・・・・・最近、視線を感じるんだ。
戦闘中とか。
発令所に顔を出した時、とか。
更衣室も・・・・いや、本部にいるときはずっと、かもしれない。
誰なんだろ?
アスカ?
綾波?
ミサトさん?
リツコさん?
マヤさん?
・・・・・違う、と思う。
なんていうか、その・・・・ネチっこいっていうか・・・・・
女性の視線とは違うような・・・・そんな気がする。
ってコトは・・・・・
父さん?
冬月さん?
・・・・・・凄く、ヤだなぁ・・・・
・・・・あ、まただ。
絡みつくような視線。
背筋が・・・・・凍るような・・・・・
トントントン
ん?誰?
僕が振り向いた瞬間・・・・・・・・・
僕は完全に固まってしまった。
抗う余裕すら、ない。
肩に掛かるくらいの長い髪。
目を閉じ、恍惚とするその表情。
唇に触れている、この感触・・・・・・・・
僕の意識が、暗転した。
********
「・・・・・んじ、シンジぃ!!」
・・・・ん・・・・誰?
僕を呼ぶ声に、うっすらと目を開く。
蒼い瞳が、心配そうに僕を見つめている。
黄金色の髪が、頬に当たってくすぐったい。
ゆっくりと、その表情から緊張が解けていき、やわらかな笑顔に変わる。
「・・・・・アスカ・・・・・」
「ゴメンね、シンジ・・・・・アタシが護るって誓ったのに・・・・」
「僕・・・・・一体・・・・?」
「・・・何も考えなくて良いの、シンジ・・・・んっ・・・・・・」
アスカの甘い香りに包まれる。
身も心も、溶けてしまいそうな甘いKiss・・・・
もう、僕の頭の中からはさっきの出来事など消え失せていた。
**********
幸せそうに腕を組み、立ち去るふたり。
そこから5メートルほど離れた壁に、ひとりの男がへばりついていた。
どうやら、背後からの一撃を食らったようである。
男の脇には、ネックの折れたギター。
男の名前を語る必要は、ない・・・・・・・・(ぢ えんど)
なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???(某マカ○ニ刑事の声で^^;;;)
管理人のコメント
やっぱ、LAS人の(爆)なおとしては、アスカさんとシンジくんのシーンでしょう!
ううっ。口直しができてよかったね、シンちゃん。(^^;
ああ、僕も書こう!
身も心も溶けるような、シンちゃんとレイちゃんの……ん?(爆)