はるかなる太古のむかし・・・
そこには何も存在しなかった・・・
しかし、ある時
ひとつの音が鳴った
そして
音のうずは
サークルになり
宇宙になった
音のかけらは
星になり・・・
その数だけ
いのちが生まれた
いのちは
かぞえきれないほど
旅をつづけた
そして
美しい青い星をみつけた
いのちはその星で
ゆっくり休むことにした
いのちはその星で
歌い,踊った
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そして
いつのまにか
いのちは
眠ってしまい
じぶんがどこからきたのかを
わすれてしまった・・・
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あるとき
夢の中で
闇の中から
かすかな音がきこえた
そのひびきは
渦となり
いのちを目覚めさせた
そしてふたたび
いのちは
旅立つことを
こころに決めた・・・
さて、こんどは
どこで踊ろうかな?
どこで歌おうかな?