モクレイアでヘリコプター FILE #001

デリンガム飛行場の近くのビーチに車を止めてグライダーを見ているときだった。山の陰から爆音が聞こえてきた。遠くのカヘナポイントの方からヘリコプターが近づいてきた。その姿からいって軍関係の武装したヘリコプターのようだ。さらに近づいて音はさらに大きくなった。まるで映画の地獄の黙示録のあの音だ。持っていた一番長いレンズをつけてカメラをヘリにむけた。しばらくするとヘリはなんとこちらに近づいてきた。さらにシャッターを押し続けた。その距離はレンズを通してパイロットの顔が確認できるほどになった。二人のパイロットは明らかにこちらを見ている。目があった。こちらを警戒しているのか?大きなレンズが携帯ミサイルに見えたのか?

しばらく、ホバーリングしたあと、こちらを確認したのか、静かにデリンガム飛行場に着陸していった。思いも寄らぬ出来事だった。爆音が消え、あたりには静けさが戻った。そしてしばらくすると、さっきまで遥か上の方に飛んでいたグライダーが無音で滑走路に着陸した。

よく見るとパイロットはこちらを見ているのがわかります。 →


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