
 のあなたの気持ちを、メールにしたためてみませんか?
 みなさまの感想こそ次作への力の源です。


 penpenさんのメールアドレスは pen_pen@mx1.freemail.ne.jpです。

 さあ、じゃんじゃんメールを送ろう!


△INDEX