「溶けていく」

溶ける
溶けていく姿
消える
消えていく存在
それは相反するが故の宿命
垂れて地に落ちていくものは何？
ぽたり　ぽたり
すこしずつ消えていく姿
私にはそれを止めるすべはない

「・・・綾波！！」

誰かが私を呼ぶ

「何してるんだよ、綾波！」

私の頬を伝うもの　それはいつか流した…

「もう…駄目なのね」

消えていく　消えていく

「泣かないで…お願いだから泣かないで綾波」

声は優しく私を慰める

「ほら…」

差し出されたもの　私は顔を上げて彼を見る

「良いよ、僕に出来る事があるなら言ってくれれば」

私は再び手にする　存在する理由を
彼は笑顔で見つめてくれる　こんな私を

「早くしないと溶けちゃうよ、アイス」

私は口にする　溶けていくアイスを　甘味とともに
溶け落ちたアイスは蟻が群がる

『無駄じゃなかったのね』

不思議な気持ちを抱いて

＜木野神まことの言い訳と言う名の後書き＞

連日暑いですねぇ。どーも木野神まことです。
喰う寝る３６さんの言葉を元になんかないかなぁと考えたらフラフラしました。
暑いです、暑いなぁなんて考えながらスティックアイスを頬張ってました。
ただ、それだけです（笑
いや、ほんとそれだけ（笑

管理人のコメント
　あはははは。とけちゃったのは、アイスだったのですね。
　てっきりレイちゃんが溶けてしまうのかと。(笑)
　
　そういえば、最近、本当に暑いですね。
　お昼に外へ行くと本当に溶けてしまいそうです。(笑)
　TBS（って書くとTV局ですね(笑)）も、今年は暑いでしょう。(謎爆)
　木野神さんありがとうございました♪
　
　
　この作品を読んでいただいたみなさま。
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