(更 新 日 8 月 1 4 日)
空 き 家
この6月に近所に新しい高層の府営住宅が3棟完成した。
それによって、いままであった平屋建ての府営住宅に住んでいた人が引っ越すことになった。
まだまだ先の話しだと思っていたのに、あれよあれよというまに
新しい府営住宅に人が移って来て、平屋建てから人が消えていった。
そうなると、途端に家が荒れ果てていった。
昔から「人が住まなくなると家は荒れる」と聞いていたが、本当にそうだった。
まだ2ヶ月もたっていないのに、雑草は好き放題に生えて、
家の外装がいたみ始めているのも目で見て分る。
犬の散歩道でもあったし、小学校に行く通学路でもあった。
その住宅が老け込んで行くのは、ちょっと悲しい気がする。
そして。
もうひとつ、悲しい出来事。
やはり、人が住まなくなった家は、そのまま空き家にしてはいられないらしい。
9月から2ヶ月かけて壊していくらしい。
仕方ない話しだとは思う。
このままにしていたら、環境的にも悪くなる。
これから日中の時間も短くなるし、夜は危なくなる。
でもなぁ……。
……府が決定したことは従うしかない。
だから、いまは、潰されるまでの少しの間を犬の散歩をしながら回顧して行こうかなと思う。
☆以前の「月曜日の独り言」☆