blogなるツールがあるらしい。
なんかいろいろ調べてみるとweblogとか日記とかオンラインで更新とかいう面白い単語が出てきた。 以前、FreeBSDルータに仕立てたLibertto60のパーティッションにも少し不満があったので、blogに挑戦するためにも、Libretto60をFreeBSD5.2へとクリーンインストールすることにした。 大きな誤算は、Libertto60のFDDユニットを持っていないこと。これはPCMCIAカードでFDDを接続するという特殊な構造のため、当時高価であったため購入には至らなかった。 なにか使えないかと見回してみると、以前知人から譲り受けたThinkPad600がある。こいつはCD-ROMドライブを内蔵しているので、HDDを取り替えれば上手く動くかな?っということで交換してCDから起動してみるが... BTXってなに?? なんだか、CDからの起動時にブートローダのデフォルト設定では上手く立ち上がらないらしくってリアロケートが云々。 何度か試行錯誤するが、電源をいれた最初の起動は上手くいかず、電源をいれたまま、Ctrl+Alt+Delで再起動させると、すんなりと起動することが分かった。 最初の起動ではCDをうまく認識できないのだろうか...? なんとか起動できたので、当然のことながらカスタムインストールを選択。 満足の行くようパーティッションを切り直しご満悦状態でインストール!!? ...待てよ、確かこのHDDの中身、バックアップ取ってないよな? とかcommitする直前で思い出す。 もう一度HDDを付け替えて、Libretto60から起動すると...案の定貴重なデータが。 皆さんもOS入れ替え、再インストール時にはバックアップ取っておきましょうね。 別の仕事を片付けながらバックアップに約2時間放置。バックアップ完了したらその場でCDに焼き入れをしつつ、HDDを付け替え。 今度はcommitする直前で悩まずにcommit。...あ、別領域のデータ取ってなかった... っと思っても後の祭りなので忘れることにする。 無事インストール完了。 再起動したら速攻でrootにパスワード設定。そのまま自分のユーザアカウントを作成し、su出来るように細工しておく。 PCカード入れても反応がないのでちょっとおかしいなぁと思いつつ、kernelのコンフィグ設定。PCカードはちゃんとoptionsに入っているので問題ないように思うが... ThinkPadでkernelをmakeして約2時間後にできあがったので、入れ替えてみるがPCカードを認識しない。 動かすのはlibretto60なので、こちらでテストした方がよいだろうと思いHDDを交換するも、どうやらPCカードを認識しない。エラーからはカードスロットが無いよというお言葉。 こいつはオールドカードの方だなと思い、設定を入れてmake...あ、このマシン、とっても遅かったはずだが...まぁ、やってみよう、よう、よう... ...まだコンパイルしている... 〜12時間後〜 ...まだか...まだなのか... 〜1[3-8]時間後〜 ...やっと、やっと終わったか。(ああ、目にゴミが...) これでカード認識できなかったら、HDD載せ替えてやろうと思っていたが、無事認識。PCカードのconfigをちょっと変更してIRQの設定を調整したくらいで何とか認識。kernel再調整の危機は回避された。 ここで、そういえばpppoeも動作させなければいけないことを思い出し、natを動かすために、kernelを再び再構築。一部変更だったので、前回ほど時間は掛からなかった。 makeには時間がかかるため、ソースからインストールすることは極力避けてportsのバイナリーパッケージからインストールすることにした。 この段階でまだ、blogツールはなにがいいかな〜っとか考えている。 とりあえず、外せないバイナリーパッケージは、 ・PHP ・mysql or postgresql だなっと確信して、バイナリーからインストールする。 依存関係の絡みでapache1.3.x系もインストールしてしまうが、どうせインストールするし、2.x系はPHPが推奨してないので、これで良いだろう。 DNSも立ち上げなければならないのだか、bindだけはソースからせっせと作る。これだけはサガなのさ。 一通り、インストールして一段落。休憩もかねてblogツールをwebで検索したりする。 #まだ決めてなかったのか?というコメントは不可 いろいろ調べてみて、xoopsが良いかなっという結論に。...blogツールとはかけ離れてしまった瞬間。おそらく、何かを決定的に間違えたのだろう。 さてさてさて、インストールするソフトが決まったところで早速ダウンロードand展開。おや?コンパイル必要なしかい?...なるほど全部PHPで記述されているからかぁ...とか関心しながらapacheでアクセス出来る場所にインストール Netscapeでアクセスし、JavaScript、cookeyをONでxoopsのインストール画面へ到達。 ...あれ?データベースにアクセス出来ませんか? 何ででしょう??? データベースのアクセスに問題がありそうなので、ここでMySQLのマニュアルをよく読むと、 ・ユーザ作成 ・ユーザが使用出来るデータベースの作成とアクセス制御 をしなければならないらしい。 当然ながらMySQLはバイナリからインストールしただけなのでなんにもしていない。MySQLのroot設定すらしてなかったのは危なかった。アクセス制御で救われてはいたが xoops用のユーザとデータベースを作成し、インストールを再開...あれれ? まだデータベースにアクセス出来ませんか? はっはっは、MySQLの操作が未熟ってことだったんだな。grantでデータベースにアクセスする制御を間違えていたのだ。 具体的には特定のユーザから特定のデータベースへのアクセス指定が抜けていた。 xoopsからでもデータベースの作成処理を出来るようになっているらしいが、どうも権限の問題で出来ないらしいから、手動で作成するしかないようです。や、逆にapacheからすべて操作されるのも怖いことですから、これで丁度良いような気がします。 PHPでMySQLを操作しているので、apacheが動いているユーザ権限のみでアクセス出来るデータ領域のみを決定するのが良い方法なんでしょうね。 アクセスできると、無事にインストール作業は完了します。 完了したあとにアクセスしてみるとxoopsのロゴと左にメニューがあり、右の領域にはまったく何も表示されていません。 おそらく、この右の領域にコンテンツを書いていくのだろうと思うのですが、一体どうやったら書くのか、いろいろと探し回ったのですが、よくわからなかったです。 ああ、そうか、モジュールを組み込むのか!! なにを間違えたか、とりあえず、適当なモジュールを落としてきてインストールしようとしたが...デフォルトでモジュールはいっているじゃないか... 灯台もと暗し... また、ブロック編集にて新たに作成したブロックをトップページに持ってきても良いです。ここらへんは管理者の好みによりますね。 もし、使い勝手のよいモジュールと出会えなければ、既にあるものをカスタマイズするか、作ってしまえばよいだけのことですよ。 |