親愛なる日本の皆様へ
私達家族は４年を日本で過ごしました。その間、日本の人たちがドイツやその他のヨ−ロッパの国々に大変強い関心をお持ちであることを一度ならず知りました。そこで私達は、ドイツの国とその文化に関心を持っておられる日本のかたがたが私達の国を訪れてくださるのをお助けしたいと決心いたしました。
初めて私達が日本人の友人をドイツの旅にお招きしたとき、このような旅に皆様もお誘いしたいという考えが私達家族の心に浮かびました。その時の旅では、みんなで私達の広い家に住み、毎日車で、ドイツ、フランス、そしてルクセンブルグのいろいろな名所に出かけては夜にまた家に帰ってくるというものでした。
皆様もこのような旅をしてみたいとお思いかも知れませんね。そこで、もう少し詳しく、私達の家族や家のこと、また、皆様のお役に立ち、さらに私達の国をよりよく理解していただくために私達に何ができるかということをお話ししてみたいと思います。
私達は４人家族です。６歳の息子を含め、皆少し日本語が話せます。英語、ロシア語も通じます。
家族の筆頭、アレクセイ グラトコフ（３４歳）は日本とのビジネスをしてもう十年になります。家族の最年長者、マリヤ
ロ−は皆様にお会いできれば伝統的なドイツ料理でおもてなしするでしょう。カタリ−ナ
ロ−(３２歳）はドイツ語とロシア語の教師を日本でしていた主婦です。息子のアレクス
グラトコフ（７歳）は日本の幼稚園に３年間通っていましたが、今度は、ドイツの小学校で勉強します。私達家族はみな日本の文化にとても興味を持っています。そして今度は、日本の皆様にドイツの文化にも親しんでいただきたいと願い、ドイツで過ごしてていただけるようにしたいと思っています。
私達の家（２００m2）はフランクフルト国際空港から車で１時間半のとても便利なところにあって、景色も大変よいところです。すぐ近くには美しい古い都市イダル
オペルシュタインがあります。ラインランド プファルツ県の低い山地にあるイダル
オペルシュタインは宝石の博物館と、古いル−テル教会とで有名です。この教会は切り立った絶壁のなかにたっていて、町全体にこのうえない雰囲気を与えています。
日本から来られた人たちは美しい街通りを散策したり、くつろげる小さなドイツ風レストランでビ−ルを飲んだりすることがお気に入りのようです。イダル
オペルシュタインの近くをライン川が流れています。もしこの岸辺に数多くある、中世の騎士達のお城を見たいとお思いなら、船でライン川を行くこともできます。それはきっと長く思い出に残ることでしょう。
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