着信: 天野先生、はじめまして。公立大学病院で6年間の臨床経験後退職し、企業健診、市民健診のアルバイトをしている看護婦です。 以前、長期派遣看護婦がみつかるまでとの短期間契約で、製造業の会社の医務室に一人で健診施設から派遣され、1週間で自律神経失調症になりリタイヤした経験があります。カルチャーショックを受けました。封建的な男性社会での従業員の厳しい労働環境の驚き、職業病やプライバシーの問題、産業医と会社の上司と従業員さんとの板挟み、など先生の相談コーナーで企業勤務の看護婦保健婦さんが先生に相談されているような問題に直面し、前任者との引継が2時間しかなく、でも、おおぜいの患者従業員が?がかなり深刻な症状や、メンタルな相談に来られ、カウンセリング、処置をと期待されたのですが、私自身が抱え切れませんでした。 孤独でも中立の立場で仕事するようにと、前任者から聞いていたのですが、どうしても、従業員側の立場で業務を進めると、それを良く思わない産業医や、上司との人間関係もうまくいきませんでした。 二度とそんな仕事は出来ない、その時は思ったのですが、今はカウンセリングや保健指導、交流分析の講習を受けたり、会社組織の仕組みを本でよんだり、勉強中です。会社の医務室勤務の看護婦は募集も少なく、縁故採用が多いと聞きますので、難しそうですが、あのとき出来なかった事をやれる力をつけて、産業看護婦になるチャンスを捜しています。先生のホームページはとても勉強になります。 これからもよろしくおねがいします。 看護婦 xxx 返信: xxx 様 メールありがとうございました。 私のホームページが参考になり、うれしく思います。 昨今のように労働者が、会社のペースというか経済のペースというか、何か自分でコントロールでいない状況で働かされている中では、産業看護職の存在はますます重要になってくると思います。労働者からすると砂漠の中のオアシス的存在であろうと思います。それだけに、産業看護職自身がオアシスのように湧き出る何かを常に補充しないと、疲れきってしまうことにもなると思います。 1週間で自律神経失調症となりリタイアした経験がおありとのこと、人相手の仕事は大変ですね。今後のご健闘をお祈りいたします。 2000年8月26日 天野松男 |