(更 新 日  9 月 1 0 日)
 
「月曜日の独り言」は、毎週月曜日更新予定のなんでもありの世界です♪ メールで感想なんかいただけたらうれしいなぁ……

  ア ナ ザ ー ワ ー ル ド 

 アナザーワールド。
 素直に……というか、ベタに訳すと「違う世界」
 この僕のいる場所(世界)とは違う世界という意味(当たり前)
 みなさんは、その「アナザーワールド」を信じますか?
 僕が小さい頃にテレビ(たぶん関テレでやっていたからフジテレビ系だと思う)で
 「ポールのミラクル大作戦」というアニメをやっていました。
 内容は、うら覚えで申し訳ないんだけど、ポールという少年が
 大好き女の子ニーナをアナザーワールドの悪い支配者に誘拐されて、
 彼女を救うためにポッケ(という名前だったと思う)という人形の中に生きている向こうの住人と一緒に冒険をする話しです。
 いつも違う世界に行くときは、ポール以外の人間の時間が止まって、
 ポッケが持っているオカルトハンマーで空間を叩くと、
 そこに入り口が出来て向こうの世界と繋がるというシステム。
 それを見る度に自分の周りでもそんなことが起こっているんじゃないかと子供心に思ってました。
 今、自分のいる場所の空間は、ほつれるような隙間なんてない。
 でも、もしかしたら違う世界に繋がる隙間があるかもしれない。それに自分は気づいていないだけ。
 その隙間を両手で引っ張ったら空間が捻れて向こうに行ける口が開くんじゃないかと真剣に思っていました。
 大人になったらそんなことを考えていたこと自体すっかり忘れてしまって、毎日に追われているけど、
 こうやってふと昔のことを思い出すと、まだ「違う世界」があることを信じている自分がいることに気づきます。
 「この世界と違う世界がどんなものか?」
 大人になったんだから違う世界がどんな風なのか、ちゃんとそこまで考えないと行けないのかもしれません。
 でも、僕にとっては、ここと違う世界があると思うことが大事で、
 向こうの世界がどんなとこなのかどうでも良かったりします(笑)
 マジックと同じで種を明かされたら色褪せてしまうのと同じ原理かもしれない。
 あるかどうかわからないのが大事で、それから想像を膨らませるのが楽しみ。
 「きっとアナザーワールドはこんな感じなんだよ!」
 想像力は十人十色。
 アナザーワールドをひとつにくくってしまうのは、もったいない話だよね!?
 SFが好きな僕はそう思ってます。


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