NANTES

ナント市はパリからフランスが誇る新幹線TGVで約2時間、人口54万人を抱えるフランス第6位の都市です。ロワール川が大西洋に流れ込む手前の地点に開けたロワール地方およびブルターニュ地方最大の都市です。
　2千年の歴史をもつナント市は昔ブルターニュが独立国であった時の首都でした。1598年アンリ4世が信教の自由を認めるナントの勅令を公布した地としても有名です。
ナント市は、カーディフ（英）、ザールブルッケン（独）、シアトル（米）等の都市と姉妹都市関係にあり、日本では新潟市と友好都市提携関係にあります。

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 すこし話がそれますが高校時代、当時としてはめずらしく、学校にJAZZのFULL BAND CLUB（BANDの名前はJolly Chaps−愉快な仲間たち、オープニング・テーマはセントルイスブルースでした）がありました。たしか全国で、ほかに高校で同じ様なクラブがあったのは東京の小石川高校（BANDの名前はLittle Stones）のみだったと思います。当時はまだJAZZの楽譜も市販されておらず、皆でレコードを聞いて各自担当パートを苦労して採譜しました。今となっては楽しい思い出です。
あのJAZZの神様デュークエリントンが彼の楽団を率いて日本へ来た時、小石川高校の連中が楽屋へ訪ねていきました。そして楽団のオープニング・テーマである「Take the A Train−A列車で行こう」のスコアーをコピーさせてもらい、われにも送っていただいたことがありました。クラブメンバー一同大感激したのは、もちろんのことです。その時からの友人であるA君はそれ以来ずーっと現役で頑張っています。 

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話をもとに戻しますが、ナント市では毎年、世界中のJAZZ MUSICIANの参加（主に姉妹都市、友好都市からの参加が多く、20グループ近くが参加）により音楽祭が行われています。 JAZZ PIANO TRIO、ATAGIIN(アタジーン、逆から読めばどこで演奏活動しているかおわかりでしょう）も日仏協会の紹介で、この音楽祭に参加し国際交流に一役かってきました。

最近では二枚目のCDもだし、さらなる飛躍をめざして頑張っています。