アンジェリーク・メモワール2000☆レポート??

2000.2.27(SUN) 於・パシフィコ横浜・国立大ホール


 そんな大層なものではないのですが、やはり自分で忘れないためにも記録しておこうと思う、メモワールのメモワールです。

 私の行ったのは夜の部です。熱気ムンムンのロビーに入ったら、すごい行列が出来てました。由羅先生の原画を見るための列です。「今並ぶと1時間何十分…」とか言ってるし(係の人が)、開演まであと1時間という私は、諦めざるを得ませんでした。(ToT)
開場がなかなかでちょっと待ちくたびれたけれど、席はゆったりとしていました。でも会場が広すぎる!うーむ。


 さて、開演です。私はもちろんアンジェのこういうイベントは初めて。コンサートなどもほとんど行った事ない(20年近く前のジュリー…沢田研二です。…のに行ったきりかも)ので、ライブ慣れしてそうなお嬢ちゃんたちには敵うわけないけど、楽しまなくっては!

こけたセイラン。あ、開演までと、途中のアナウンスは、今回不参加の守護聖さま3人(塩沢さん、林改め神奈さん、子安さん)が元気良く…(クラヴィスもかい!←彼なりに元気、つうか喋りすぎ。)務めてくれました。

 はい、すみません。今度こそ開演です。左の絵(すみません、いいかげんで。しかもセイラン初描きだっちゅうに。)のごとく、オープニングでいきなり司会のメイドさんに大ボケかまされてた岩永さん、本当にこけてました。お気の毒でした。はっ、カットに登場する皆さんはもちろん代役です。コスプレしてたわけではありません。多分皆さん自分の着たい服を召してたと思われます。私はといえば、ファン歴19年、(多分。でも中抜け)やっと本物・速水さん、のお声とお姿を生で拝めて、感激でした。噂に違わぬデコラティブなお召し物を着ておいででしたわ。(ジュリ様と速水さんに関しては、自然に敬語が出てしまうのですう)

 基本的な構成としては、声優さんの御出演の合間合間にOVAの映像が流れる、といったところ。そりゃあね。大部分のお嬢ちゃんは声優さんを見に来たのでしょうからね。もちろん私もさ。

 で、アニメの話は置いといて、声優さんたちは二手に分かれて交互にミニドラマとトークをなさいました。最初のドラマは堀内さん、岩田さん、結城さん、立木さん、森川さんの5人。こういうのを初めて見る(というか、聴くというか)私は、本当にこの方たちがアンジェキャラの皆さんの声を当てているんだわー、とただただ感心。CDドラマで皆さんの実力のほどは十分承知しておりましたが、やはり、すごいです。いないはずのキャラの顔がありありと浮かんでしまう。中には実力より人気、みたいな声優さんもいるそうですが、アンジェの皆さんはさすがの実力派揃いですわ。最初のグループではオスカーとゼフェルのいつもの調子の言い争いが楽しかったです。

 次はトーク。残りの5人の方たち、速水さん、飛田さん、関さん、岩永さん、真殿さんです。お題は「マイブーム」だったのですが、飛田さんがマンションの間取り図を見ること、とおっしゃったの位しか覚えていません。何しろ速水さんのオヤジギャグで吹っ飛んでましたから。なにかが。速水さんはおもむろに自分の足を持ち上げて靴を指差し、「マイ・ブーツ」と…うわ、サブっ…!(しかも2度も…)この日はマルセルの誕生日だったので、ケーキが出たのですが、皆さん召しあがってましたね。紅茶(多分)と。ジュリアス先輩とクラヴィス先輩の担当ですわね。

 さてさてまた映像などがはさまって、次はさっきの逆。ずるずる組の3守護聖と、商人さん、感性さん。すいません、私ってばやはりジュリ様の出られたこちら組のほうしか良く覚えていません。いきなりチャーリーに「もうかりまっか?」とお訊きになったのは、誰あろう、首座の、光の守護聖ジュリアスさまでした。がく。興が乗るとかなりテンションがあがるリュミ様と、あくまでも凛々しく誇り高くとぼけるジュリ様と、「天然」のルヴァ様の掛け合いはやはり貫禄でしたー。で、チャーさまのキャラはいつもどおりでしたが、セイランに関してホッとしたことが一つ。詩の朗読のときは笑っていいんですね!? いやあ、CDであれ出てしまうとどう反応して良いのかわからず引いてましたので。ギャグでいいんですね?(本当か?)

 ああ、もう長いです。すみません。後半のトークで印象深かったのは岩田さんケーキむさぼり食い!「これ本当にうまいよ、うまいよ」といいながら他の方がトークしてる最中も食べている。目がマジ。甘いものが嫌いなゼフェルの役ですが、岩田さんはそう言えば前のラジオトークのときにうまいケーキを食べられる店の話をしてましたっけ。好きなんですね、ケーキ。他の方たちからこれも食べていいよ、とケーキが集まってきちゃったときにはさすがにビビってましたけど。

 さて、アニメの話。ポスターやジャケットイラストではどうなることかと思いましたけれど、思ったより(全然期待してなかったからかも…ヤバい。)きれいで良かったです。個人的にはいい人と悪い人がわかれちゃってますが。(ジュリ様のあれはやはりな…何とかならないのか…) 一番設定で気に入ったのはヴィエ様。ああ、ますます妖艶におなりに。スリット、ふともも、ひざ上ブーツ!ううむ美しい。あくまでも個人的感想ですので恐縮ですが、ティムカとセイランは新しいほうが好きです。(セイランは大ファンの方にはどうなのか。でも私はセイランの微妙に大人っぽくなった容貌が気に入ったわ。)ティムカはもちろん成長してていいなあ、だったのですが、メルは女の子として見ていたので中途半端な育ちっぷり…うーん。あとは、あとは…うーん。やめとこう。あとは3Dオスカーが怖かった、ということだけ…。

 さて、夜の部の歌は岩田さん、森川さん、真殿さん、関さんでした。盛り上がってましたよ。皆さんお元気で。岩田さんは大暴れ(いつものことらしい)。でも私は昼の部でバックダンサーつきで歌われたという速水さんの「光のラプソディ」(20回連続で聞いても飽きない、私の一番好きな歌)が聴きたかった!うああああ!それでも速水さん、さすがはShowさん。お色直し。銀(に見えたけど、紫だったらしい)のジャケット、シャツブラウスとパンツとブーツは真っ白! 参りました。私の負けです(勝負してたんかい)。ジュリ様の乗馬姿…と言うより「ああ、フェルゼンみたいだわ」と思った私は実はごく当たり前にオスアン(オスカルとアンドレ(笑))だったですけど…。ベルばら知らない人ごめんよ。最後は全員で「君は一人じゃない」の合唱。少しだけだけど速水さんの生歌が聴けて幸せ!でも堀内さん、自分のパートで出し間違えてこけてました。実は昼の部でもやってたらしい。ううむしっかりしろ、オスカー!あとはクラヴィス様のパートのとき、(歌は本人の声で流れている)一言歌うたびにリュミ様がお返事してらしたのがおかしかったです。(そう言えば飛田さん、ユージーンのほうがやりやすいとかおっしゃってたなあ)貴重なキャラクターだなあ、リュミ様も、飛田さんも。

 そう言う感じで終わったのですが、やっぱりゲストさん多すぎ!たくさん見たいのは山々ですが、一人の持ち時間も少ないし、歌も何もかも半分に分けなきゃならないのはつらいですよ。あと、若い方の声優さんとベテランの声優さんとは、本人もファンもノリが違ってたみたいで、ちょっとジェネレーション・ギャップを感じてしまいました。もちろん私は後者のほうなので(しかもこう言うところは初めてなので)実におとなしくにこにこしながら見ていました。(これがサッカーの試合だったらとんでもないけどね。がら悪リーし。)楽しかったですよ。私なりに満喫しました。

 ああ、こんなに冗長なレポート、最後まで読んでいただけるしら。でもこれが私の限界。どうもお付き合いくださいましてありがとうございます。


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