| Topics | PICC lite | LED | Software PWM | PIC12F675 | PIC12F629 | PIC10F200 | PIC10F220 | PIC10F222 |
フルカラーLEDをPWMで点灯させ、赤、青、緑の組み合せで白を含めた色演出を楽しめます。スタックが1段なので関数が1回しか呼べないなど、ベースラインシリーズの制約はありますが、コストパフォーマンスではPIC10F222(pdf)が45円、PIC10F200(pdf)は35円で買える破格のCPUです。（2011/9/9現在）
カソードコモンの場合の接続例
回路図はDIPパッケージとSOT-23パッケージの両方を記載しています。U1かU2のどちらかを選んでLEDを接続します。
抵抗値は秋月電子で扱っているOSRAM社LATB66BのLEDの例です。一般的に、緑と青はVfが大きいので抵抗値は低くなる傾向にあります。赤は少ない電流でも明るく見えるので、少ない電流でも良いと思います。他のLEDを使用する場合は、明るさが均になるように調整し、かつ電流値が定格以内の適当な値の抵抗を使用します。米粒のパッケージとDIPパッケージでは、配線が違いますので注意してください。
ICSPは必要に応じて配線します。ICSPを使用している最中は電池を使わない様にしてください。
| Date | version | Build | Folder | Device | note |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012/4/6 | 1.20 | MPLAB8.84,Hitech PICC Pro lite mode v9.83 /Microchip XC8 v1.00 free mode | C:\picsrc\piccpro\pwmled_10f222 | PIC10F222,PIC10F220,PIC10F200 ※但し10F220， |
新コンパイラ対応 |
| 2011/9/9 | 1.10 | MPLAB IDE v8.76 Hitech PIC C pro9.82 |
C:\picsrc\piccpro\pwmled_10f222 | PIC10F222,PIC10F220,PIC10F200 ※但し10F220， |
カーソードコモン、アノードコモンのフルカラーLEDに対応しています。zipファイルは各デバイスのそれぞれのコモンのHEXが同梱してあります。 PIC10F222のみ、プログラム容量に余裕があるので、7色以外にも白色も点灯します。 プログラムは比較的簡単なので、他のデバイスにも移植が容易にできると思います。 |
| Date | version | Build | Folder | Device | note |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012/4/6 | 1.02 |
MPLAB8.84,Hitech PICC Pro lite mode v9.83 /Microchip XC8 v1.00 free mode | C:\picsrc\piccpro\pwm3led_12f629 | PIC12F675 PIC12F629 |
Hexファイル同梱 |
代表的な電流制限抵抗の設定です。LEDの種別により変更する必要があります。
| A5131A-R/PG/B CATHODE COM 5V | LATBT66 OSRAM ANODE 3V | |
|---|---|---|
| Green | 1: 47Ω〜56Ω | 27〜33Ω |
| Blue | 2: 100Ω | 47〜56Ω |
| Red | 4: 220Ω | 120〜180Ω |
| ソースコード変更 | //#define Anode_common | #define Anode_common |
PICkit2やPICkit3で書き込む場合は、ベースラインデバイスは自動認識しないため、手動で Device Family -> Baselineを選択し、Device
selectで書きこむデバイスを選択します。
電源は、安定した電源を前提にしていますので、MCLRを内部動作として使用していますが、使用条件によってはリセット回路が必要な場合があります。データシートなどでご確認ください。
GP3のプルアップ抵抗は、無くてもICSPが動作でき、通常動作も可能ですが、実装を推奨します。
ビルドする場合のデバイス選定は、MPLAB IDEのConfigureメニューよりSelect deviceを選択してください。
12F629/675用のプログラムは、変更をしなくても、コモン端子の電源をつなぎ替えることで動作します。
但し、最初の点灯色と色の変化順番が変わります。
BGR 001 011 010 110 100 101 001 ※回路図通りに接続した場合
アノード 赤 黄 緑 水 青 紫 赤 繰り返し
カソード 水 青 紫 赤 黄 緑 水 繰り返し
2012/5/28 カソードコモンLEDの例を追加
2012/4/6 旧記事削除、12F675/12F629用のプログラムを一新
2011/9/25 一部加筆
2011/9/9 10F222ペースラインPIC用のフルカラーLED用PWMプログラム公開
2004/5/23 ソースをOSCCAL対応にしました。実行ファイルは、OSCCAL未対応です。
2003/1/3 LED一つの場合と３原色LEDを使った２種類を用意しました。どちらも動作確認済みです。
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