神様・・・私は罪を犯しました。
種族を超えた恋慕の情は、その始まりに過ぎなかったのです・・・
ああ、神様・・・
女に二心は許されぬと、あなたはかつて言われましたね。
ひれ伏し、その御声に心を委ねた私に、あの時の信仰は留まってくれなかったのでしょうか?
創世の史が始まって以来、守り続けた純潔・・・
あなたの御許に至る祭壇のみが、私を捧げる唯一の場であった筈なのに。
神様・・・
私は、恋を知りました。
ああ、神様・・・
これが、あなたの審判なのですね?
二人の凛々しい殿方の狭間で、引き裂かれそうな私の心・・・
ああ、神様・・・神様!
いっそひと思いに、この卑しい肉体を引き裂いてください。
許されぬ情愛で汚れた私を二つに分かち、あの方達の手で罰してください。
汚らわしい肉体を拘束し、薔薇の鞭で戒めて下さい。
全ての自由を剥奪し、無限の苦痛を注いでくださイィィッ!
はぁ、はぁ・・・
・・・なんなら、ローソクだっておっけぇですぅ♪
ふ・・・ぅんっ・・・はぁっ、はぁっ・・・
その、○○○はまだ経験ありませんけど、神様が望むのなら私・・・ふああっ!?
はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・ああ、想像しただけでイッてしまいそう・・・
「っでえええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぃっ!!!!!!! 」
「目標、分離しました! 」
「ぬぅわあああんてインチキッ!? 」
「あ・・・アスカッ!!・・・へ? 」
二体に別れたイスラフェルから、敬々しく麻縄とローソクを手渡された僕たちは。
「なんでェ? なんでアタシのデビュー戦はこうなのよぉっ!!!? 」
涙で顔をくしゃくしゃにしながら、使徒の殲滅に成功した・・・
「どうしてぇ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!! 」
アスカの心に、新しいシュミを刻みつけて。