map_sさんの
KISSの温度「R」Edition

「じゃ、そのベッドに横になってもらえる?」
 
 私の言う通りにベッドに横たわる彼。
 シャツのボタンをひとつづつ外していくにつれ、白い肌が露わになっていく。
 私の指が素肌に触れる度、彼はピクン、と身体を震わす。
 閉じられた瞳、微かに紅潮する頬。
 
 ・・・・・可愛い。
 とてもあの髭が父親だとは思えない・・・・ユイ博士の遺伝子が勝ったのね(謎)
 
 自身の衝動を抑えつつ、手首や胸などに計測機器を取り付ける。
 そしてベッドサイドに椅子を置くと、ハンディ端末を膝に腰掛けた。
 
「それじゃ、いくつか質問を出すから正直に答えて頂戴。よろしい?」
「あ・・・・ハイ」
「それと、計測中は身体を動かさないようにね。可能な限り正確なデータを取りたいから・・・・だからといって緊張する必要もないわ」
「わかってますよ、リツコさん」
 
 彼はにっこりと微笑む。
 ・・・・・・・正面から受けると・・・・かなり、キクわね・・・・・
 
 私は頬が熱くなるのを感じながらも、彼に質問を開始した。
 簡単な質疑を、黙々とこなしていく。
 思った以上にリラックスしている彼を見て、ふと悪戯心が沸き上がった。
 
 私はゆっくりと、足を組み替える。
 彼は慌てて視線を逸らした。
 真っ赤な頬が、また可愛らしい。
 データにもはっきりと動揺が表れているわね・・・ふふっ・・・
 
「・・・あら、どうしたの?」
「い、いえ・・・何でもないです・・・」
「何もない、なんて嘘ね。データは正直なのよ?」
「・・・・・・・」
「・・・・そう・・・・見えたのね?」

 ・・・あらあら、茹蛸みたいになっちゃって・・・・可愛すぎるわ、あなた♪
 ・・・・駄目、我慢できない・・・・・
 
 私は彼の元に歩み寄ると、そっと頬に手を触れた。
 そして、彼の顔を私のほうへと向ける。
 
「・・・シンジ君って、意外にえっちなのね?」
「や・・・・やめてください・・・・そんな事・・・言うの・・・・」
「でも、さっきは嘘をついたわ・・・何も見ていないって」
「そ、それは・・・」
「悪いコね・・・・・お仕置き、してあげなきゃ・・・・」
「え・・・・・・んっ・・・・・・・」
 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(自主規制)
 
「・・・いい?誰にも言っちゃダメよ・・・・・これはふたりだけの秘密・・・・・・ね?」
「は・・・・・はい・・・・・」
 
 フラフラとした足取りで彼が部屋を出ていく。
 ・・・・・ちょっとヤりすぎたかしら?
 悪戯も程々にしないと・・・・・身体、保たないかも(艶笑)
 
 
 
 
 ・・・・・・・(*−−*)
 
 
 


管理人のコメント

 はうぅっ! レイちゃんかと思いましたが、リツコさんですね。(^^;
 でも、一体ナニをヤり過ぎたのでしょう?(爆)
 この「R」は、やはり指定の……? (*^^*)


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