さくらレンタルサーバ
さくらレンタルサーバに契約すると、ホスト名、IPアドレス、FTPサーバ、FTPアカウントを知らせてくる。次のように仮定する。
ホスト名: www1234.sakura.ne.jp
IPアドレス: 123.45.678.91
FTPサーバ: shiken.sakura.ne.jp
FTPアカウント: shiken
パスワードは、サーバパスワードも、MySQLのパスワードも、ローカルのMySQLのパスワードもすべてpassword1234とする。
自分の使っているパソコンのOSはCentOS 6 とする。
最初のデータベースは
create database
のコマンドでつくることができない。さくらインターネットサーバコントロールパネルにログインして、データベースの設定をクリックしてつくる。データベースをつくると自動的に前にアカウント名がつく。
つくったデータベースをshiken_dbとする。
またデータベースは大文字は使えない。
データベースをつくるとデータベース サーバが与えられる。これを
mysql123.db.sakura.ne.jp
とする。これを使うとMySQLコマンド画面を開くことができる。
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lftpでファイルをアップロードするには、次のコードになる。
lftp shiken@www1234.sakura.ne.jp/www
wwwのディレクトリにファイルを置くことを要求するため、/wwwをつける。
これでファイルをアップロードすると、権限がローカルで
rwxr-xr-x
であっても、サーバ上で、
rw----r--
になる。CGIファイルはこの権限では動かないから、SSH接続した後、
chmod 755 ファイル名
で権限を
rwxr-xr-x
に変えておく必要がある。
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SSHで接続するには、次のコードになる。
ssh shiken@123.45.678.91
SSHで接続すると、サーバ上にあるファイルを自分のパソコンの端末で操作できる。
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PerlとMySQLの接続は、ローカルでは、次のコードでできる。
($dbuser,$dbpass,$dbname)=("shiken","password1234","shiken_db");
$dsn="DBI:mysql:$dbname";
$dsh=DBI -> connect ( $dsn, $dbuser, $dbpass , { RaiseError => 0 } );
しかし、さくらレンタルサーバはこれでは、つながらない。次のように書かなければならない。
($dbuser,$dbpass,$dbname)=("shiken","password1234","shiken_db");
$dsn="DBI:mysql:$dbname;host=mysql123.db.sakura.ne.jp";
$dsh=DBI -> connect ( $dsn, $dbuser, $dbpass , { RaiseError => 0 } );
どうしても、
host=mysql123.db.sakura.ne.jp
を書いておく必要がある。
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MYSQLコマンド画面はSSH接続した後、
mysql -u shiken -h mysql123.db.sakura.ne.jp -p
で開く。MYSQLコマンド画面を開くのに、データベース サーバ名の
mysql123.db.sakura.ne.jp
が必要である。このデータベース サーバ名は契約をすると与えられるのでなく、さくらインターネットサーバコントロールパネルで最初のデータベースをつくると、表示される。このデータベース サーバ名がないと、MySQLコマンド画面が開けないため、最初のデータベースはcreate databaseでつくれないのである。
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