クレタ島・イラクリオンクノッソス
(HeraklionKnossos)

クレタ島
 クレタ島は、アフリカ、ヨーロッパ、アジアをつなぐエーゲ海に浮かぶギリシャ最大の島、古くは紀元前7000年前から人が住んでいた形跡が残っている。アーサー・エバンスが、神話のミノス王にちなんでミノス文明と言われる文明は紀元前2600から1100年にかけてのものであり、この時期にクノッソスをはじめ、その南部のフェストスや東方のマリアなど各地に宮殿・離宮が建設されており、またエジプト、小アジアと活発な海洋交易が行われていたようだ。
 現在のクレタ島は、人口約50万人。島の中央部のイラクリオンは約10万人が住む大都市。写真のクノッソス神殿へは、バスで約15分。15−20分間隔で市のバスターミナルから発着している。

クノッソス宮殿
(Knossos)
 アーサー・エバンスが発掘したクノッソス宮殿は、迷宮と呼ばれるようにいくつもの部屋や倉庫が上下左右に配置されている。写真は女王のメガロンと呼ばれる部屋とイルカのフレスコ画
イラクリオンの港
 クレタ島へは飛行機の他、サントリーニ島、ロードス島など他のエーゲ海の島々とあわせてクルーズ船でめぐるツアーも数々あり、夕方から夜にかけて数隻が出帆していった。

イラクリオンのタペルナ
 イラクリオンのモロニシ噴水を中心に、安価なタベルナが数多くあり、イースター休日でも営業していた。