どらこさんの
KISSの温度「K」Edition 2nd


「 ・・・ふっふっふっ。 やっと・・・やっと 君は 僕のものになるんだね・・・」
 少年は やっとの思いで 運び終えると、妖しく 微笑む
 彼の 目の前には、彼が 恋焦がれていた ”彼女”
 ベットに 座ると、少年は 優しい手つきで 撫でた
 何度も・・・何度も
「 僕には 君が居れば 良いんだ・・・君だけが・・・」
 しかし ”彼女”は 何も反応しない
 彼女は ただ 横たわっているだけだった・・・
 やがて 少年は、彼女の体を 覆っていたモノを ゆっくりと取り始めた
 一枚 一枚 丁寧に
 やがて 彼女の ボディが 露わとなっていく
 まだ 誰の手にも 汚されてない その体
 なめらかな 光沢を放ち、すべすべとした 感触
 彼は 愛しそうに その体を 撫でる
 しかし 彼女の その瞳は、何も 映してない
 ただ 無言で 横たわっていた
「 君は 僕だけのモノだ。・・・そう 僕だけの・・・」
 少年は 優しく抱き上げると、 そっと キスをした
 彼女の瞳は 一瞬だけ 彼の顔を映し出す
 彼女の魂は、彼の手によって これから 注ぎ込まれるのだ・・・
「 ・・・愛してるよ・・・」
 
 
 
 
 
「 ・・・ねぇ、トウジ。・・・ケンスケって 一体 どうしたの?」
「 なんや、センセ 知らんかったのか? アイツ 新しい カメラ 買ったんや 」
「 ・・・ふぅ〜ん・・・」
 2人の視線は、カメラに向かって 頬ずりする 眼鏡の少年を 捕らえていた。
 
 
 ちゃんちゃん(笑)
 
 ケンスケ 哀れかな?
 
 
 

seiriyu@e.jan.ne.jp

なおのコメント(^ー^)/

 今回は、ちょっとやばげな雰囲気が漂っていたので、アレかと思ってしまいました。(笑)
 ケンスケ……怪しい。
 ケンスケは、コミック版でも、こんな感じの扱いなのでいいのではないでしょうか?(汗)


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