map_sさんの
KISSの温度「A」Edition 9th

「シ〜〜〜ンジっ♪」
 
 だきっ♪
 
「わ!・・・・・・・いきなりどうしたのさ、アスカ?」
「えへへぇ・・・・くっつきたかっただけ♪」
「熱い熱い、って騒いでいたのは誰?」
「いーじゃない、べっつにぃ・・・・・それともナニ? シンジはアタシにくっついてもらいたくないってのぉ?」
「そうじゃないけど・・・・」
「あのね、シンジ?
 アタシの目はアナタを見つめるためにあるの。
 アタシの鼻はアナタの匂いを感じるために。
 アタシの髪はアナタに梳いて貰うために。
 アタシの腕はアナタを抱きしめるために。
 アタシの足はアナタとともに歩むために。
 アタシの身体はアナタのぬくもりを感じるために。
 アタシの唇はアナタに想いを紡ぐために・・・・・・」
 
 ちゅっ♪
 
「アタシはアナタだけのために存在するのよ♪」
「アスカ・・・・・・」
 
 ぎゅうっ
 
「苦しいよぉ、シンジぃ・・・・・」
「アスカ・・・・・絶対に離さないからね、一生・・・・・」
「ウン・・・・離れないよ、ずっと・・・・・・」
 
 
 メキョっ・・・・・
 
 
 目の前で繰り広げられるラヴラヴぶりに眉根を寄せ、額に青筋を浮かばせた(自称)保護者の手の中で、ビール缶が無残な形へと変形した事など、当の本人達は知る由もない・・・・・・
 
 
 まだ、足りないかな・・・・・・甘さが(笑)
 
 
 
 


管理人のコメント

 足りないことは無いですが……(汗)
 では、もっともっと、甘くしてください。
 身も心も、どろどろにとろけるぐらい。(笑)


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