東莞出張


2008年2月に仕事で東莞(トウガン・ドンガン・トンガンと人それぞれ違う言い方なので、どれが正しいか分からないが・・)に急に行く事になった。今までの私の海外旅行は、全部仕事絡みで行く事が多い。天津と続く中国出張となった。
 

日本から香港へ

朝が早いので、前日は成田近郊のホテルで一泊。飛行機で一度香港へ出発。
大体4時間位で香港到着。相乗りバス(ワゴン)で東莞へ。
車中からの香港の景色。
 

香港から東莞へ

香港から広東省の東莞へ行く時、イミグレーションが必要になります。
イギリス領の名残で走行レーンも左側通行
イミグレーション。右に見えるのが中国側ゲート。
中国に入ると、走行レーンは右側に、ハンドルは左ハンドルになります。
東莞へは2時間半位で到着。一応4つ星ホテルとの事です。ホテルの向かい側は娯楽施設との事。
部屋の内部。一人では広すぎる程です。
左:ミニバー 右:テレビと冷蔵庫
左:机 右:スイッチとカードキー(青い部分がタッチスイッチで照光式)
パソコンは、会社規定のセキュリティの関係で作業用とメール用の2台持って行きました。LANケーブルが伸びていて、ネットはすぐつかえます。ただし、日本へのアクセスは前回の天津出張同様に非常に重いので、メールの送受信には苦労させられました。電源は220Vで、タップは中国のタップですが、日本のコンセントも刺せます。
洗面所。ミネラルウォーター2本以外は有料です。タオルセット、シャンプー、そしてスキンがあります。
左上:入り口(広角) 左下:ベッド 右:シャワールームから覗いたベッド。ちなみに、スモークはありますがカーテンがありません。家族で泊まる場合はどうするんでしょうね。
窓から見た郊外。紫外線防止の金色の窓フィルムの影響で、このような金色になってしまっています。
 

食事

中国では、食事で外れは殆どありません。日本では中国からの食品の安全性を問われている昨今ですが、現地の人は食べる事が娯楽というくらい食べるものには拘っています。そして彼らは冷めた料理は食べようとしません。
台湾料理店でのメニュー。味付けはあっさりが多いです。これでも昼ごはんです。
夜は現地の会社の世話役に海鮮料理へ招待してもらいました。
水槽から好きなものを選んで、料理してもらいます。中国系の店では多いスタイルで、ペナン、天津でもこのスタイルでした。
 

休日

日曜日に会社の世話役に海戦博物館へ連れて行ってもらいました。東莞から2時間位車で行った所にあります。
この中は撮影禁止なのでなにも撮れませんでしたが、アヘン戦争歴史や、南京条約の原本が見られたのが大きな収穫でした。
海戦博物館近くからみた虎門大橋。珠江の河口に掛かる中国初の大型つり橋で、主要部分の長さは4.58Km
 

その他色々

左:電柱です。鉄骨製で太いですが、ちょっとさびています。 右:ガソリンスタンドでみた空気入れ。ダキと発音するそうです。
東莞は、南に位置する所なので、暖房は普通つけません。ホテルでも暖房は対応していませんが、私たちが行った時は例年に無い寒波がやってきて最初の1週間は寒くて防寒着を着て仕事をしていました。
仕事場が寒くて、現地の人がオイルヒータを調達してくれました。
温度調節つまみを回した瞬間、鈍い音がして壊れました。設置後1時間の事です。
その後3時間ほどで取り替えましたが、作りがあまりにもどうかというものでした。
白いダイアルの部分は24時間タイマーで、モータで時計が回ってピンでオンオフを10分単位で決めるものです。
しかしながら、これで助かったのも事実です。
私と一緒に現地へ行った人のタバコのストックが切れたので、ホテル近くのタバコ屋で買ったマイルドセブン。
輸出用とバーコードの下に書いてあるのですが、吸っている人曰く、なんか味が違うなといっていました。そのあと、やっぱり変だよとなり、現地の人に聞いたら、「ここらへんのタバコは偽物だよ」との事。
ためしに一本貰ってフィルターを観察。マイルドセブンにある炭素フィルターの影がみえない。
やっぱり偽物!? その真偽はわかりませんが、国産が海外で商品を出すとき、フィルターを海外向けと分けるのでしょうか?
左が現地調達のもの、そして右が正規品(吸い終わり)の物。フィルターが2段になっています。
フィルターの構成が違うのが分かる。愛煙家が海外へ行くときは注意されたし。
北京オリンピックを控え、偽タバコ2億本を処分したというし
2週間ギリギリまで仕事をし終えて、ようやく日本へ帰る目処がたちました。右は中国ディズニーランドの標識ですね。


 



2008/10/3 公開
写真の二次利用を禁じます。(このページのリンクは可能)